2014年09月30日

農村舞台で鳥肌の飯野八兵衛



一昨日
藤岡飯野の秋葉神社農村舞台で
農村舞台アートプロジェクト秋版の
最後を飾る構成舞台
「義人・飯野八兵衛」が上演された








飯野八兵衛とは

262年前の宝暦2年
挙母藩で起きた「宝暦の世直し騒動」として
今に語り継がれている百姓一揆の首謀者

八兵衛の本名は山本と言ったが
誰いうとなく飯野を代表するひとかどの人物ということで
飯野八兵衛と呼んだように
騒動の発端となったのが
現在の藤岡飯野町

構成舞台「義人・飯野八兵衛」が上演された
秋葉神社はその八兵衛が崇敬したゆかりの神社で
境内は異様な熱気に沸いた

真実に勝るサスペンスはない

篝火に浮かび上がった農村舞台の異空間に
長唄・三味線の至宝「六柳庵やそ」と
パーカッションの異才「MABO雅弥」の
セッションが共振

真実に勝るサスペンスはないというが
次々と明かされる事件の背景と展開に
息をする人もいない

地元の飯野小学校の子どもたち
と群読団も健闘

夢から覚めた境内は
万雷の拍手につつまれた



六柳庵やそさんと
MABO雅弥さんのこと









私が飯野八兵衛の舞台化を決断したのは
六柳庵やそ さんがいたからで
もし「やそ」さんがいなければこの構想は
日の目を見ることはなかった

やそさんとは30年来のお付き合いで
気心は知れているが問題は「やそ」さんの体調で
3年前、「もって3年」と医者に宣告された癌が
この春、五度目の転移

リハビリは嘘はつかないというが
壮絶なリハビリを知っているだけに
一瞬ためらったが心を鬼にしてムリをお願いした

「やそは癌を売り物にしているが
嘘じゃないか、というやつがいる」と笑ったが
目は笑っていない

「かとうさんのおかげで
また少し寿命が延びた…」と
やそさん





プロデューサーで最も重要な仕事のひとつがキャスティング
六柳庵やそさんの次に決めたのが
劇団四季のライオンキングのパーカッションなど
パーカッションの異才、MABO雅弥さん

マーボさんとも30年近くのお付き合で
私なりに理解しているつもりでいたが圧巻!
不明を恥じるしかない


本番前はこんな感じ




練習⇒リハ⇒本番と見事に大化けした軍団の練習





警備を依頼した地元の消防団も到着





舞台から客入りが始まった秋葉神社の境内を見るとこんな感じ
一度舞台に立つと病みつきになるというが
なんとなくよくわかる


全ての関係者に深謝!

六柳庵やそさん
MABO雅弥さん
演出の加藤真人
旧豊田演劇集団の近藤博・宇井克旨・安藤嘉加・山本奈津子
藤岡歌舞伎連、地元の群読団
飯野小学校の子供たち
飯野自治区・まちづくり協議会
八兵衛が眠る林宗寺
舞台をマネージメントした文化振興財団etc
全ての関係者に深謝!

  


Posted by かとうさとる at 20:19 | Comments(0) | 農村舞台

2014年09月30日

乙部の果樹園で梨の出荷が盛り



















ギネスに載ったジャンボ梨は
まだネットの中で成長中



ジャンボ梨は「愛宕」の愛称で
ギネスブックに登録されている
とよたの名産品のひとつ


外出の帰路
ジャンボ梨を生産している
乙部の大澤果樹園に立ち寄ると
家族でネットをかぶせている最中






「何しとるだん」私
「台風がくると落ちちゃうから」と大澤さん
備えあれば憂いなしということか…

学ばないといけないが
キリギリスの私にはできない相談で
苦笑するしかない



デカっ!




写真のジャンボ梨は2010年のコンテストで撮ったもの
生産者は乙部町の梨農家の梅村和也さん

梅村さんはジャンボ梨コンテストでは有名で
ジャンボ梨の平均的な重さは2キロほどだが
梅村さんのジャンボ梨は
3キロを超えるものもあるというから
デカっ!



出荷は
例年どおりであれば
11月10日頃から12月中旬頃まで


  


Posted by かとうさとる at 12:00 | Comments(0) | とよた風土記

2014年09月29日

青い柿の実を居間にいける





身体の中から何かが
すーっと抜けたみたい



秋葉神社農村舞台の飯野八兵衛から一夜あけた
諏訪さんの記念誌の編集で
資料が山積になっていた居間のテーブルも
何事もなかったように片付いた

身体の中から何かが
すーっと抜けたみたい





桃農家の林さんから
「好きなだけ伐っていいよ」といわれている
柿を木を思い出して手折ってきた

青い柿の実が
青臭い自分と重なって泣き笑い

  


Posted by かとうさとる at 23:06 | Comments(0) | 花日記

2014年09月27日

写真が突然動画のように動いいた














諏訪さんの記念誌が校了





諏訪等さんのバレエ人生50年を記した記念誌が
今日の午後校了した

明日から刷りに入って
5(日)が出版記念パーティー

記念誌はパーティ―会場に直接の納品という
綱渡りだが
とにもかくにも手は離れた







記念誌はA4版184ページ
バレエの世界を知らない人でも
諏訪等を知らない人でも
見て、読んで、わくわくするような
編集をしたつもり



で、タイトルに記したことだが


昨夜の深夜
解説が入っていないページの
編集をしているときのこと





こちらは草刈民代が客演した「白鳥の湖」





こちらは「シンデレラ」
バレエを知っている人に納得してもらえる構成と文章で
知らない人にもわかるというのは難儀なものだが
私にとって作品をつくることと同じ

それができなければ
初めから引き受けなければいい 





問題は
このページの編集をしているとき


作品は日本の昔話「浦島伝説」をもとに
現代の大人のメルヘンとして舞台化した
諏訪さんの新作「乙姫伝説」

突然、画像の中のダンサーが動いたから
びっくり!

「ちゃんと書いてネ」というメッセージだと思うが
考えようによっては怖いハナシ


さて
飯野八兵衛の本番まであと2日
明日はリハーサル


今夜は飯野八兵衛の台本チェックで
また徹夜になりそうだが

先ずは風呂に入って
仮眠してから  


Posted by かとうさとる at 01:00 | Comments(0) | らくがき帖

2014年09月23日

花は望月の欠けたるがよし









9月23日
今日の誕生日の花は
彼岸花






   花:彼岸花
   器:高岡鉄器




  


Posted by かとうさとる at 23:35 | Comments(0) | 花日記

2014年09月22日

農村舞台「黒田木人形」小田木公演大盛況
















2014年9月21日(日)
今日の農村舞台


開演前に
小田木人形座準備会の
三番叟人形お披露目









お披露目の前に黒田人形から
人形の扱い方を学ぶ小田木人形座準備会の面々







神主からお祓いを受けて頭を下げる三番叟人形
付け焼刃でもなんとか絵になるもの



境内の杉の巨木をライトアップして
黒田人形の開演





国道153号からも見えたはず



演目は「壺阪霊験記」










新しい三番叟を
八幡さまに報告したあと
みんなで記念写真






終わりよければすべて良し
しかし、これからが大変
  


Posted by かとうさとる at 20:17 | Comments(0) | 農村舞台

2014年09月22日

農村舞台「アート」後期展はじまる











猿投地区

西広瀬町八剱神社農村舞台
中根栄二(彫刻)+中根理(造形
)









小原地区

永太郎町神明神社農村舞台
白水ロコ(木彫)










小原田代町八幡神社農村舞台
物部浩子(書)










旭地区

旭八幡町八幡神社農村舞台
本多晉一郎(彫刻)












加塩町加塩神社農村舞台
新實広記(ガラス
)








会期は28日(日)
時間は最終日を覗き
夜明けから日没まで










  


Posted by かとうさとる at 19:33 | Comments(0) | 農村舞台

2014年09月21日

今日から農村舞台「アート」後期展













今夜は稲武泊まりの予定


頑張れば一度に10箇所のアートを巡って
夜は小田木八幡神社で黒田人形を堪能できるから
今日は農村舞台日和り




私は午後から「アート」の後期展を案内したあと
小田木の黒田人形を見て夜は稲武泊まりの予定



今日の農村舞台

ライブ

国選択重要無形文化財
黒田人形浄瑠璃公演


開演/午後6時開演
会場/小田木八幡神社人形舞台跡地
木戸銭/千円(中学生以下無慮)


     小田木八幡神社人形舞台跡地(稲武地区)



アートは前後期
アーティスト揃い踏み


アート前期展 最終日

加納恒さん(造形)
+加納登茂美さん(小原和紙)




 
     坂上町六所神社農村舞台(松平地区)


中村広子さん(画家・絵本作家)


     阿蔵町須賀神舎農村舞台(下山地区)


鈴木琢磨さん(彫刻)


     怒田沢町諏訪神社農村舞台(足助地区)


五十嵐義郎さん(インスタレーション)


     西樫尾町八幡社農村舞台(足助地区)


とよたアートナウ
明和小学校全校児童がアートにチャレンジ



     明川町熊野神社農村舞台(足助地区)



アート後期展 スタート

中根栄二さん(彫刻)+中根理さん(造形)


     西広瀬町八剱神社農村舞台(猿投地区)


白水ロコさん(木彫)


    永太郎町神明神社農村舞台(小原地区)


物部浩子さん(書)


    小原田代町八幡神社農村舞台(小原地区)


新實広記さん(ガラス)


     加塩町加塩神社農村舞台(旭地区)


本多晋一郎さん(彫刻)


     旭八幡町八幡神社農村舞台









  


Posted by かとうさとる at 09:17 | Comments(0) | 農村舞台

2014年09月20日

9月20日(土)今日の農村舞台アートプロジェクト
















報告

農村舞台アートプロジェクト
「とよたNOW」で放映


9月22日(月)18:30~初回放送
番組は9月28日(日)まで下記の時間で
繰り返し放送します

○ひまわりチャンネル(121ch)
【放送初日】19:30、21:30、23:00
【翌日以降】7:30、9:45、11:00、12:30、14:30
17:,00、18:30、19:30、21:30、23:00
○デジタル(12ch)/デジアナ6ch
【翌日以降】7:00、14:00、18:30


今日の農村舞台

【アート】
前期展⇒開催中
後期展⇒制作中
【ライブ】
黒田人形小田木公演⇒会場設営
構成舞台・飯野八兵衛⇒舞台稽古



本番に向けてみんな真剣!





秋葉神社農村舞台の舞台稽古を取材する
ひまわりネットワーク「とよたNOW」のクルー 





発声練習を1時間ほどしたあと
全員舞台にあがってミーティング





飯野八兵衛を演じる元豊田演劇集団の近藤博さん
今回は今は解散してなくなってしまったが
豊田の演劇の草分け豊田演劇集団の
宇井クン、安ちゃん、山本なっちゃんに助っ人を依頼





飯野小学校の子どもたちを見ていると
子どもは宝ものということがよくわかる
何をしても天真爛漫でキラキラ輝いている


本番は9月28日(日)午後6時開演



  


Posted by かとうさとる at 23:42 | Comments(0) | 農村舞台

2014年09月19日

飯野小学校で農村舞台に出演する六年生が練習













今週の農村舞台は
あとでアップするが
今日は飯野小学校の体育館で
飯野小学校の稽古






   9月19日発行の矢作新報「ぶんかの定点観測」より転載


農村舞台のトリは藤岡飯野町秋葉神社の
構成舞台「義人・飯野八兵衛」

明日の通し稽古を前に
出演する飯野小学校の六年生の
稽古がすすんでいる





   飯野小学校ではこの秋の学芸会で
   同じ「義人・飯野八兵衛」を予定しているため
   みんな真剣



演出も少し心配していたが
「これなら大丈夫」と太鼓判
  


Posted by かとうさとる at 21:18 | Comments(0) | 農村舞台

2014年09月19日

今日は新米のデビュー記念日








ごちそうさまでした


先週の日曜日
農村舞台に出店した
夢農人mamas農園さんのブースで
新米を購入

別に意味はないが
今日は新米のデビュー記念日

さて、何で食べようかと迷ったが
自家製の漬物と
韓国海苔でいただくことにした





ごちそうさまでした  


Posted by かとうさとる at 20:27 | Comments(2) | らくがき帖

2014年09月18日

華道豊展で鶏頭を活ける





真道流のこと


昨夜の続きになるが、愛環いけはな協会の祝賀会で久しぶりに茶華道ニュースの粥川さんに会った。▶「いま真道流はどうなっている?」と私。「私が茶華道ニュースを始めた頃は毎年千人近い出品者かいたが、この頃は数百人に減った」と粥川さん。

ちなみに真道流は文化文政年間に名古屋で誕生した流派で、名古屋人物史にも創流の逸話が記されている名古屋を代表する流派の一つ。明治の中頃には名古屋のいけばな人口の半分を真道流が占めたというから、その流勢が理解いただけるのではないか。

これまで話してなかったが、真道流は私が初めていけばなを習った流派で、現在は離脱したが育ったところは気になるものである。▶昭和以降の代々の家元は学者系で家元とは名ばかり。門人も腕自慢が好きな旦那衆やお寺さんが大半。まあそんな流派だから私が好き勝手やっても誰も文句をいわない。▶それどころか、普通大作席に出品すると出品料が高くなるものだが、会から花材費手当がもらえたから、不思議な流派である(笑)。

こんな時代である。商売っ気のない流派だから心配していたが、みんなどうしているのかな。



余談に逸れたが
華道豊展のいけ込みが終わった






  花材:鶏頭と藁
  器:鉄角水盤


中期展は9月20日まで
会場は松坂屋豊田店8階

  


Posted by かとうさとる at 23:31 | Comments(0) | いけばなから

2014年09月18日

松坂屋豊田店で愛環いけばな協会・華道豊展













愛環いけばな協会が設立15周年

愛環いけばな協会は愛知万博を
いけばなでおもてなしをしようと
愛知環状鉄道の沿線四市
岡崎、豊田、瀬戸、春日井の華道連盟が
設立したユニークないけばな協議会で
15周年をむかえた




どこの都道府県でも同じ県内なのに
目に見えない○○気質という壁があるが
尾張と三河も壁があって
普段交流することはほとんどない




   県知事と4市の市長・議長・教育長が全員出席した昨夜の祝賀会


そんな尾張と三河か一緒になったものだから
当初は万博が終われば解散すると思われていたが
15年過ぎたから協会も万事塞翁が馬で
なんとかなるものらしい


こちらはポスターで見る歩み




両方とも設立に関わったため
いろんな意味で反省はあるが継続は力なりを実感


こちらは目についた作品を
簡単にピックアップ




愛環いけばな協会理事長の鈴木真幸登さん





華道連盟の野畑光風さん





瀬戸いけばな協会の柴田堂風さん





岡崎華道連盟の原田晃帆さん





春日井華道連盟協会の伊藤加代子さん





豊田華道連盟の高田静崩さん




花展は22日まで
会場は松坂屋豊田店8階

明日から中期展で
今夜がいけ込み

私も出品を予定しているが
何も準備していない
さてどうしよう


  


Posted by かとうさとる at 11:24 | Comments(0) | いけばなから

2014年09月15日

今夜の農村舞台「ライブ」は







藍川由美さんの「古代の響き」


藍川由美さんは
1985年/ニューヨークカーネギーホールにおける歌唱で
国際的に高く評価される
1987年/『山田耕作歌曲の楽譜に関する研究』で学術博士号取得
1932年/『藍川由美リサイタル理田至』の成果により
文化庁芸術賞祭り受賞
2007年より/元宮内庁式部職楽部主席楽長
岩波滋に古代歌謡と和琴を師事
2010年/明治選定譜「催馬楽和琴譜」を全世界発音

タイトルの「古代の響き」は
2017年より藍川さんがライフワークとしている
日本最古の楽器、和琴(わごん)の奥深い世界を
古曲にのせて詠い響かせるもの

その藍川由美さんが
農村舞台に登場するから
こんなチャンスを見逃したら
もったいない





昨日、コンサートホールと文化振興財団の職員と3人で
藍川さんを農村舞台に案内したが
突然、産土の神にご挨拶したいと和琴をとりだした(写真)

知らない人がこんな場面を見たら
キャーッと言って卒倒するかもしれないが
神々と交信するようなメロディーと和琴の響きは
古代のグレゴリオ聖歌のようで
不思議な体験をさせていただいた


素顔はリベラルな古代人(?)で
フレンドリー





こんな写真をアップするとなんかカルトのようと
敬遠する人もいるかも知らないが
素顔はリベラルな古代人(?)でフレンドリー

エピソードを紹介すると(バラしていいのかな)
昨日、足助の鳥屋さんで昼食をしているときのこと

「藍川さんのブログを見たが若い時の写真が載っていて
美人でびくりした」とコンサートホールの担当者

「あら、言うわね
昔はお嬢さんしてたから」と藍川さんも大笑い


会場は↓




市指定有形民俗文化財
豊田市中金町岩倉神社農村舞台


時間は↓
■9月15日(祝日)午後6時開演
■入場は木戸銭1000円(中学生以下無料)
問合せは↓
■公益財団法人豊田市文化振興財団て
☎0565-31-8804


  


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2014年09月14日

今日から農村舞台「アート」前期展







後日あらためて
完成作品をアップするが
みんな新鮮でお薦め!







こちらは怒田沢町諏訪神社(足助地区)で制作中の鈴木琢磨さん
信貴山の国宝「鳥獣戯画」はカエルが主役だが
鈴木さんは「ネコ」を役者に見立てて
何かするというから愉しみ







こちらは西樫尾町八幡社(足助地区)で制作中の五十嵐義郎さん
農村舞台と正面の社殿と背後の杜の空間をインスタレーションで
響かせようというスケール感のあるプラン
これまでの農村舞台になかった展開で完成が楽しみ








こちらは中村広子さんが予定して稲阿蔵町須賀神社(下山地区)
戸板が閉まっていたため開けると下山の民話ワンダーランド
やったね中村さん!







こちらは坂上町六所神社(松平地区)で
制作中の加納恒さんと登茂美さん


地元の小学生も参加!









こちらは明川町熊野神社農村舞台
近づいてみると粘土で作った天狗のお面がずらり

まだ仮置きで明日みんなで展示するそうだが
作ったのは明和小学校の児童
乾かしてテラコッタにでもするのかな


お目当ての農村舞台に近づくと
こんな矢印が設置されているため
見落としのないように










前期展の会期は9月21日(日)まで
問合せは豊田市文化振興財団
☎0565-31-8804






  


Posted by かとうさとる at 08:19 | Comments(0) | 農村舞台

2014年09月14日

芸人集団「海援隊」が農村舞台に出演















深見の磯崎神社に急げ!


9月14日(日)
今日の農農村舞台アートプロジェクト
「ライブ」は深見町磯崎神社





深見の磯崎神社といえば
農村舞台で初のオペラ
「蝶々夫人ファンタジー」を上演するなど
農村舞台アートプロジェクトのメイン会場の一つ

農村舞台で今日は楽しい村祭り

前のブログでも記したように
鎌倉初期から室町末期にかけて
磯崎神社のある深見郷は「市場」があったところ

市の立つ日には賑わいを求めて
旅芸人の一座もやってきたのではないか

そんな集落の歴史に想を得て
「市」たった日の深見郷の賑わいを
今風に再現して楽しんじゃおうというのが
今回の狙い

芸人集団「海援隊」も出演




  朝日新聞に掲載された記事より転載

芸人集団「海援隊」は
大須演芸場の復活を目指して出前高座を重ねている
地元東海地区を中心に活躍する寄席芸人の集団
今回は落語のほか江戸曲独楽の演芸も予定
地元からも出演
和太鼓グループとして活躍する「天太鼓舞夢一座」
民謡の会主として活躍する西守芳泉さんの津軽三味線
沖縄民謡の港川繁さん
の3組の実力者が農村舞台を盛り上げます

夢農人とよたの
「屋台」のバザールもあるよ!


■もものみせ(TAKファーム)
「おもち」
幻の米「古代米の緑米(もち米)」100%手づくり杵つき餅。
「もちもち」なのに歯切れがいいというから不思議。
■水耕房いなぶ
「高原コーチン入りフランクフルト」
農薬や化学肥料を使わず
有機肥料のみ゛安心・安全な発芽にんにくの香りが
肉の味を際立たせる「うま味」が特徴。
■ながた農園
「いちごスムージー」
丹精こめて栽培した「ながた農園」の
あまーいイチゴ使ったスムージー
(氷のように冷たくて濃度のあるシャーベットの食感に近い飲み物)
■mama's農園
「春じぃのポン菓子」
味付けも色々、食べ方もいろいろな懐かしいポン菓子
「春じぃ」がmama's農園で作ったお米や豆をポン菓子に!
■宮澤養鶏園
「金の卵」
特殊な肥料製造方法、良質な地下水、肥料―カー勤務で得た
経験と知識を結集して作り上げた
昔ながらのコクと甘みのある美味しいタマゴ。
■大橋園芸
「このまち焼きそば」
豊田市産の小麦麺に三州豚と金の卵がのった贅沢焼きそば
とよたご当地グルメを制した夢農人が贈るスペシャルメニュー!
■Earth as Mother
「新鮮野菜」
種子にこだわった循環型自然農法
無農薬、無化学肥料を基本にした、微生物物資材を使い
安心安全、食べて元気になる美味しい新鮮野菜!

ちんどん屋も出るよ!
全日本チンドンコンクールで優秀賞を受賞した
ちんどん屋「嵐」が境内を練り歩きます。


日時は↓

■夢農人のバザール&ちんどん屋
 午前10時から午後3時まで(夜店になって延長もあり)

■農村舞台アートプロジェクト「ライブ」
 開演⇒午後6時
 入場⇒木戸銭1000円(中学生以下無料)

問合せは↓

■豊田市文化振興財団
 ☎0565-31-8804
  


Posted by かとうさとる at 02:34 | Comments(0) | 農村舞台

2014年09月13日

農村舞台に夢農人が参加する理由











農村舞台アートプロジェクト
9月14日(日)のライブは
深見町磯崎神社

農村舞台で今日は楽しい村祭り





深見町磯崎神社と言えば

全国初の農村舞台でオペラを上演したり
和洋の音楽バトルをやったり
昨年は暴風雨て屋内に変更したが
カントリーミュージックをしたりと
農村舞台アートプロジェクトのメイン舞台の一つ

今回はその磯崎神社農村舞台に
農家のビジネスチャンスの扉をひらいたと話題の
農業グループ「夢農人」が参加する


で、夢農人は何をするの?

新鮮な農産物の産直に
決まってるじゃないですか!



農人が参加する理由

ヒントは深見の歴史に由来


物流の発達が地域を豊かにするのは自明の理で
豊田市に最初の経済的繁栄をもたらしたのは
鎌倉初期から室町末期までの約250年間
この地方を治めた中条氏

   (注釈)
   中条氏は室町幕府の評定衆の一人
   現在で言えば室町内閣の閣僚のようなもの

   矢作川の水運を開発し
   経済的繁栄をもたらすと同時に
   学芸を奨励し京都の五山に列する
   長興寺(国宝信長像で有名)を開創するなど
   この地域の礎を築いた文人領主



その中条氏が拓いたのが
矢作川の水運


土場(どば)と呼ばれた
矢作川の川湊で荷揚げされた品々は
衣城下を潤し
五日市、六日市など定期的に立った「市場」をとおして
猿投、藤岡、小原、足助をはじめ
遠くは信州から東濃地方にも運ばれて行った




  豊田市の中心市街地から
  小原方面に向かう国道419号線
  左が教安院、正面は深見細田の信号
  深見町磯崎神社農村舞台は信号を左折


そんな市場の一つが猿投神社の東の鬼門
深見郷(現在の深見町)の市場で
市が立ったのは市中心部から小原に向かう
国道419号線の深見細田の信号の手前
教安院のあたり

現在も深見町「市場」の地名が残っているのは
中世の市場の名残りで地名は大事

前置きが長くなってしまったが
今回の深見は
そんな集落の由来にならって
農産物のバザールと芸能を一緒にして
農村舞台を悪所にして遊んじゃおうというもの


詳しくは次のブログで

















  


Posted by かとうさとる at 20:48 | Comments(0) | 農村舞台

2014年09月13日

それでも林檎の木を植え続けるしかない









二重の衝撃


私も同人として参画している「Fの会」の大塚理司さんのブログに
越後妻有2014夏の出来事が載っていた。

車で走ってもアップダウンで大変な里山を走る
「ツールド妻有2014」(自転車のロードレース)に参加して
100キロ近いコースを完走したというから
呆れてものが言えない。

その足で「大地の芸術祭の里」の拠点施設の一つ
十日町の「キナーレ」(里山現代美術館)と松代の「農舞台」に
立ち寄った感想を記している。

衝撃だったはアップされた作品で
どの作品もみんな生命感が満ち満ちていて
アートがこんにも眩しいとは…。

同時に観客席にいる今の自分の現実を
知らされたようで二重の衝撃。


それでも
林檎の木を植え続けるしかない






   花/ヒガンバナ、オギ
   陶/古常滑
   場/寺部八幡宮拝殿
   花かとうさとる作品集より
  


Posted by かとうさとる at 00:16 | Comments(0) | いけばなから

2014年09月09日

白いコスモス





白いコスモスを
ひと花挿してお茶の時間



昨日、今日と
飯野の秋葉神社で上演を予定している
「飯野八兵衛」の地元出演者の打ち合わせ

地元出演者の一人で
藤岡歌舞伎の太田さんの庭先に
コスモスが咲いているのを見つけて
ひと花手土産にいただいた





   花:コスモス
   器:黒陶器
   場:自宅居間




  


Posted by かとうさとる at 21:44 | Comments(0) | 花日記

2014年09月08日

農村舞台 今夜は飯野八兵衛の地元出演者説明会











近頃、仕事をしている途中で
ウトウトしてしまうことが増えた



バレエの諏訪さんの
バレエ人生50年の記念誌の編集に
悪戦苦闘していることは
このブログでも度々酒の肴にしたとおりだが
近頃、仕事をしている途中で
ウトウトしてしまうことが増えた

よく考えたら
自分のトシを忘れていた


今夜(7日)は同時進行の
構成舞台「飯野八兵衛」の
地元出演者の全体説明会





飯野の秋葉神社で予定している構成舞台「飯野八兵衛」は
宝暦2年、挙母藩を震撼された
農民一揆「飯野八兵衛」事件を題材に舞台化するもの

物語の骨格は邦楽界の至宝
三味線長唄の六柳庵やそさんが語り
パーカッションの異才
マーボ雅弥さんのパーカッションが加わるから
何の心配もしていないが
合唱のない第九のようなもので
それだけでは面白くない


彼らが元気よく読めば
成功間違いなし!
頼んだゾ!



そこで考えたのが地元の有志による
合唱団ならぬ群群団の出演で
下の写真はその説明会に集まった出演者




一揆事件の説明は省くが
飯野八兵衛は飯野村(現在の藤岡飯野町)の庄家に生まれ
飯野村を代表するひとかどの人物ということで
誰言うとなく飯野八兵衛と呼んだが
本名は山本八兵衛

現在でも地元の飯野では村を救った恩人ということで
毎年春、慰霊祭を行っているように
八兵衛の舞台化は地元にとって長年の夢の一つになっていた

そんなわけで説明会も用意した台本が足りなくなる盛況で
嬉しい悲鳴







物語は現代の飯野村の小学生が
八兵衛について学んでいる場面から
事件の起きた宝暦年間にタイムスリップ

写真は出演を予定している飯野小学校の六年生
彼らが元気よく読めば成功間違いなし!(頼んだゾ)



さて今から夜なべだが
身体がもつか心配







仕事部屋(写真上)が手狭になってきたため
諏訪さんの資料を居間(写真下)に移動

ラジオ深夜便を聞きながら
ぼちぼちやるとするか…  


Posted by かとうさとる at 01:37 | Comments(0) | 農村舞台