2018年04月24日
ふじの回廊が見頃
ふじの名勝として知られる
藤岡地区の「ふじの回廊」が見頃を迎えた
例年だと4月下旬から
5月上旬にかけて見頃となるが
今年は既に満開


山笑う若葉の木々とふじの彩りが
鮮やかなふじの回廊
運がよければ
繁殖のため山に戻った
ウグイスの鳴き声も


御作小学校を修景するふじの回廊
こんな小学校で学ぶ生徒はいいよね
こちらは↓
ふじの回廊のパフレット


公共施設で配布しているためどうぞ
ふじの回廊までのアクセスは
御作小学校を目印に
2018年04月20日
散り際も見事 百花の王
賄い花は感謝から

いただいた牡丹を古伊万里の大皿にお供え
料理人が自分たちの食事のために
ありあわせの材料でつくる料理を
賄い料理とよんでいる
もちろん
賄い花は私の造語だが意味は同じ
ありあわせの花材で
日常的に花と戯れることを表したもの
ふれなばおちん百花の王

居間の絵を代えて百花の王に敬意を
散り際も見事百花の王

吉川正道さんの青磁で手向けの儀式
ありあわせの花材で
花と戯れる平凡な日常が
賄い花という言葉を与えることで
華やいで思えるから
言葉は大事
2018年04月10日
前華道連盟理事長の鈴木真幸登さんが「桜」で個展
散る桜残る桜も散る桜
前豊田市華道連盟理事長で
豊田文化団体協議会会長を務める
鈴木真幸登さんから
嬉しい桜の便りが届いた


桜をいける鈴木真幸登さん(2009年)
と言ってもお花見の誘いではない
平成29年度豊田文化功労賞受賞と
古稀を記念した個展「桜をいける」の
案内である

寺本みずほさんのライブパフォーマンスも(2014年)
桜といえば
寛永年間に活躍した
二代目池坊専好の「桜一式」が有名だが
鈴木真幸登さんは
平成最後の「桜一式」を目指すというから
さすが華道連盟発足以来の同志である
鈴木さんの心意気と覚悟に
万雷の拍手を贈りたい
会期と会場はこちら↓


是非お出かけを
2018年04月05日
大割烹だるまで山笑う
春の野山の草木が一斉に若葉を吹く
情景を「山笑う」というが
一昨日大割烹だるまに
旬の草木花をいけたあと
居合わせたみんなで祝宴


(使用した草木花)
山躑躅、梨、コナラ、連翹、松
棕櫚ほか
2018年04月02日
猿投の郷で桃と梨の花が一斉に開花
豊田市はトヨタの本社があることから
近代的な産業都市をイメージする人もいるが
面積で県内最大
その内の約7割が三河山地の中山間地という
豊かな自然に恵まれた
奇跡のような産業都市です
農産物の出荷額も県内有数
中でも果樹栽培はみなブランド品レベルで
お薦めは桃と梨



いま猿投山南山麓一帯は
その桃と梨のグラデーションで
桃源郷に迷い込んだみたい
2018年04月01日
豊田市美術館の思い川桜が見頃
三日見ぬまの桜というが
今年の桜は咲くのも早かったが
散るのはさらに増して早い
例年であれば10日頃が見頃の
豊田市美術館の「思い川桜」が既に満開
話題の企画展「ビルディング・ロマンス」
リニューアルで休館中の愛知県美術館の
コレクションとコラボが話題の
「コレクション展」もお薦め
一度で二度美味しいこの機会に
是非お出かけを



思い川桜は
栃木県小山市の修道院にあった
十月桜から生まれた
エドヒガン種の園芸品種

名の由来は小山市内を流れる
渡良瀬川水系の思い川にちなんで
名づけられたそうだが
半八重咲の淡い紅色が美しい
思い川桜を近場でまとまって見れるのは
豊田市美術館のみ
散る桜残る桜も散る桜


急げばまだ間に合う
彫刻テラスのエドヒガン群