2021年09月04日
農村舞台アートプロジェクト2021まもなく開幕

農村舞台アートプロジェクトは
度々記しているように、市内東部から北部の中山間地に展開する国内有数の農村舞台群を地域の文化資源として活用するアートイベントとして2010年にスタート。
農村舞台の空間に清新なアーティストが個展形式で挑む「アート」、農村歌舞伎や人形浄瑠璃、オペラや舞踏など多彩な舞台芸術で挑む「ライブ」の両輪で構成。

こうした取り組みを通して、江戸時代半ばに稲武地区の小田木町に伝えられ、明治のはじめに途絶えた小田木人形座の復活に向けた取り組みがスタート。また足助地区の怒田沢町諏訪神社農村舞台寶榮座を活用して、地域を再生する「農村舞台寶榮座協議会」の活動が本格化するなど、地域創生型のアートイベントに発展。
文化庁も下見に来豊するなど、地域に根差したアートイベントのロールモデルとしても注目を集め、現在に至っています。
本年度は
豊田市で初めて開催される「豐田国際紙フォーラム」のパートナーシップ事業として「紙」の表現をテーマに、和紙のふるさと小原地区の農村舞台に4組のアーティストがスタンバイ。
■会期≠9月14日(火)〜25日(土)
■時間≠日の出から日没まで
農村舞台とアーティスト
■永太郎町神明神社農村舞台
小原和紙unit
かのうともみひさし(豊田市)
■小原田代町八幡神社農村舞台
現代美術 坂田純(横浜市)
■小原町賀茂原神社農村舞台
建築士・美術家 青木崇(大阪府)
■大坂町熊野神社農村舞台
デザイナー 河合進(大阪府)


アーティスト情報
■小原和紙unitかのうともみひさしさんは、手漉き和紙のプロ。何でも気軽にお話してください。▶コロナ下のためPRは控えているが、会期中「舞」のライブを密かに企てているため、運がよければ(笑)。
■紙のインスタレーション作家として活躍する坂田純さんは、9月7日~9日に公開制作を予定。▶猫の手も借りたいとのことです。ボランティアで恐縮ですが、見ているだけでも可とのことで、興味のある方は、コメントで‼▶坂田さんは豊田国際紙フォーラム「和紙の遺伝子展」にもバナナで漉いた紙の作品を予定。
■青木崇さんが入る賀茂原神社は小原地区最大規模の歌舞伎舞台。▶下見でプラン変更したとのことで、現時点では情報が入っていないが、青木崇さんの本業は建築家で仕上げの美しさは折り紙付き。▶キップのいい大阪のお兄ちゃん(笑)で、お会いしたら是非お話を‼
■河合進さんのプランは灯台下暗し。この手があったのかと目から鱗‼。既に地元の人たちもモデルとして協力。ネタバレになるため説明は省くが必見‼
問合せは
公益財団法人豊田市文化振興財団
☎0565-31-8804
Posted by かとうさとる at 04:04 | Comments(0) | 農村舞台