2012年05月29日

渋谷ヒカリエで大地の芸術祭の直前展&連続トーク






大地の芸術祭の
カウントダウンはじまる



三年に一度のアートの大祭
大地の芸術祭「越後妻有アートトリエンナーレ2012」の開幕まで2ヶ月

この大地の芸術祭のカウントダウンイベント
「開幕直前展&連続トーク」がオープンしたばかりの高層複合施設
「渋谷ヒカリエ」で計画されている

第一線で活躍するアーティストやクリエイタ―が12日間連続で
入れ替わり立ち替わり「私の越後妻有」を語りつくすという
ケタ外れな企画でさすが大地の芸術祭!!

連続トークは全部で15のプログラムからなり
いけばなも「いけばなの可能性」と「現代いけばなの現在」の
二つのプログラムが予定されている

同じ国際展でも海外の高い買い物ばかりしている
愛知トリエンナーレとは大違い






まあ愛知トリエンナーレはどうでもいいが
問題は私も関わっている連続トーク「現代いけばなの現在」だ

下田尚利先生が体調不良で登壇できなくなったため
大地の芸術祭とコーディネーターの三頭谷鷹史さんが協議し
急遽、私かとうと大塚理司さんがピンチヒッターとして
登壇することに決まった

プロ野球で言えば大スターの四番バッターが突然休場したようなもので
誰が代打に出ても「カネ返せ!」とブーイングが出るのは必至

さすがの私もはじめは固辞したがこれはポーズで
ほとんど二つ返事でOKを出してしまった
「初期の作品と代表作品を5点ほど用意してほしい」とのことで
機は熟したと判断したからで迷いはない





連続トーク

■会期⇒2012年6月13日(水)~24日(日)12日間15プログラム
 
■場所⇒渋谷ヒカリエ8階 8/COURT

■料金⇒一般1,000円/高校・専門・大学生500円

大地の芸術祭鑑賞パスポートを持っている方は1回のみ無料



連続トーク
いけばなの可能性


■日時⇒2012年6月14日(木)14:00~15:30

■登段者⇒小原宏貴(小原流家元)×北川フラム(大地の芸術祭総合ディレクター)



連続トーク
現代いけばなの現在


■日時⇒2012年6月17日(日)14:00~15:30

■登段者⇒大塚理司(Fの会)×かとうさとる(Fの会)

×早川尚洞(Fの会)×北川フラム(大地の芸術祭総合ディレクター)

司会⇒三頭谷鷹史(美術評論家)


(問合せ)

大地の芸術祭実行委員会東京事務局

[email protected] 

FAX03-3476-4874 

www.echigo-taumari.jp





  


Posted by かとうさとる at 23:32 | Comments(0) | 越後妻有2012

2012年05月24日

鈴木正三顕彰会記念講演会「正三から見た現代」












豊田市鈴木正三顕彰会が30周年


作家の山本七平は、江戸時代初期に活躍した仏教思想家鈴木正三について「正三は日本の近代化による世界への影響を通して世界に最も影響を与えた日本人の一人ということができる」と述べている。

昭和50年、この郷土の偉人鈴木正三を顕彰する運動が正三の生地の旧足助町で、故鈴木茂夫氏、高橋秀豪氏、柴田豊氏を中心に起きた。

豊田市鈴木正三顕彰会は、こうした正三の顕彰運動を広く市民運動とするため昭和58年に設立。以来、「正三七部の書」の復刻出版、正三ゆかりの天草市との交流など鈴木正三の顕彰・研究活動を重ね、本年度設立30周年を迎えた。





チラシの記念講演会「正三から見た現代」は、豊田市鈴木正三顕彰会がこの30周年記念行事として「甦る自由の思想家鈴木正三」の著者で、「NHKジャーナル」など数多くの報道番組を担当した元NHK国際局チーフ・ディレクターの森和朗氏を招いて開催するもの。


義と理を正し、心を自由にして
世界の用にたてる


生きるためには「毒を食らわば皿までも」と
思考停止した経済至上社会を諫める叡智はないのか!





アニメとよた人物記シリーズ「鈴木正三物語」と恩真寺の合成写真


「義と理を正し、心を自由にして世界の用にたてる」と
その生涯を通して唱導した郷土の偉人鈴木正三をテキストに
国際派ジャーナリストの森和朗氏が何を語るのか!
地元にいてこのチャンスを聞き逃す手はない


記念講演会の案内





正三が座禅の修業をしたと伝えらている座禅石(恩真寺参道脇)


■講師⇒森和朗(元NHK国際局チーフ・ディレクター)

■期日⇒6月24日(日) 

正三忌・鈴木正三顕彰会30周年記念総会 10時開始

鈴木正三顕彰会30周年記念講演会「正三から見た現代」11時開演 

■場所⇒鈴木正三開基「恩真寺」(市内山中町)

■参加⇒自由

■問合せ⇒那須邦子(顕彰会事務局)☎090-8672-9896


追記
 
●恩真寺は公共交通機関がないため、県外の方で参加を希望される方は私(かとう)迄メール(このブログで可)で氏名、連絡先をお知らせください。名鉄豊田新線「梅坪駅」から相乗りの送迎を検討します。

●当日は会場受付で「甦る自由の思想家鈴木正三」、「正三七部の書」復刻版ほか、正三の書籍を販売します。希望者は受付で申し出ください。


鈴木正三入門お薦め選書





「甦る自由の思想家鈴木正三」は、著者の経歴が示すように、茶の間でNHKジャーナルを聞いているように簡潔で、正三を知っている人にはより深く、正三を初めての方にはわかりやすく、今日的自由の問題を問い直す好著。(鳥影社刊、定価本体1800円+税)






「鈴木正三現代に生きる勤勉の精神」は、「鈴木正三全集」を著すなど全国の正三研究者の精神的支柱として活躍する神谷満雄先生が普及版として著したもので、巻末の正三の略年譜、参考文献の正三研究者の裾野の広さは目から鱗。「甦る自由の思想家鈴木正三」とセットでお薦め。(PHP文庫762円+税)



  


Posted by かとうさとる at 03:36 | Comments(0) | とよたの文化

2012年05月20日

小堤西池のカキツバタ群落が見頃







小堤西池の水面を揺らす落日




小堤西池の
カキツバタ群落へご案内







昭和13年に国の天然記念物に指定された
「小堤西池のカキツバタ群落」は
日本三大カキツバタの自生地の一つ

カキツバタ群落散歩道の看板が目印で
ここから小堤西池まで徒歩で約10分











カキツバタは
「かきつばた衣に摺りつけ丈夫のきそひ猟する月は来にけり」と
万葉集にも詠まれているように
衣などを染める「カキツケバナ」からつけられたもの



そう言えば、伊勢物語でカキツバタの五文字を上の句に詠んだ
 
  唐衣
  きつつなれにし
  妻しあれば
  はるばるきぬる
  旅をしぞおもう

の「唐衣」の想もこのカキツケバナがあったとすると
また見え方が違って楽しい
















カキツバタが最も似合うのは雨の情景で
もしその日が雨ならあなたは最高の幸せものです

    宵々の雨に音なし杜若(蕪村)



豊田市から
小堤西池へ行くには


県道名古屋岡崎線を名古屋方面に向かい
トヨタ自動車高岡工場の北角の信号を左折
約10分ほどで洲原公園(洲原池)に到着

駐車場は洲原公園第二駐車場が臨時駐車場になっているため
フリーパーキング

無料の連絡バスも出ているようなので
詳しくは刈谷市教育委員会文化振興課
☎0566-62-1037で問合せを








 


  


Posted by かとうさとる at 01:26 | Comments(0) | らくがき帖

2012年05月17日

百善土場今むかし 











カキツバタと言えば伊勢物語に描かれた三河八橋が有名だが
私が生れ育った土橋は


     唐衣きつつなれにし妻しあれば
         はるばるきぬる旅をしぞおもう


と詠まれた八橋を流れる逢妻男川の最上流部にあたり
田に水を張る頃はカキツバタの群落が
いたるところで見られた

いまは工場地帯のど真ん中で夢のまた夢になってしまったが
過日、百善土場にカキツバタが咲いていたのをふと想い出して
クルマを停めた




夏草や兵(筏師)どもが夢のあと









百善土場(どうぜんどば)の名の由来は江戸時代から続く
百々町の材木問屋今井家が代々善六を名乗ったことから
百々町の「百」と善六の「善」からつけられたもので
写真の石造りのアーチは矢作川と貯木場をつなぐ水門








平戸橋の越戸ダムができる昭和のはじめ頃まで
矢作川上流で伐採された木材は、時瀬(旧旭町)や小渡(同)
百月(旧小原村)月原(旧足助町)の筏土場で筏に組まれ
矢作川を下り百善土場に集められた
写真は大正11年旧旭町の時瀬を下る筏
(目で見る豊田・加茂の百年より転載)








百善土場の貯木場に集められた木材は
再び筏に組み直され河口の平坂(西尾)や
遠くは知多半島まで運ばれた
写真は大正7年頃の百善土場の賑わい
(目で見る豊田・加茂の百年より転載)

(注釈)
二枚目の写真は同じ角度から撮ったもの
下の写真は左上の搬入路の現在








夏草や兵(筏師)どもが夢のあと  


Posted by かとうさとる at 01:35 | Comments(1) | とよた風土記

2012年05月17日

また一つ日本の伝統産業の灯が消える








歳も考えずに無茶な生活スタイルをしていれば
当たり前と言えば当たり前だが
ここ数日、身体の芯の疲れがとれない

この夏は大地の芸術祭と農村舞台が重なり
作品の準備はもとより行ったり来たりと
かなりハードになりそうだが身体(健康)があってのものだねで
用心しないと大変

余談に逸れたが
今日は常滑の秘色焼きが工場を閉めるという話を聞いて
常滑に車を走らせた







        秘色焼きで買い求めた大水盤
        今秋の華道豊展でお披露目するつもりだが
        さて、どんな花を活けようかな(楽しみ)



秘色焼きは花器生産の国内最大手の工場で
「体力のある間に閉鎖したい」というオーナーの意志とのことだが
難しい時代になったもの

以前「セラモール」のウィンドーに展示してあった
丸い大水盤が気になって「あれば」と私
倉庫の奥から「あった!」と探し出してくれたが
廉価で一級品を生産する良質な工場がなくなるということは
日本の伝統産業の灯が消えることで残念
  


Posted by かとうさとる at 00:15 | Comments(0) | いけばなから

2012年05月14日

キーボードで魂の歌姫 イ・ジョンミがライブ






私の周りはヘンな奴ばっか!


こんなことを言うと「さとるさんが一番ヘンだよ」と
返ってきそうだが、私の周りはヘンな奴ばっか!

過日、義兄が危篤で病院にかけつけたとき
そんなヘンな一人の塚本晴信さんから
「今いい?」と電話
危篤の病人の枕元でいいわけないのに
「いいよ、なんだん」と私
「今度イ・ジョンミやるで頼むよ」と塚本さん




で、頂いたのがこのチラシ






チラシを見てもわかるように
塚本さんは結構優秀な?デザイナーだが
食えないからと工場の守衛さんをしているヘンなオジサン

そのオジサンがおっかけをしているのが
イ・ジョンミで、全国どこでも行って仕切っているというから
アタマがおかしい

アタマがおかしいと笑ったが
ストーリーテリングで初めてイ・ジョンミを聴いたとき
身体が震えたからただごとではない
塚本さんが嵌まる気持ちが分からないでもない




もし、イ・ジョンミが
アメージングボイスに出演したらどうか







イ・ジョンミの歌を聞いた人は
誰もが生まれ育った国やふる里のこと
大切にしたい人たちのことを
思い浮かべて涙するはず

と、ここまで書いていて
私は大事なことを見落としていたことに気がついた
二宮咲子さんに匹敵する農村舞台で歌える歌い手を探していたが
イ・ジョンミがいた
こういうのを灯台もと暗しというのかも



ライブは日本を代表する
ジャスピアニスト板橋文夫との
セッションという贅沢さ


■日時⇒6月14日(木)開場18:30/開演19:30

■料金⇒前売3,500円/当日4,000円

■会場⇒JAZZROOM KEYBOARD

■主催・問合せ⇒篝火の会/ツカモト080-5123-2445

チケットを希望される方は私かとうでも用意できます





こちらがJAZZROOM KEYBOARD







こちらがマップ
豊田市駅から徒歩で約10分  


Posted by かとうさとる at 00:49 | Comments(1) | らくがき帖

2012年05月13日

大地の芸術祭「蓬平いけばなの家」の概要決まる
















「蓬平いけばなの家」とは






「蓬平いけばなの家」は
大地の芸術祭の「空き家プロジェクト」の一つで
ほくほく線「松代駅」から車で10分ほどのところにある
山間の谷間にひっそりとたたずむ蓬平集落の空き家を
いけばなで再生するプロジェクト

出品するのは
東京を中心に活動をする現代いけばなグループ「Fの会」で
私は秘かにシーラカンス集団と呼んでいるが
絶滅危惧種になった現代いけばなの最後の砦で責任は重大

写真は前回、尾越健一さんが芝峠温泉付近から撮影した
蓬平集落の遠景で中央に白く見えるのが「いけばなの家」の幟







こちらは芝峠温泉から見た越後妻有
こんな里山にボルタンスキーやカバコフなど
世界のトップアーティストの作品が点在しているから
大地の芸術祭というのは不思議




5月10日(木)
この「蓬平いけばなの家」の詳細を決める
「Fの会」のロケハンに参加






家から越後妻有まで約380キロ
所要時間約5時間半とかなりハード
写真は中央道のビュースポット駒ケ根SAより眺めた駒ケ岳







豊田から約5時間
天下の薬湯「松之山温泉」で足湯に浸かったあと
美人林で小休止


 





根雪の残る棚田を横目に見ながら待ち合せの
ほくほく線「松代駅」に急ぐ




蓬平いけばなの家の
概要決まる







正面に見えるのが「蓬平いけばなの家」







「えっ!これがいけばなの家?」と思うかも知れないが







前回のいけばなの家の入場者は約1万人
ピーク時には「床が抜けるのでは」と心配したほど(これホント)






こちらは広島から一人できたという看護師さん
「勤めていた病院をやめて屋久島の病院に替わる」と言っていたが
大地の芸術祭は自分探しの「アートの巡礼」と納得



打合せは省略して
決まったことだけ記すと


■宇田川理翁(2F)
■大塚理司(1F)
■大吉昌山(屋外)
■粕谷明弘(屋外)
■かとうさとる(2F)
■下田尚利(1F)
■長井理一(2F)
■早川尚洞(屋外)
■日向洋一(2F)





この10畳2間が私に与えられた空間
当初の構想では屋外の蓬平集落の集会場の土間を予定していたが
ロングランの使用は難しいとのことで室内に変更
さあどうしよう(正直に言って困った)



会期中のイベントも決まる






写真は前回の週末イベント
今回もワークショップといけばな里山学校を予定

ワークショップと担当

■8月4日(土)早川尚洞
■8月11日(土)宇田川理翁
■8月18日(土)日向洋一
■8月25日(土)粕谷明弘
■9月1日(土)かとうさとる

いけばな里山学校と担当

■8月12日(日)大塚理司・長井理一・早川尚洞




最後に私が車で出かけた理由






津南のカサブランカを土産にするため
車に大きなポリバケツを用意したが
出荷は「6月から」とのことで残念







もう一つの楽しみは温泉で
今回は珍しい「駅の温泉」に入浴







「駅の温泉」は地元のオジちゃんオバちゃんの社交場
松之山温泉や芝峠温泉もいいが町の銭湯のような
温泉もなかなかのもの

湯から出たあと階下の「かねさま蕎麦」でザル蕎麦を注文
つなぎにフノリと山ゴボウを使用しているのがミソで
サツパリした中にコシがあって美味

縁は異なものと言うが
温泉でお話をした人とお店でバッタリ
なんでもNPO法人かねさま蕎麦会理事長で
JA津南の理事をされているとのことで
連絡をすれば津南のカサブランカをいつでも手配してくれるとのこと
帰りには採りたての山菜の手土産までいただいてしまった(感謝)







長野道のビュースポット
姥捨SAより眺めた信濃平の夜景


今回はここまで


















  


Posted by かとうさとる at 00:13 | Comments(0) | 越後妻有2012

2012年05月12日

初めての方に「大地の芸術祭」簡単Q&A






大地の芸術祭とは

大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレは

新潟県の越後妻有の東京23区より広い里山を舞台に

2000年より3年に一度開催される世界最大規模の国際芸術祭で

5回目を迎えた今回も40を越える国と地域から200人を越える

アーティストが出品を予定している





現代いけばなも出品

いけばな界からは東京を中心に活動をする
現代いけばなグループ「Fの会」から
■宇田川理翁
■大塚理司
■大吉昌山
■粕谷明弘
■かとうさとる
■下田尚利
■長井理一
■早川尚洞
■日向洋一
小原流から
■小原宏貴
の出品が決まっている



会期と鑑賞チケットは






■会期⇒7月29日(日)-9月17日(月・祝)

■開催地⇒越後妻有地区(十日町市・津南町)

■料金⇒一般3,500円(前売3,000円)

高・専・大学生3,000円(前売2,500円)

中学生以下無料



アクセスは






上越新幹線「越後湯沢駅」で「ほくほく線」に乗換へて十日町市下車

駅前からコース別のツアーバスが毎日出るため便利

豊田市からは

豊田から越後妻有まで約380キロメートル

コースは東海環状⇒中央道⇒長野道を北上

豊田飯山インターから国道117号を

千曲川(新潟県に入ると信濃川に)に沿って新潟県十日町市へ

所要時間は約5時間半







アート系の雑誌や各種情報誌で特集が予定されているため

関心のある方はお近くの書店でお買い求めを(写真は前回のOZ7月号)







こちらは前回のBT「ガイドブック」(美術出版社発行)

今回も7月上旬には発刊される予定で

大地の芸術祭の全てはこの一冊でまるわかり(必携)


問合せは
大地の芸術祭で検索を


  


Posted by かとうさとる at 17:51 | Comments(0) | 越後妻有2012

2012年05月09日

帰るふる里がある幸せに感謝






今日(8日)は朝からバタバタ

義兄の通夜~葬儀もとどこおりなく終り
地方紙のコラムも予定通り入稿
時計を見ると朝の8時(また徹夜)

慌てて朝風呂に入って新幹線に飛び乗ったが
入稿した原稿が気になって担当の記者に確認の電話を入れると
入っていないとのこと

どうやらまたメールアドレスを間違えて入稿したらしい
「時間がないため別の原稿で埋めるから」と件の記者
「ゴメン」と私
朝からバタバタ(何か忘れていないか心配)




ホテルニューオ―タニ「鳳凰の間」で
一葉式いけ花創流75周年
粕谷明弘家元継承30年祝賀会







ニューオータニの「鳳凰の間」から観た日本庭園


粕谷明弘さんのプロフィールについては
既にブログで紹介しているため省くが
世界の各都市でいけばなのデモストレータ―として活躍
そんなわけで海外支部も多く祝賀会も国際色豊かで
華やかなもの

肝心の写真を撮るのを忘れてしまったため
雰囲気を上手く伝えることができないのは残念だが
出席者は約400名。東京を中心に活躍する華道家が一堂に会した
といえば、粕谷さんの立ち位置が理解いただけるのではないか

粕谷さんはもとより来賓のスピーチはそれぞれに
人柄や一人一人のいけばな観がにじみ出たもので話も被らず
みんな上手い。(長いのが玉にキズと陰の声も)

白眉はいけばなの現状に対する厳しい分析と
平成のいけばなの可能性について言及した
脚本家の早坂暁さんのスピーチ

いけばなと俳句は日本文化の両輪で
俳句は言葉を生けることで国際化を獲得した
いけばなは花で俳句を創ることで活路を拓け
という主旨のエールで
「平成の華日記を書く」と早坂暁さん
(注釈)
「花の言葉」をいける方法論(文化)をもてという意味
抽象的で難しいが「花で人間をいける文化」とすると
早坂さんの言わんとする意味が理解できるのではないか







みんなとお茶を飲んで別れたあと
何の不満もないのに心の中は風がスカスカ
ふと歩きたくなって地下鉄を途中下車


























秋の日はつるべ落としというが
初夏もまたつるべ落とし

帰るふる里がある幸せに感謝
  


Posted by かとうさとる at 01:50 | Comments(0) | いけばなから

2012年05月07日

榎本了壱ファン全員集合!









豊田市の文化シーンに衝撃を与えた
伝説のアートイベント
日本文化デザイン会議90豊田と
豊田インター・シテイフォーラムを
主導したスーパーアドバイザーの
榎本了壱さんが展覧会を手土産に
豊田市に帰ってくる







  市制40周年記念事業として開催された
  日本文化デザイン会議90豊田(1990年)







  「市際の思想」をテーマに開催された
  豊田インター・シテイフォーラム(1991年-2000年)



榎本バソン了壱展


榎本さんについては
本業の京都造形大学教授のほか
クリエイティブディレクターなど
マルチな活躍は周知のとおりで
多少なことでは驚かないが
俳人榎本バソン了壱は
まさかの展開で絶句


俳号の「バソン」は
フランスの楽器の「バソン」と
「蕪村」をもじったもの








今回はフランスをテーマに
48句の書画を展示
自由人榎本流のシャレで説明は野暮







当日は榎本了壱ファンの
同窓会になりそうで
会場に入れるかどうか
そちらが心配
  


Posted by かとうさとる at 04:36 | Comments(0) | らくがき帖

2012年05月06日

癌は必ずしも怖い病気ではない








今夜はスーパームーン

亡くなった妻の兄が逝去したため親族で見守った帰り道
空を見上げるとまん丸のお月さん






NASAの発表によると
今夜は他の満月よりも14%大きく30%明るいとのこと



複雑系の体調不良は
先ず癌を疑うこと
癌は必ずしも怖い病気ではない


亡くなった義兄は高校時代はバレー部で活躍
三重大では野球部に転向しピッチャーでエースという
スポーツマンで酒も強く健康そのもので
誰もが病気とは無縁と思っていた

その義兄が5年ほど前から体調を崩し通院をはじめた
医師の診立ては原因不明の難病というだけで
いたずらに時間が経過しその間にも体力の衰えは
誰が見てもわかるようになった

難しくて覚えていないが病名も明らかになった
家族は医師の指示にしたがって介護の日々を重ねた

長期戦になると話をしていたが
1カ月半ほど前容態が急変し救急車で病院に搬送された

医師の話による末期の癌でよくもって数カ月とのこと
ウソッだ!話が違うぞ!

もし、5年前とは言わないが
まだ体力があった1年前にわかっていれば
対処の仕方があったのに…

私の妻も生前体調がおかしいとのことで通院を重ねていたが
やはり原因がよくわからないとの診立てだった
C型肝炎とわかったときは既に手遅れで
「1年前に僕の所にくれば絶対治せたのに」と
お世話になった愛知医大の先生



少し休憩






世阿弥は「秘すれば花」と風姿花伝に記したが
ミロのビーナス、唐招提寺のトルソー(如来形立像)
そしてこの興福寺の銅造仏頭と欠けたものの美しさは
どこからくるのか不思議
5月5日朝日新聞beより転載


話を元に戻して
私が失敗学から学んだこと


今日はこんな話をするつもりはなかったが
わかったことは複雑系の体調不良は先ず癌を疑うこと
癌は必ずしも怖い病気ではない

私の周りには
「オレ癌が見つかったから今から病院で切ってもらってくるわ」と
一日で退院してきたライブラリーの酒井先生

肺から脳に癌が転移して医者から「もって数カ月」と宣告されたのに
今ではゴルフに出かけるほど元気になった春陽会の丹羽先生などなど
元気な人はいっぱいいる

丹羽先生のケースは、主治医が今もって治ったことが分からない
「特例として(医学を超えた人間の治癒力)学会で発表したい」と
言っているそうだが
家族から「かとうさんは命の恩人」と今も言われるように
奇跡?を起こしたのは私だから
私が「ケーススタディ」になって発表してあげたいくらいだ

長々と余分なことを話したが
複雑系の体調不良は先ず癌を疑うこと
これが今日私が失敗学から学んだことで
肝に銘じておくつもりだ  


Posted by かとうさとる at 03:12 | Comments(0) | らくがき帖

2012年05月04日

芸術的感動は知に働きかける力








前のブログで獣道の話をしたが
私の獣道はたくさんあって話しきれない

要はあちこちぶらぶらしているということだが
これはこれで結構創作意欲を刺激するから捨てたものではない

そんな獣道の定番コースが舞木から乙部の果樹園の里道で
昨日も農村舞台の地元協議の帰路寄り道をした



私の作品よりいい






で、目が点になったのがこの白いオブジェ
自然×芸術=環境アートというが
私の作品よりもいい(どうしよう)



似て非なるもの






でも、なんか違うよなっ
芸術的感動は知に働きかける力で
見る人が見れば一目瞭然
似て非なるものというほかはない

これ以上話すと馬脚をあらわすため説明は省くが
後はご自分でどうぞ



こちらは生れたばかりの梨の実









こちらは桃名人の林金吾さん






「かとうさん、今日は何だん」と林さん
「あの白いのは何だん」と私
「ああ、あれかん!みんなでお茶を飲むテーブルだがん」と林さん

まアこんなようなものだが
少し寄り道をすればそこは非日常の世界で発見がいつぱい
あなたも寄り道してはいかが?





  


Posted by かとうさとる at 21:45 | Comments(0) | アートの現在

2012年05月04日

ラジコンのサーキットを考えた設計者に拍手








動物には獣道があるというが私の獣道の一つに
御船川の上流、山田川の堤防道路がある

山田川は昭和の森を水源とする里川で付近は山と田圃で
普通の感覚では天然河岸で十分なのに緑地公園になっている







無用の長物を意味するトマソンのような緑地と笑っていたが
近頃はジョギングコースになっているらしく結構利用者が増えた
河川管理者に先見の明があったということで納得







この緑地がユニークなのはラジコンのサーキットがあることで
誰が考えたのか知らないがお役人の発想ではない(拍手)







ジョギングをする人の足は途絶えても
ラジコンを楽しむマニアが途絶えたのを見たことがない
私は簡単に道路の路肩に寄せて止まってしまうが
彼らは絶対路上駐車をしない

不思議に思って路肩に止めて車を降りると
路肩駐車禁止など利用のマナーを書いた手書きの貼り紙が目に入った
ラジコンの聖地を守るためみんなでルールを決めているのだろう
私は思わず赤面してしまった







私は職にあった当時地域文化広場で
ラジコンの大会を何度も見てきたたが
ここで走らせているメンバーはみんな上手い

なんとかスピード感のある写真を撮りたいと
コーナーを回ったところでシャッターを押したが
間に合わない(何度やっても同じ)

中日の山崎と山本は共にラジコンマニアで有名だが
彼らがこのサーキットで小さなレーシングカーを走らせている
姿を想像すると楽しい

ロケーションは折り紙つき
中山インターから車で5分ほどでアクセスも悪くない
上手く写真が撮れたら球団に送ろうかな




  


Posted by かとうさとる at 20:46 | Comments(0) | らくがき帖

2012年05月03日

愛知県陶磁資料館はお宝の宝庫



世間ではゴールデンウイークというのに
ここ数日終日デスクワークで深夜まで缶詰
今日は久々に外回りを予定しているため少しの辛抱だが
雨は上がるのかな…


朝刊が届くまで
県陶磁資料館の西村陽平展に
足を運んだ話を少し








家から愛知県陶磁資料館まで車で約15分
ちなみに豊田市美術館まで約20分だからコンビニに行くより近い







県陶磁資料館は県政100年を記念して
昭和53年にオープンした国内最大規模の陶磁博物館

東海地区は焼物王国と言われているように
瀬戸、常滑、多治見、土岐と窯場は選り取り見取り
おまけに陶磁資料館もあちこちにあるため
みんな同じようなものと思っているせいか知らないが
利用者が少ないみたいでもったいない

もっとも瀬戸の陶芸家も余り足を運ばないようだから
無理もないが、もしこの陶磁資料館が他所の県にあったらどうか
みんなその素晴らしさを自慢するはずで
地元の坊主は有り難くないの喩かも知れないが
もったいない話だ







話は横道に逸れたが
住所は瀬戸市南山口町234番地
愛・地球博公園から瀬戸の中心部に向かって約5分







東屋で食事をしている人がいたが
陶磁資料館の敷地と里山がバリアフリーで
公園デビューするには最適




日本の焼き物のルーツ
猿投古窯の窖窯を復元










猿投古窯の窖窯を復元した古窯館
ここを見ずして日本の焼き物は語れない
ところがほとんどの人はみんな素通りでもったいない




今月の目玉はこちら
彫刻を聞き
土を語らせる西村陽平展







西村陽平展の説明は「お薦め展覧会」で紹介しているため省くが
現代陶芸にあって私(現代いけばな)にないものは何か
西村陽平を見るとその欠けているものがよくわかる







早い時期に指摘したのが美術評論家の中原佑介で
「いけばな81EXPO81とよた」のシンポジウムで中原は
「この(現代いけばな)いけばなを語る言葉を早くもて」
と課題を指摘した

「個人の領域から文化の領域に早く移行することが市民権を得る近道」
という賢者のアドバイスで、当時の私は「伝統回帰」と反発したが
良薬というのはいつもこんなもの




まだまだある陶磁資料館
常設展はお宝の宝庫







写真では上手く写っていないが最大のお薦めは常設展
ここにくれば日本の焼き物の歴史はもとより
世界の焼き物を居ながらにして観ることができる

展示や解説も分かりやすく子どもさんのいる方は
是非ご一緒にされてはいかが



陶磁資料館のアクセスは





公共交通機関を利用される方は
名古屋駅から地下鉄東山線で終点「藤が丘駅」へ

「藤が丘駅」から写真のリニモに乗り換えて
「陶磁資料館南駅」で下車徒歩600m

問合せは☎0561-84-7474
















  


Posted by かとうさとる at 04:58 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー