2015年11月30日
忙中閑あり明日から師走
ご褒美はベランダからの眺望
主夫は布団を干したり掃除洗濯炊事と
意外と多忙で大変(笑い)
そんなときのご褒美が
ベランダからの眺望

正面の 左が焙烙山
右が市指定の
六所神社農村舞台のある六所山
その六所山の麓一帯に広がるのが
司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズの
絶筆となった「濃尾三州記」に
描かれた松平郷

徳川の始祖となった松平氏は
正面の山並みを左から右へ
岩津~安城~岡崎と
三河平野に進出したが
目を凝らしていると
タイムスクープハンターになったような
気になるから楽しい
さて、余談に逸れたが
昨日は終日
全国地芝居サミットと
市民合唱団とバレエを堪能


全国地芝居サミット二日目は
午前10時から
深見町磯崎神社農村舞台で開幕(上)
写真は「萩野子ども歌舞伎」の上演
全国地芝居サミットは
最後の一番をパスしてコンサートホールへ

コンサートホールから
信州の雪山が見えるようになると
三河のとよたも初冬の証
恵那山を真ん中に右に南アルプス
左に木曽駒ケ岳など中央アルプスが
さらに北に目を転じると
御嶽の山頂が遠望できる

さて、合唱団のプログラムは
第一部「サンド・オブ・ミュージック」
第二部オペラ・アリアと合唱曲の花束
第三部「メリー・ウィドウ」ハイライト
と誰もが知っている名場面のいいとこどり
一般に合唱団の定演というとピアノ伴奏を
イメージする人も多いと思うが
伴奏は生のオーケストラで
指揮はベルリンフィルを指揮した竹本泰藏
ゲストも一流のソリストと半端じゃない
至福の時間は短いというが
第二部でプッチーニのオペラ
『トスカ』のアリアを歌った
二宮咲子さんに思わず落涙
夜は市民文化会館大ホールの
豊田シティバレエ団冬季特別公演
「くるみ割り人形」を堪能

写真は前年の「くるみ割り人形」より転載
豊田シティバレエ団の
舞台美術とアンサンブルの見事さは
観た人の特権で説明は省くが
圧巻は長年、東京バレエ団の
トップダンサーとして活躍してきた
客演の高岸直樹さんと井脇幸江さん
中でも高岸直樹さんは異次元レベルで絶句
2015年11月28日
全国地芝居サミット二日目は深見町農村舞台
第26回全国地芝居サミットinとよたが
市民文化会館で開幕

小原歌舞伎保存会の三番叟で幕開け
こちらは会場を魅了した
石野歌舞伎保存会子ども歌舞伎による
白浪五人男稲瀬川勢揃いの場↓


出演者は小学1~6年で全員が小学生
稚児の花は天性で
大人が逆立ちしても勝てない
全国地芝居サミット二日目は
11月29日(日)
深見町磯崎神社農村舞台で
午前10時から↓



■問合せは
文化振興財団☎0565-31-8804
2015年11月27日
週末のお薦めガイド
11月29日(日)は
地歌舞伎と合唱とバレエの日
とつけた理由

地元紙に月イチで連載しているコラム
「ぶんかの定点観測」に記しているように
11月29日(日)は
■「全国地芝居サミットinとよた」の地歌舞伎公演
■豊田市民合唱団の創立30周年定期演奏会
■豊田シティバレエ団の「くるみ割り人形」の3公演が重複
いずれも「とよたの文化団体」の到達点を
内外に発信する重要な催しもので
開演の時間差を利用すれば
1日で地歌舞伎と合唱とバレエを
愉しむことができることから
勝手に命名したもの
■全国地芝居サミットinとよた

(プログラム)
11月28日(土)/豊田市民文化会館
13:00 小原歌舞伎保存会「三番叟」
13:30 式典
14:00 石野歌舞伎保存会
子ども歌舞伎「白波五人男稲瀬川勢揃いの場」
14:30 対談「地芝居の楽しみ」安田文吉、大澤寅雄
15:40 小原歌舞伎保存会
子ども歌舞伎「稚児揃曽我の敷皮由比ヶ浜」
11月29日(日)/深見町磯崎神社農村舞台
10:10 萩野子供歌舞伎
子ども歌舞伎「白波五人男稲瀬川勢揃いの場」
11:00 藤岡歌舞伎「一の谷ふたば軍記流しの枝」
13:00 旭歌舞伎保存会「御所桜堀川夜討弁慶上使」
問合せ/市文化振興財団☎31-8804
■創立30周年記念
豊田市民合唱団定期演奏会
日時/11月29日(日)14時開演
会場/豊田市コンサートホール
入場/2000円

市民合唱団は
昭和61年豊田市で初の第九演奏会に出演した
第九合唱団を母体に結成
以来15回に及ぶ第九演奏会の開催
豊田ジョイントコンサートなど
豊田の音楽シーンは市民合唱団を抜きに語れない
この間、平成18年度愛知県藝術文化選奨文化賞を
受賞するなど実力は折り紙付き
30周年を記念した今回のプログラムは
ミュージカルの名曲集、オペラ・アリアと合唱曲のコラボ
オペレッタ「メリーろウィドウ」など
誰もが知っている音楽シーンのスペシャルバージョン

ゲストもイタリアのプッチーニ財団の「蝶々夫人」で
世界デビューした二宮咲子さんなど多彩
これで2千円というからタダみたいなもの
問合せ/市民合唱団☎32-7013(都築)
■豊田シティバレエ団冬季特別公演
るみ割り人形全2幕
日時/11月29日(日)18時開演
会場/豊田市民文化会館大ホール
入場/3000円


くるみ割り人形は
クリスマスイヴの夜
プレゼントにもらった「くるみ割り人形」を
抱いたまま眠ってしまった少女クララが観た
夢の世界を描いたファンタジー
ゲストもバレエの本場、ロシアのサハ共和国国立バレエ学校
(王子)高岸直樹(東京バレエ団特別団員)
(金平糖の精)井脇幸江(元東京バレエプリンシパル)と贅沢
問合せ/豊田シティバレエ団☎54-0881
2015年11月26日
晩秋の香嵐渓
雨も上がった午後
晩秋の香嵐渓をぶらりぶらり散策

巴川に架かる巴橋から
待月橋を遠望


写真はライトアップのビューポイント



秋の温暖化で楓の葉が日焼け
彩づきはよくないが
木々のグラデーションは
例年に負けていない


紅葉の盛りも過ぎたのに
100台近い観光バスが並ぶなど
人の流れが途絶えることがない


三周助屋敷の名物コーナーの一つ
旅の画家柄沢照文さんの出店
写真をパソコンに取り込んだあと
アップすると「撮影はご遠慮ください」の
貼り紙を見つけたが後の祭り
柄沢さん御免



紅葉を愛でながら
五平餅や鮎の塩焼きなど
地元の食材を味わい
こんなショーも
香嵐渓の紅葉まつりは11月30日まで
期間中は日没から21時まで
ライトアップしているため夜がお薦め

足助観光協会の
ホームページより転載
2015年11月24日
晩節は難しい
連休を利用して
神戸に移り住んでいる
一人息子の夫婦が里帰り
亡くなった妻が生きていた頃は
夜が更けるまで
笑い声が聞こえたものだが
オトコ親というのは不器用で
話が弾まない
秋日和も今夜あたりが境目で
冬型の気圧配置に変わるらしい

息子夫婦が帰ったあと
明日の稽古に買った花を
居間に活けたが
晩節は難しい
2015年11月20日
紅葉の定点観測に走る
午後、紅葉の定点観測を口実に
デスクワークの手を止めて
車を走らせた
先ずは銀杏の定点観測
観測木の選定は
①樹齢(100年以上)
②大きさ(目通り200㎝以上)
③樹形(美しさ)
④ロケーション
などを総合的に判断しているつもりだが
要は単なる好みの問題で
いい加減


先ずは下川口(藤岡地区)
「天神社」の大銀杏
県道11号の脇でアクセスも良く
期間中はライトアップしているため
大銀杏入門には最適
天神社の背後の山は川口城址で
例年であれば紅葉とのコラボが
見られるが今年の紅葉は何か変
県道11号をそのまま北上すると
根回り8,8メートル、樹高31メートル
県内最大の時瀬(旭地区)の
大銀杏があるがパス
惣田(旭地区)の
大銀杏にハンドルを切ったが
完全に落葉
ロケーション、樹形も良く
楽しみにしていたが残念
稲武の大井平公園も終了
私のベストワンは
明川(足助地区)熊野神社の大銀杏



正面はペリー来航前年の
嘉永5年に創建された
足助地区最大規模の農村舞台「明川座」
私がベストワンに押す理由は
農村舞台の修景というロケーションに加えて
斜に張り出した樹形がなんとも艶っぽい
今年の紅葉は不作

加塩神社農村舞台参道の紅葉
例年であれば真紅に染まる場所だが
楓に勢いがない

新盛(足助地区)の名刹大鷲院の紅葉
今年は紅葉に艶が増す時期に
温暖な日がつづいたため
葉が日焼けしてどこも不作
帰路
足助の香嵐渓も立ち寄ったが
例年に比べて今イチ
来週もう一度出かけるつもり

王滝渓谷(松平地区)は終了
定点観測のラストは
六所神社農村舞台


何でも温暖化に
結びつけるのは良くないが
紅葉の良し悪しを決めるのは
昼夜の寒暖差で心配
2015年11月19日
frattoの制作に関わった全ての人に拍手
18日発行の朝日新聞(三河版)が
豊橋発タウン誌frattoの終刊を報じた

事実関係を正確に追いながら
frattoを見続けてきた記者でしか書けない
批評と惜別の記事で
何度も々読み返した
号は違うが
こちらがそのfratto↓

frattoについては
記事に詳しいため省くが
知的でお洒落なコミュニティマガジンfratto
のタイトルで
「出版は文化の総合産業というが
地域発の優れたタウン誌を創る人がいて
雑誌を支える読者がいる
豊橋という街の民度に脱帽」と
ブログに記したことがある
蓋棺事定
人は亡くなって棺の蓋をしたとき
その人の値打ちが決まるというが
雑誌もまた同じ
frattoの制作に関わった全ての人に
万雷の拍手を贈りたい
バックナンバーなどの
問い合わせは

fratto(フラット)編集部
☎0532-65-3015
2015年11月19日
村上ワールド前回の五百羅漢図展
圧倒的なパワーで進化を続ける
村上隆を説明するのは無理
そんな訳で以下パンフレットを要約
村上隆は
現在国際的に最も高い評価を得ている
現代美術家の一人
ロスアンゼルス現代美術館を皮切りに
世界巡回した回顧展をはじめ
ヴェルサイユ宮殿や
ロックフェラーセンター前広場など
さまざまな場所で
大型インスタレーションを発表
その圧倒的なスケール感と完成度により
世界を驚愕させてきた

五百羅漢とは釈迦の教えを広めるため
煩悩を滅し人々を救済するためこの世にとどまっている聖人
羅漢信仰は平安時代に日本に伝えられたとされ
江戸時代以降には各地に彫像や絵画がつくられ
全国規模で広まったといわれている

絵画史上最大級の
全長100メートルに及ぶ《五百羅漢図》は
東日本大震災にいち早く支援の手を
差し延べてくれたカタール国への
感謝を含めて、震災の翌年2012年に
首都ドーハで発表されたもので
日本初公開






本展はこの五百羅漢図のほか
「達磨」をモチーフに10年にわたり
制作が続いている「宇宙の産声」など
ますますパワーアップした
村上ワールド全開
写真フリーで
やることが全て緻密で豪快
村上隆の五百羅漢図展は
来年3月6日まで東京・六本木
森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
午前10時から午後10時(火曜日は午後5時まで)
会期中は無休
森美術館のもう一つの楽しみは
スカイデッキからの眺望


六本木ヒルズ
森タワースカイデッキからの眺望
2015年11月18日
人類は絶滅危惧種
パリで起きた
同時多発テロのニュースを見て
15年前の2001年9月11日
ニューヨークで起きた同時多発テロを
思い出した人もいるのではないか


2015年11月18日朝日新聞より転載
私もその一人で
当時発行していた?
手づくりのプライベート通信で
このニューヨーク同時多発テロについて
触れているのを思い出した
地球は小さくなって
誰でも壊せることを
白日の下に晒したのが
ニューヨーク同時多発テロだった
あれから15年
何が変わって
何が変わらなかったのか
自省の意味を込めて再掲した

人類は絶滅危惧種
全ての生物は種の保存という
本能によって生かされている
人間も例外ではない
はるかな旅をした鮭が
生まれた河川に回帰するのも
種の保存という
本能に導かれたもので
生命の神秘は
ゲノムの解読をもってしても
解くことができない
しかし種の保存は
だれにでも平等に与えられるものではない
闘争に勝ったもののみに与えられる
残酷なものだ
それでも私たちは
こうした自然界のドラマを美しいと思う
そこには勝者も敗者もない
生命を生き抜いたもののみがもつ
清々しい輝きがあるからだ
私たちが
芸術やスポーツに感動するのも
こうした種の起源に
深くかかわっているからにほかならない
顧みていまの人間はどうだ
驕り高ぶり弱者へのいたわりもなく
勝ことが正義と思いこんでいるのではないか
生物の中で最も闘争心が強く
絶滅危惧種の人間に与えられた
理性と言う名の制御装置を
無為にしようとしているのではないか
頻発する理由のない殺人事件
最低なモラルハザード
極め付きはニューヨークで起きた
同時多発テロ事件だ
こどもたちの心のケアが
社会問題になっているが
何よりも歪んだ大人たちの心のケアを
急ぐべきではないか
パンドラの箱をあけてしまったいま
臆病といわれてもいい
挑発にのるな
こどもたちへの最大のケアは
大人たちが真の叡智と勇気を
行動で示すこと以外にない
(2001.10.1)
2015年11月17日
忙中閑あり
11月16日
たびたびブログでも記している
乗馬馬「太郎公」の編集の取材で
クライアントの大割烹だるまの大女将と
千葉県の(有)北総ファームを尋ねた
(有)北総ファームは
競走馬として芽の出なかった
アオイホークを太郎公という名で登録
障害飛越で全日本大会に導いた
名門乗馬クラブ
調教したのは
(有)北総ファーム代表取締役で
シドニー・アテネの
二つのオリンピックに出場した
日本の馬術界を代表する
カリスマの林忠義さん

出発は時間を有効に使うため
深夜バスの「ドリームとよた」を利用
昔はよく利用したたが
深夜バスは久しぶり
写真は深夜の御殿場SA

写真は朝焼けの皇居前広場
(取材記はまたいずれ)
2015年11月14日
2015年11月13日
下山に競走馬の理想的なトレセンがあった
予想上手の馬券下手
私は40年近い競馬ファンで
「競馬の解説者になったら」と
薦められるほど知識は豊富だが
「予想上手の馬券下手」で
馬券が当たったことがない
そんなわけで
馬券は20年ほど前に諦めて
今は引退場のセラピー効果など
日本の競馬文化が
豊かになることを楽しみに
応援しているから
変わり者の類かも
そんな私でも(笑い)
市内に本格的な競走馬の
トレセンがあるということを
知らなかったから豊田市は広い
昨日
そのイクタトレーニングファームを
大割烹だるまの大女将と若女将
女将の友人の4人で取材した

JRAの栗東トレセンと同じウッドチップの坂路に注目
場所は新城市(旧作手村)と
市境の下山地区の和合の山中で
標高約600メール
馬をストレスから解放し
リフレッシュさせるには
最高の環境で目から鱗




現在トレセンで
預かっている馬は約50頭
馬房の前に掲げられた表示板を
見ると関西の厩舎だけではなく
関東の藤沢和雄厩舎など
一流厩舎の馬が入厩
競馬用語で
当面、出走予定のない馬を牧場に戻して
充電させることを「放牧」というが
その放牧先の一つが
イクタトレセンで
まさに灯台もと暗しである


この日は休みということで
社長と獣医やスタッフが歩様など
1頭1頭チェックしていたが
日本の競馬の裾野を支える
プロの誇りと眼差しに敬意を表したい
イクタトレセンを取材した理由

大割烹だるまの大女将から「本」の編集を依頼されている
「太郎公と私のラブストリー」の主人公の愛馬「太郎公」(写真)は
乗馬馬として国体で優勝するなど馬術界で活躍したあと
各地の乗馬クラブを経て大割烹だるまの大女将の所有馬となった。
その美しさから乗馬馬の写真モデルにもなった名馬が
地方に流れてくるには何か理由があるはずで
太郎公は「蹄葉炎」という不治の病を内包していた。


テンポイントやトーショーボーイなど
数多くの名馬が安楽死を余儀なくされた
蹄葉炎にかかった太郎公を親身になって救ったのが
イクタトレーニングファームの装蹄師や獣医などのスタッフで
イクタトレセンの当時場長をしていた生田社長(上)と赤松獣医(下)に
太郎公とはどんな馬だったのか、話を聞いたが
フレンドリーな対応でアドバイスもいただき感謝。
2015年11月11日
「賄い花」って何?
ある人から
「賄い花」って何?
と尋ねられた

居間のテーブルに置く
家で毎日茶を飲むように
画家が写生をするよに
在り合わせの花で楽しむ
普段着のいけばなという意味で
想は「賄い料理」から借りたもの
もちろんこんな言葉はなく
私が勝手につけたもので
ご容赦を
2015年11月10日
今日の賄い花は少し豪華
昨夜のお客さんは
ピアノリサイタルを終えた
寺本みなみさんと
妹でヴァイオリストの寺本みずほさん
母でピアノ教師の寺本あけみさんの
ファミリー

花/カサブランカ、サンゴミズキ、フウセントウワタ、タニワタリ
器/瀬戸の石皿
手土産に花をいただいたが
今日が誕生日で感謝
2015年11月07日
柿の木の実る風景
過日
小原の四季桜からの帰路
山裾の田圃の土手に
たわわに実った
柿の木を見つけた

芭蕉は
ふるさとの伊賀上野の情景を
「里古りて柿の木もたぬ家もなし」
と詠んだが
私たちの子どもの頃は
どの家にも柿の木があった
柿の木の実る風景に
心が留まるのは
そんな記憶があるからだろうか
2015年11月07日
君の名は
昨夜
構成と編集を依頼されている
本の梗概が校了したため
クライアントの女将と
ミーティング

水揚げが効いていないため生気がないが
朝になれば水もあがるはず
その夜の帰り
道端に咲いていた
小さな花を手折って
手土産にしたが
名前がわからない
2015年11月05日
市場城址の四季桜
四季桜の見頃は
紅葉のグラデーションが見られる
今月の20日頃か
好きでやっているから
文句は言えないが
依頼されている本の編集で
酸欠になりそう
そんな訳で今日は午後から
デスクワークを放棄
小原の四季桜に会いに
車を走らせた

四季桜はエドヒガンとヤマザクラの交配種の一つで
春と秋の二度花が咲くことから四季桜の名が生まれた
写真は市場城址本丸跡の北東斜面に咲く四季桜
小原の四季桜は
文政年間のはじめに
小原北町の医師が苗を植えたのが
親木となって広まったといわれている

私の好きなビューポイントは
市場城址の四季桜


市場城址本丸跡の南斜面に咲く四季桜
市場城址の四季桜は
紅葉と木立の
グラデーションが自然体で
みんな癒し系



市場城址は
標高380mの山頂にある
室町時代の山城で
土塁と石垣で築かれた城郭は
兵どもが夢の跡を
今に伝えている


写真上は山頂の本丸跡
下は本丸跡から北東方向の奥三河から南信州の山並を遠望
市場城址の由来は省くが
これだけの規模の山城である
礎石も点在して謎が多い
復元図を見たいと思うのは
私一人ではないと思うがどうか
2015年11月04日
2015年11月02日
ピアニストの寺本みなみさんがリサイタル
プログラムは
オール・ベートーヴェンで
ストレート勝負
市内在住で
懇意にしているピアニストの
寺本みなみさんが
東京と名古屋の二都市で
連続リサイタルに挑むという話を
聞いたのは夏のはじめ頃
先の話と鷹揚に構えていたが
手元のチラシを見てビックリ
すでに東京公演も終えて
名古屋公演まで一週間と少し
気が付いて良かったが
一事が万事
認知症に一歩一歩
近づいているようで心配

余談に逸れたが
寺本みなみさんは
2003年、県芸大を卒業後渡英
その後フランスに移り
研鑽を重ね
新進ピアニストとして活躍
2011年12月帰国後は
妹でヴァイオリストの
寺本みずほさんとデュオを結成
地元の豊田と東京を拠点に
演奏活動を展開
私はクラシックに詳しくないため
上手く説明できないが
良質なアーティストが醸し出す
愚直な誠実さはホンモノ

プログラムは
オール・ベートーヴェン
前半は「祈り」を
後半は「情熱」をテーマに
ストレート勝負で
楽しみ
■日時は
11月8日(日)14時開演
■会場は
電気文化会館「ザ・コンサートホール」
■入場は
3,000円(全席自由)
■問合せは
シェルシュ・ミディ
080-6956-1376