2021年05月30日

今夜は初アジサイ






   今夜の賄い花は
   初アジサイ






   器/山田和俊(猿投窯)  


Posted by かとうさとる at 01:45 | Comments(0) | 花日記

2021年05月28日

豊田市美術館そのすべてが美しい美術館づくりの名手、谷口吉生の傑作







   豊田市美術館1Fアプローチ


月イチで地元紙の矢作新報に連載している「ぶんかの定点観測」。124回目の今月は、マガジンハウス社発行「世界のベストミュージアム」より豊田市美術館を軽~くピックアップ(笑)





   5月28日発行の矢作新報より転載


こんなときに「何を考えているのか」と、お叱りを受けそうだが、今回は明るい話題を。

美術館の楽しみの一つはミュージアムショップ。値段も手ごろで何と言っても包装紙のネームバリューは抜群。例えば海外に出かけたとしよう。東京国立博物館でグッズを購入すればトウキョウナショナルギャラリーの包装紙で包んでくれる。こんなステキでお洒落な手土産は他にないよね。

さて、「豊田市美術館はどうか」。そんなこと私に聞かれても困ってしまうが(笑)、品ぞろえは逸品揃い。レイアウトもシンプルで見やすく、お薦め。

余談に逸れたが、過日、豊田市美術館のミュージアムショップで世界のベストミュージアムを見つけた。




   「世界のベストミュージアム」。発行はマガジンハウス。
   定価は1,600円(税別)とお値打ち。
   豊田市美術館を設計した谷口吉生ほか4組の巨匠を特集した
   巻頭のミュージアム建築の巨匠たちは必見。
   お求めはミュージアムショップで。


発行は『BRUTUS』など大人の雑誌で知られるマガジンハウス。国内66件、海外73件のベストミュージアムを網羅しているが、世界の美術館は圧巻。国内も個性的で負けていない。こんなご時世である。自宅で世界の美術館を巡ることができるから嬉しい。

本誌のもう一つの特徴は、建築部門、展示部門、必見部門の3部門にわけてベストテンを発表。ベストテンに入ったから優れているとは思っていないが、選考に関わった建築家やアーティストが選考の舞台裏、票を入れた理由と提言を語っているから納得。

ちなみに建築部門のトップは、67ポイントを集めた金沢21世紀美術館。設計は逢妻交流館の設計でお馴染みの妹島和世。豊田市美術館は62.5ポイントで第2位だが、「そのすべてが美しい美術館づくりの名手の傑作」のコピーが全て。




   谷口ワールドの特徴のひとつが水との親和性。
   旧拳母藩館跡の高低差のある地形を巧みに生かした設計で、
   大池の下は所蔵作品の収蔵庫になっている。





他にも「日本で最も美しい美術館だと思います」(五十嵐太郎)。「フォルムの美しさと水の効果的な使い方は東アジア随一では?」(小崎哲哉)などなど、少しこそばゆいけどたまにはいいよね(笑)。

最後に今季の豊田市美術館は開催中の「ボイス+パレルモ」に続いて「モンドリアン展」がスタンバイ。世界のビッグネームの揃い踏みで必見。是非ご予定を。

  


Posted by かとうさとる at 03:32 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー

2021年05月25日

ドクダミを活ける



今夜は採りたてのドクダミ丼(笑)


ドクダミの名は
「毒を矯める(正しく治す)」という意味から 「ドクダミ」と呼ばれるようになったという説があるように、古くから生薬として活用されてきた万能薬。


私も子どもの頃
よくお世話になったから保証付き(笑)。







花ことばは「白い追憶」
  


Posted by かとうさとる at 04:03 | Comments(0) | 花日記

2021年05月12日

今日の誕生日の花はカザグルマ






NHKラジオ深夜便を夜鍋の友にしているが、同輩なら誰もが知っている懐かしいアナウンサーが毎週日替わりでアンカーをつとめているから、癒されているのは私一人ではないと思うがどうか。

その深夜便の終了を告げるのが、「ラジオ深夜便誕生日の花と花ことば」と「短歌」


ちなみに5月12日今日の誕生日の花は

カザグルマ(クレマチス)
花言葉は「心の美しさ」「高潔」







人住まぬ家の垣根の風車
盛んに咲けりいさぎよきまで(鳥海昭子)
  


Posted by かとうさとる at 21:51 | Comments(0) | 花日記

2021年05月10日

国の天然記念物小堤西池カキツバタ群落が見頃




愛知県の花、カキツバタと言えば、伊勢物語で在原業平が沢に咲いているカキツバタの五文字を句の上にすえて、「から衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ」と、旅の句に詠んだ三河国八橋(知立市八橋町)をあげる人が多い。



この八橋のカキツバタに勝るとも劣らないのが、京都の太田ノ沢のカキツバタ群落、鳥取県岩美町の唐川のカキツバタ群落と共に、日本三大カキツバタ自生地として国の天然記念物に指定されている小堤西池カキツバタ群落である。


どちらがお薦め?と、聞かれても困ってしまうが、私は小堤西池カキツバタ群落派かな(笑)

百聞は一見に如かずというが
先ずは写真で軽~く











さて、小堤西池カキツバタ群落の見ごろだが、例年通りであれば20日頃までは大丈夫と思うが、あとは自己責任で(笑)。









豊田市から小堤西池へのアクセスは、
県道名古屋岡崎線を名古屋方面に向かい、トヨタ自動車高岡工場の北角「明知小石山」の信号を左折。道なりに約7分ほどで臨時駐車場となっている洲原公園(洲原池)到着。駐車場から小堤西池まで徒歩約15分。


開花状況の問合せは
刈谷市市民運動部文化観光課
☎0566・62・1037。

  


Posted by かとうさとる at 04:06 | Comments(0) | フォト歳時記