2017年03月06日
2017年03月02日
下田尚利作品集「いけばなと私」
現代いけばな界のレジェンド
下田尚利先生が
作品集「いけばなと私」を出版した

2017年2月26日山の上ホテルで開催された
グループ仲間の旧Fの会によるお祝いの会で
くつろぐ下田先生
下田尚利(しもだたかとし)
1929年東京生まれ。早稲田大学在学中から生け花活動を始め
1950年代には前衛いけばなの「新世代集団」を結成。
やがて実作者の眼でいけばな評論を展開する一方
いけばな作家たち超流派活動を牽引し続ける。
1984年大和花道家元を継承し、現在に至る。

【本書の内容】
◆いけばな作品集
花木/花たち/平面/葉/実/野菜・果物/
団体展/イベント/1950年代
◆対談:「倒けつ転びつの道行き」
下田尚利×三頭谷鷹史(美術評論家・名古屋造形大名誉教授)
◆いけばな論集
新聞、雑誌等に発表した文章から厳選した35本収録
◆いけばな年表
昭和・平成いけばな史+下田尚利年譜
◆作品目録

◆A4変形(297×225㎜)
◆布クロス装かがり上製本ケース付
◆総頁216頁(カラー104頁)
◆定価16,200円(本体15,000円+税)
◆発売|㈱求龍堂
◆〒102-0094
東京都千代田区紀尾井町3-23文芸春秋新館1階
ざっと作品集を開くと
こんな感じ↓







こちらは作品集を紹介した
日本女性新聞の書評↓


ざっと作品集の概要を記したが
下田先生に初めてお会いしたのは
1975年の熱い夏の日だった
新企画の「お茶と花と文化講演の集い」の
講師にお願いするため
銀座の下田先生のオフィスを訪ねた
階下のラウンジで待っていると
下田先生は階段を駆けるように降りてきた
軽い身のこなしと爽やかな笑みが
映画のシーンを見ているようで
言葉を失ったことを
昨日のことのように覚えている

後列左から5人目が下田先生
前列左から3人目が私
人生はスジ書きの無いドラマというが
そんな私が時を経て
下田先生と同じグループで
活動するようになるから不思議
余談に逸れたが
戦後いけばな史と重なる本書は必見!
希望される方は下記メールで是非
ikebanakato@yahoo.co.jp