2013年08月07日

猿投窯の山田和俊さんの個展に足を運んだ





松のことは松に聞け
猿投古窯のことは猿投の土に聞け


昨日は足が少しよくなってきたため
猿投窯の山田和俊さんの個展に足を運んだ




2013年8月6日豊田画廊にて


山田和俊さんは猿投山の麓で窯を焚く半農半陶の陶芸家で
猿投古窯の発見者で陶磁研究家の本多静雄さんや
加藤唐九郎さんなど当代一級の数寄者や陶芸家との
交わりは有名

数年前、体調を崩してみんな心配していたが
写真のように元気そのもので安心

私事になるが山田和俊さんとは
むかし(?)小原和紙の小川喜数先生
二科で活躍した石川豊さんと私の四人で
「和紙と木彫・陶と華」という
グループ展をもったこともあるが
小川先生も石川豊さんも既に他界してしまい
寂しい限り








芭蕉に「松のことは松に聞け」という言葉があるが
猿投に生まれ育ち子どもの頃から
猿投古窯の陶片と土に慣れ親しんだ
山田さんの穴窯から生まれる作品は
猿投の焼き物そのもの


山田和俊展は
昨日(6日)が最終日で
ご容赦を



  


Posted by かとうさとる at 09:05 | Comments(0) | アートの現在