2012年12月14日
いけばな仲間は人生の親戚
12月13日(木)
昼間はFの会の会議
Fの会は、東京を中心に現代いけばなの第一線で活躍する
作家集団として私も同人の一人として参画
そのFの会の会議が新大久保の大和花道会館であり新幹線に乗った
この日の主な議題は大地の芸術祭の里「蓬平いけばなの家」の
常設化に対する最終結論と図録の編集協議
いずれも私が成案を作成すると安請け合いした案件で
気分は限りなくブルー
結論のみ簡単に記すと
(1)蓬平いけばなの家の対応
■常設化は引き続きFの会が主導
■内容は「蓬平いけばなの家リレー展」を企画運営
■大地の芸術祭事務局との協議は私かとうと大塚理司が担当
■蓬平いけばなの家の図録は私かとうが編集、発行は3月下旬
(2)重点事業
■現代いけばなの集大成となる出版事業と記念展を検討
また、安請け合いしてしまったが
特に(2)の現代いけばなを「史」として記録することは
最大の課題の一つで「ついにその時が来た!」と膝が震えた
まだ端緒についたばかりだが
このチャンスを逃す手はない!
夜はいけばな仲間の忘年会

現代いけばなの展開の特徴の一つに
流派や肩書(例えば家元と生徒)という垣根を取り外し
いけばなを志す人全てに門戸を開いたことを
挙げてもいいのではないか
いけばな仲間の忘年会は
そんな現代いけばなの同窓会のようなもので
気がつけば私もベテランの仲間入り
美味しいお酒とつもる話に
つい時の発つのを忘れてしまった

丸の内仲通りのイルミネーション
イルミネーションも美しいが
仲通りに設置された彫刻のレベルの高さは目からウロコ
プレートを見ると全作品
「箱根彫刻の森美術館」のコレクションで納得

三次会で近くに座った僧系の男性が携帯の写真を見せてくれた
ひと目で長谷寺の牡丹とわかったため
話を伺うと長谷寺の教務執事とのこと
このブログで長谷寺の銀杏の話を書いたが
まさか長谷寺のお坊さんと三次会で同席するとは
いろんな出会い方があるもの