2011年09月26日

農村舞台アートプロジェクト開催中(14)









「蝶々夫人ファンタジー」で蝶々夫人を
歌で演じた二宮咲子さんはこんな人






9月25日朝日新聞「この人に聞きたい」より 





9月25日朝日新聞




みんなオペラのファンになった
農村舞台でオペラ「蝶々夫人ファンタジー」







9月24日(土)夜のとばりがおりると木々がライトアップされ
「蝶々夫人ファンタジー」が幕を開けた







「蝶々夫人ファンタジー」は、「ファンタジー」とあるように、蝶々夫人のエッセンスを生かした農村舞台版の短縮バージョンだが、そこはオペラの鬼才甚目裕夫さんの演出。イタリア人俳優を物語の進行役に使い、最後の劇的アリア「かわいい坊や」ではみんな目がしらを押さえ、なかには嗚咽する人も(恥ずかしながら私も)


同じ夜小原では
阿波人形浄瑠璃寄井座が上演された






私は「蝶々夫人ファンタジー」の制作に関わったため、観ることができなかったが、会場の片づけをしているところへ、オペラを中座して小原に走った伊丹靖夫さんから「凄い人で大盛況だった。今からなんか打ち上げがあるみたいなので行ってくるわ」と携帯に電話。

「良かった」と思わず膝が崩れてしまった。
みんなに感謝そして天候に感謝







「小原和紙」の里として全国に知られている小原のもう一つの顔は「小原歌舞伎」。多くの農村歌舞伎保存会が小原歌舞伎の門を叩いて指導を仰いでいるように、見巧者の多いところで、そんな目の肥えた見巧者をシーンとさせたというから、さすが寄井座。

写真は伊丹さんと同じように「蝶々夫人」と「寄井座」をハシゴした
石田真典さんが撮影したもので、早く見たい私は携帯で石田さんに電話

「いま、笹戸で作品を作っているのでデーターが欲しい」と無理難題
ダメ元でいたら夜の9時頃本当に届けてくれたから
農村舞台の作家はみんな人がいい。



で、とうとう私のリレー個展の番がきた

とうとう私は自分の案内を出せないままこの日を迎えてしまった
この日も朝の7時から連絡やら調整で出遅れでいやな予感





10時50分頃⇒笹戸の八幡神社で材料を下ろす






15時30分頃⇒作品のタイトルは「風船降臨」
浅間山の大噴火で火の玉が笹戸に飛来したという境内社「浅間神社」の縁起に想をえて命名したが、コンプレッサーの圧が弱くて空気が思うように入らない。3時間半かけてこの状態。





22:30頃⇒空気の充填がほぼ完了






23:00頃⇒作品の設置終了
このあと明日プロジェクターをセットして完了  


Posted by かとうさとる at 04:47 | Comments(1) | 農村舞台