2010年04月20日
楓のトンネルで翠の森林浴
私は水木しげるではない
豊田市は今でこそ自動車のまちとして知られているが、祖母の代まではいろいろな風習が残っていた。台風の時は、先端に鎌を縛り付けた物干しざおを南の空に向けて立てるのが慣わしで、伊勢湾台風の時も祖母に叱られながら物干しざおを立てたことを覚えている。「嵐を切る」というおまじないのようなものだったと思うが、不思議なことに伊勢湾台風が最後で、鎌を立てたという記憶がない。
こんな話をすると、私の生まれ育った地元でもみんな覚えていないという。私の思い違いと思われているようだが、私は水木しげるではない。集落の家々の東の角に物干しざおが立った異様な光景はあれが最後で、忘れるはずがない。
生命のメカニズムは不思議
もう一つは出産や死亡が潮の満ち引きに関係するというもので、科学の領域で否定されているようだが、妻の体調を観察していると科学では解明できないものがあるのではないか。気圧の変化が人間の内圧のバランスを崩すためで、気象予報士よりよく当たる。妻がぐったりして動かなくなったら雨具の用意すれば、まず外れることはない。そんなわけで近頃の私は朝刊が届くと真っ先に天気予報を見ることにしている。妻には黙っているが不測の事態に備えるためで、生命のメカニズムは不思議だ。
こんなときは一人で
楓のトンネルを散策

楓の名勝と言えば足助の香嵐渓が有名だが
近場の東名名古屋CCの楓もなかなかのもの

楓の新緑は格別

明日は天気になるといいが
Posted by かとうさとる at 02:41 | Comments(1) | とよた風土記
この記事へのコメント
緑のトンネルの写真・・・瀬戸・赤津から藤岡村に抜ける道を思い出します。
泣けてくるような新緑のトンネル、あの素晴らしい道はいまでも当時のままなのだろうか・・・。
泣けてくるような新緑のトンネル、あの素晴らしい道はいまでも当時のままなのだろうか・・・。
Posted by risi@いけばな at 2010年04月21日 17:19