2012年08月10日

行く河の流れは絶えずして







中国の諺に
「賢人の交わりは淡く愚人の交わりは濃い」
という言葉があると何かの本で読んだことがある

私は後者で何んだかわからない
こんなときは何も考えずにぼんやり
行く河の流れを眺めるのがイチバン





行く河の流れは絶えずして


平成記念橋から眺めた矢作川/遠方は中心市街地/左後方は豊田スタジアム


長野県の大川入山に端を発して
長野、岐阜、愛知の三県を流れ三河湾に注ぐ矢作川




行く河の流れは絶えずして


写真右上、川幅が広くなっているところは支流籠川の合流点


往時、矢作川は物流の大動脈で要衝となったのが
国宝の信長像で知られる長興寺の北から金谷城へ入る「下江湊」と
遠くは東濃地方まで物流を運んだ「平江湊」の二つ

その「平江湊」があったのが
籠川の合流点から市木川の合流点にかけたあたり

籠川の上流域は猿投古窯の窯址が点在するため
多口瓶などの灰釉陶器もまた水運で奈良の都や
遠くは東北地方まで運ばれたに違いない




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Posted by かとうさとる at 00:07 | Comments(0) | とよた風土記
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