2011年08月18日

農村舞台アートプロジェクトの経過報告(18)


農村舞台点描(3)実栗町神明社農村舞台






農村舞台のほとんどは神社の境内にあるため、大概の舞台は集落で「○○神社はどこですか」と聞けば、辿りつくことができる。中には例外もあって聞いても辿りつけない舞台もある。

そんな舞台の一つが足助地区の実栗町神明社農村舞台で、集落のはずれの山の中に神社があることは珍しくないが、登り口がわからない。

目視調査の一日、森の中に続いている田圃の畔道を見つけて登っていくと、森の中にぽっかり穴が開いたような空間が見えてきた。目を閉じると走馬灯のように懐かしい光景が浮かんできた。だれでもそんな思い出を持っていいるのではないか。去り難さの魅力とでもいおうか、しばし無人の舞台で時の発つのを忘れてしまった。

残念ながら今回のプロジェクトでは
前述したような理由(マップだけでは辿りつけない)で外した。



嵐の前の静けさ


地元協議も済み
なんだか台風の目の中に入ったような穏やかな一日
伊丹靖夫さんと農村舞台スタンプラリーのスタンプ作成
鈴木五郎さんと「五郎碗茶会」の打合せを済ませたあと
自分のプランの確認のため笹戸の八幡神社に車を走らせた





舞台の実測をしようとメジャーを探したがない
メモをとろうとペンを探したがペンもない
いつも制作工具を車に積んでいるのに間抜けもいいところ
得意(?)の目視でなんとか用はなしたがサイテイ

ちなみに私のタイトルは笹戸の八幡神社の縁起から(?)
「風船降臨」とした。笑ってしまうようなタイトルだが
まあ、見てのお楽しみ。


  


Posted by かとうさとる at 15:51 | Comments(0) | 農村舞台