2009年02月04日

今日は立春 ちょつとひと休み




ちょっとひと休み

今日は立春。ニュースによると3月中頃の陽気だそうだ。夕方に編集中の図録の打合せが一件入っているのみで、ちょつとひと休み。カメラと鋏を持って近場の春を探しに出かけた。上の写真の「菜の花」は豊田スタジアム東の畑で見つけたもの。近くの千石遺跡で平安時代前期の利水施設の発掘調査をしていたが、こちらはまたの機会に。

下の写真は、昭和2年に愛知県10名勝の一つに選ばれた「勘八峡」で、お目当ては羽根を休める水鳥。目視のためはっきりとはわからないが、カルガモやオナガガモなど100羽近い水鳥が羽根を休めていた。



「花」は古来より奥三河の花祭りに象徴されるように、季節の先き触れを告げる聖なるものとされてきた。岬の「ハナ」、レースでトップランナーを「ハナ」を切る、あるいは人間の顔の高い位置についている器官を「ハナ」というのも、同じ意味で、ものごとの最初に現れることに由来するそうだ。そんな訳で最後はやはり自生の花木の咲き具合が気になる。蠟梅は旬を過ぎ今は山茱萸の花が旬。梅と椿は場所によって1ヶ月近いズレがあって一概に言えないが三分咲と言ったところか。仕上げは花木ハンターの手土産?を玄関に活けてお終い。



花木:三椏、梅、椿、南天、柾、松|花器:猿投窯山田和俊焼〆め
  


Posted by かとうさとる at 23:42 | Comments(0) | らくがき帖