2016年06月20日

本邦初講演「漱石が対決した正三」








本邦初講演「漱石が対決した正三」


  恩真寺は寛永元年(1624)頃から
  正三が草庵を結んでいた場所に建てられた寺院で
  境内には正三の墓のほか正三が修行した史跡も多い



今週の日曜日(6月26日)
郷土の偉人で江戸時代初期に活躍した
仏教思想家、鈴木正三を顕彰する
豊田市鈴木正三顕彰会の総会が
正三所縁の市内山中町恩真寺で
開催される




本邦初講演「漱石が対決した正三」


  地元のオピニオン紙矢作新報に月イチで連載している
  コラム「ぶんかの定点観測」より転載(6月17日発行)



この総会は
正三の命日の6月25日にあわせて
毎年6月の第4日曜日に開催されるもので
総会の呼び物の一つが
全国の正三研究者による記念講演会




講師は
「蘇る自由の思想家鈴木正三」の著者
森和朗さん




本邦初講演「漱石が対決した正三」


講師は
「蘇る自由の思想家鈴木正三」の著者で
NHKジャーナルなど
数多くの報道番組を担当した
元NHK国際局チーフ・ディレクターの
森和朗さん


二度目となる今回は
没後100年で沸く時の人
文豪夏目漱石を通して正三を語るというから
さすが一級のジャーナリストは
目の付け所が違う




漱石ファンも
正三ファンも必見!




本邦初講演「漱石が対決した正三」


森さんのお話によると
読書家の漱石は
蔵書に膨大な書き込みをしているが
大部分は英語の書物への
英語による書き込みで
和書への日本語による書き込みは
それほど多くないとのこと

ところが
その和書への書き込みの大部分が
正三七部の書の
「驢鞍橋」(ろあんきょう)と
「麓草分」(ふもとのくさわけ)を
対象にしているというから目から鱗


漱石は著書の中なかでは
正三について何も言及していないが
漱石の思想形成に与えた正三の影響力など
本邦初講演になることは必至で
漱石ファンも
正三ファンも必見


当日は参加自由で
記念講演会は11時から


受付で森さんのサイン入り
「自由の思想家鈴木正三」
「漱石の黙示録」のほか
正三の関連書籍の頒布も


問合せは
豊田市鈴木正三顕彰会
0565-88-7038(濱本)まで


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Posted by かとうさとる at 09:23 | Comments(0) | とよたの文化
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