2014年11月07日
小田木人座の復活に向けて千里の道も一歩から
昨夜、小田木老人いこいの家で
小田木人形座準備会があり
車を走らせた
注釈①
小田木人形座準備会は
江戸時代中頃、稲武地区の小田木村に伝えられ
明治の初めに途絶えた小田木人形座を復活させようと
昨年(2013年)4月、地元の有志たちが中心になって
立ち上げた準備会

注釈②
上の冊子 「小田木人形座」は
昭和54年、小田木人形座保存会が編集
稲武町教育委員会が発行した叢書
B6版33ページの小冊子だが
小田木人形座の考察と
カシラ、衣装等が正確に記録された貴重な一書
叢書によると小田木では安永(1772~1780)の頃
文蔵という人形師が現れ、自ら人形を作製したといわれている
表紙の検非違使は
カシラの内部に「文」の銘があることから
この文蔵作と称されている
小田木人形座のカシラと衣装は
愛知県有形民俗文化財に指定され
稲武郷土資料館「ちゅ~ま」に展示されているため
興味のある方は是非
注釈③
小田木人形座保存会は関係者の逝去とともに消滅
準備会はこの保存会の志を引き継いで設立
私の役割は
準備会の水先案内人となって
小田木人形座を立ち上げるまで
見届けることだが
一度途絶えた人形座を
復活させることは至難の業
準備会は
それを徒手空拳でやろうというから
ドンキホーテも真っ青!
もっともこれぐらいでないと
やってられないかも知れないが…

注釈④
小田木人形座復活までの
活動項目と課題を記した行程表
みんな本当に大丈夫かな
①叢書小田木人形座の復刻版の出版(2015年末までに)
②小田木人形座準備会のパンフレットの作成(2015年2月末までに)
③小田木人形座準備会の会報の作成(2015年2月末までに)
④黒田人形に学ぶ飯田宿泊研修(2014年12月)
を決めたあと
三番叟の人形をみんなで体験したが
本当に大丈夫かな




カシラが取れちゃったけど
どうしよう



みんな何をやっとるだか
よくわからん
Posted by かとうさとる at 14:08 | Comments(0) | 農村舞台