2014年10月23日
古橋源六郎暉皃と古橋懐古館
安倍総理が所信表明で
地方創生のケーススタディとして紹介した
古橋源六郎暉皃
コメントは省くが
地方創生は
第二次安倍改造内閣の
重要課題の一つ
この地方創生の理念について
安倍総理は先月末の所信表明で
豊田市の旧稲武町の名家
古橋家の六代目当主
古橋源六郎暉皃(1813~92)の
言葉を引用した
ちなみに現当主は
元総務庁事務次官の古橋源六郎氏
余談に逸れたが
小泉総理が引用した「米百俵」と違って
暉皃は全国的には無名で
国会記者も慌てたのではないか

昨日の朝日新聞が
この暉皃について詳しく報じた

少し補足すると
暉皃は林業など産業を興して
村を発展させるとともに
江戸に上って
国学者平田鉄胤の門に入り勉学

パンフレットの懐古館は
暉皃から三代にわたって蒐集した
幕末から明治を駆け抜けた偉人や
儒学者のコレクションを展示する
知る人ぞ知る全国でも一級の
歴史民俗博物館
政治の話は抜きにして
古橋家と懐古館のことが
正当に評価され
全国に知れるのは
地元の一人として嬉しいもの
この秋は古橋懐古館に
立ち寄ってみてはいかが

香嵐渓と並ぶ紅葉の名勝大井平公園は
暉皃が植林した山を整備したもの
大井平公園と懐古館は1~2キロほどの距離
この秋は古橋懐古館に
立ち寄ってみてはいかが
Posted by かとうさとる at 12:14 | Comments(0) | とよたの文化