2014年02月20日
松のことは松に習え地元のことは地元に習え
国境の長いトンネルを抜けると
そこは雪国だった

国道153から見た小田木の集落
「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった」は
川端康成の「雪国」だが
足助と稲武を分ける伊勢神トンネルを抜けると一面銀世界
「豊田など四市町村1200戸超で停電続く」と報じた新聞記事や
稲武地区で花卉園芸をされているちゃり-さんという方が
ブーログ(私が契約している地元豊田のプロバイダー)に
投稿された被害記事で凡そのことは予測していたが
目の当たりにすると言葉もない

正面の建物は「どんぐりの湯」
日常生活には支障はないようだが
大雪から既に5日が過ぎているのにこの残雪
北設に近い山間部の集落では
依然として停電が続いていると聞いたが
一日も早い復旧を願うしかない
私がそんな雪の稲武に
出かけた理由

私がそんな雪の稲武に出かけたのは
稲武交流館で開催された
稲武歴史探検隊・豊田郷土を知る会による
「稲武地区の歴史・民俗を学ぶ会」に出席するため
松のことは松に習え
地元のことは地元に習え

稲武地区の概要説明に続いて
押山地区の御嶽信仰を掘り起こした活動をテキストに
稲武歴史探検隊の活動報告を聞いたが
「郷土の歴史を知ることで立体感をもって見えるようになった」
のコメントに地に足がついた活動の大切さを実感

稲武歴史探検隊の活動報告に聞き入る豊田郷土を知る会のメンバー

稲武歴史探検隊と稲武地区コミュニティー文化部会のメンバー

稲武交流館講座「稲武の歴史を知る」vol1~7のテキストをいただいたが
平易な文章で稲武の歴史の読み聞かせを聞くような読後感で新鮮
講師の安藤泰氏は博覧強記の郷土史家でこうした史家が地元にいる稲武は強い
残念ながら別に予定があるため途中で退席したが
松尾芭蕉に「松のことは松に習え」という言葉があるように
改めて地元のことは地元に習うが一番と痛感
Posted by かとうさとる at 03:49 | Comments(0) | とよたの文化