2011年10月25日
農村舞台アートプロジェクトの展開(4)
居間でコスモスと遊ぶ
いけばなは植物と遊ぶ術と言った人がいるが
晩秋のコスモスと遊ぶ楽しさはいけばなからの御褒美
まア、たまにはこんな御褒美でもないと人生やってられない

花⇒コスモス
器⇒染付鉢
鈴木五郎の茶室「五郎庵」の解体
リレー個展の中には、地元との話し合いでお祭りまで撤収を延ばした作品も。作品が地元に受け入れられた証で二つ返事で引き受けたが、問題は片づけで、作家に「もう一度片づけて」とは言いにくいため、自分で引き受ける羽目に。

鈴木五郎の茶室「五郎庵」の部分
右奥の太夫座の絵は常設として遺した五郎さんのドローイング

そんなわけで昨日(24日)午後
浅谷の八王子神社で解体作業開始
浅谷と書いて「あざかい」と読む
地元の人に話を聞くと
もとは岐阜県の明智郷(あの明智光秀の明智)で
昭和30年代に旧旭町と合併して
岐阜県から愛知県に編入されたとのこと

深見の佐藤さんに無理を言って天井の梁に上がってもらった
鳶のような身の軽さに「佐藤さんこれからも頼むよ」と冗談で私
「かとうさん!ワシでやれることなら何でも言ってよ」と佐藤さん
みんなに助けられて感謝!

写真で見ると簡単に見えるがなかなか難儀
仮組み程度とタカをくくっていた茶室の構造が
ビスでしっかり固定していたためで、五郎さんの仕事に感心!

ここから先はマグロの解体ショーのようなもの

集落の人も三々五々集まってきたため
「あとはお願いします」と私
「あとはワシらでやるからいいわ」と稲垣組長さん
最後になってようやく打ち溶けたような気がしたが
コミュニケーションは時間がかかるもの
あわてないあわてない
Posted by かとうさとる at 22:20 | Comments(0) | 農村舞台