2011年09月05日
農村舞台アートプロジェクト開催中(4)
灯台もと暗し
今朝(4日)は台風一過の晴天を思い描いていたが
夜が明けても風雨が強く予定を変更
デスクワークとは名ばかりの身の回りの整理をはじめたが
これが難儀でどこから手をつけていいのかわからない
私は定点観測(定期健診)という言葉をよく使うが
最優先の観測場所が「私の部屋」だったと気がついたが
もう手遅れかも…。
リレー個展の第2組制作はじまる
リレー個展第1組の最終日。午後風雨も弱まってきたため、前回報告した迫町磯崎神社の再展示の準備をして現場に向かったが、現場は依然として風が強く断念。お詫びの掲示をして、第2組の小原地区へ。
■小原田代町八幡神社農村舞台(稲垣陽子さん)制作設置完了
■松名町蘆和神社農村舞台(青山良博さん・啓子さん)5日公開制作
■大坂町熊野神社農村舞台(加納恒さん・登茂美さん)5日公開制作

小原に着くころには雨も小康状態で一安心

左は蘆和神社農村舞台で予定している青山良博さん
右は小原和紙の加納恒さん
「雨で心配していたが地元の区長さんが俺が道を直すから
あんたたちは作品を作るように、と言ってくれた」と加納さん
こんなふうにしてみんなに支えられていることを感謝
雨の中、重い発電機を運んでくれた文化振興財団の職員にも感謝

私の聞き違いでなければ、花びら餅のようなピンクの花弁は
手漉き和紙を紅ショウガで染めたとのことだが
ほのかにショウガの匂いがただよってお抹茶が飲みたくなりそう
リレー個展第1組最終日

延長展示が決まった松沢二三夫さんの「鬼ごっ子」(読売新聞)


9月2日(金)発行の矢作新報
リレー個展第1組の内
紹介していなかった2舞台を紹介
城見町神明社農村舞台⇒鈴木真幸登さん
鈴木真幸登さんは真言宗の僧侶で、茶華道との出会いは京都で修業中に嵯峨流に入門。関西の現代いけばな界で活躍する大坂の松井清志さん、田中美智甫さんとは京都時代からの友人ということだが、年をとらない秘訣はいつまでも夢を語る友を持つことかも。(華道連盟理事長)

作品1
神明社参道の掃き掃除からはじまり
神域全体に目配りした丁寧な仕事でお客様をお出迎え

作品2
「木染月」(こそめづき⇒旧暦の8月)と題した献花

作品3
写真ではよく見えないが(肉眼でも同様)、シダをプリントしたように挟さみ込んだ透明のアクリル板を紗幕のように吊り下げている。シダの繊細な形状と透明感が抑制した精神性を感じさて好きな一点。
三箇町八柱神社農村舞台⇒石川泰弘さん
褒め殺し風に紹介すれば
石川泰弘さんはモダンアート協会の会員として活躍。もうひとつの顔は小学校長で美術教育のエキスパート。酒を飲ませてギターを持たせればプロのシンガーソングライター顔負け。おまけに住んでいる家が白亜の邸宅で奥さんもキュート。やっぱり褒め殺すしかないか(ハハハ)

三箇町八柱神社は安政3年に建てられた美しい舞台

木立に囲まれた薄暗い境内と無人の舞台。演劇的には最高のシチュエーションで、やはりというか、寺山修司風のおどろおどろした世界を演出した石川泰弘さん。苦戦したくせに、へへへへと自画自賛している顔が見えるようで、私も思わず笑ってしまった。
Posted by かとうさとる at 02:50 | Comments(1) | 農村舞台
この記事へのコメント
dapingohtsubo 大坪光泉
今地方のアートシーンが熱い!豊田市を中心に農村舞台アートプロジェクト開催中 ■小原田代町八幡神社農村舞台 ■松名町蘆和神社農村舞台 ■大坂町熊野神社農村舞台 http://urx.nu/bU1
9/5 13:19[ モバツイ / www.movatwi.jp ]
以上ツイッター上に掲載させていただきました
今地方のアートシーンが熱い!豊田市を中心に農村舞台アートプロジェクト開催中 ■小原田代町八幡神社農村舞台 ■松名町蘆和神社農村舞台 ■大坂町熊野神社農村舞台 http://urx.nu/bU1
9/5 13:19[ モバツイ / www.movatwi.jp ]
以上ツイッター上に掲載させていただきました
Posted by 大坪光泉 at 2011年09月05日 13:23