2011年08月30日

農村舞台アートプロジェクト開催中(1)










郷土創作狂言「井戸茶碗」で幕開け

8月28日(日)市制60周年記念農村舞台アートプロジェクトがスタート
藤岡飯野町秋葉神社農村舞台で開催会されたオープニングライブ
郷土創作狂言「井戸茶碗」には、約200人の市民が足を運こび
劇場としての農村舞台の魅力に浸った。


農村舞台アートプロジェクト開催中(1)


上演された狂言は、古典狂言「井坑」と創作狂言「井戸茶碗」の二題
話では初心者の方もかなりいたはずだが、能楽師の井上靖浩さんの分かりやすい解説付でみんなリラックス。ものの5分で全員が見巧者になってしまったよう。井上さんは市内の学校を訪問し、能・狂言のワークショップの指導をされているそうだが、さすがプロ。



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「井戸茶碗」は、名誉市民の故本多静雄先生が書き残した郷土創作狂言の代表作。新作狂言を古典と比較して辛口の批評をする狂言師もいるが、狂言も同時代性のものが断然面白い。

写真は「井戸茶碗」のクライマックス。道具屋(左)が言葉巧みに言いくるめて主人(右)に2000貫で売りつけようとしているところへ、主人の妻(左から二人目)が帰ってきて、東寺の骨董市で買ったという25文の井戸茶碗と並べて道具屋に鑑定させる場面で、境内は抱絶絶倒。多分全員がこの日を境に狂言ファンになったのではないか。


リレー個展の第1組は9月4日(日)まで

会場とアーティストは次のとおり
■城見町神明神社農村舞台⇒華道連盟理事長の鈴木真幸登さん
■西広瀬町八剱神社農村舞台⇒ハリボテアートの松沢二三夫さん
■迫町磯崎神社農村舞台⇒徳島県神山町の画家原るみさん
■三箇町八柱神社農村舞台⇒モダンアートの石川泰弘さん



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「摂理の中で想うこと」と題した原みるさんの作品設置
地元のケーブルテレビの取材も終え、所用があるとのことで
帰られたあと、作品が風で倒れてしまった。
木に挟んだ箇所が倒れたときにダメージを受けているため
電話で原さんと対応を協議



農村舞台アートプロジェクト開催中(1)


原さんの許可を経て展示の変更
オープニングとコラムの入稿とメンテナンスが重なり
結局初日は朝刊を読んで寝る羽目に



ひまわりネットワーク
農村舞台アートプロジェクトの放映予定


■放送予定⇒9月5日(月)~9月11日(日)午後6時30分
■番組名⇒「とよたNOW街角ぽけっと」

■上記以降も、繰り返し放送します
○ひまわりチャンネル(121ch)
 【当日】18:30・19:30・21:30・23:00
 【翌日】7:00・9:30・11:00・12:30・14:30・17:00
○デジタル12・アナログ6(12ch・6ch)
 【当日】18:30・22:00
 【翌日】8:30・13:00

■記録映像は豊田市のホームページで
放送日の翌日の昼から見ることができます
http://www.city.toyota.aichi.jp/



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Posted by かとうさとる at 00:55 | Comments(0) | 農村舞台
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