2011年08月11日
農村舞台アートプロジェクトの経過報告(13)
リレー個展地元協議
世界のトヨタ自動車のおひざ元の豊田市に、一市として全国でも有数の数の農村舞台があるというと、ほとんどの方が怪訝な顔をされるのではないか。平成の大合併以前は8舞台だったのが、三河山間部の旧町村との合併によって一気に78舞台に増えたためで、市民が驚いているほどだから、怪訝な顔も納得。
迫町磯崎神社農村舞台⇒原みる(絵画)

10日(水)リレー個展の地元協議を済ませた迫町の磯崎神社は、猿投神社の北東の隅、俗にに言う鬼門にあたり、区長さんの説明によると鬼門除けの神仏習合神社として建立。明治の廃仏毀釈の嵐も集落の人たちの篤い信仰と智恵で難を逃れた(建物の向きを変えたりして)とのこと。
先ずは猿投神社の神宮寺から難を逃れたという観音さまにご挨拶。

この舞台で仕事をするのは徳島県神山町在住の原みるさんという画家で、伺っているプランと設置方法を説明。「夜間も見られるようにしたらどうか」との提案に、「常夜灯に火を燈したらどうか」と私。「それはいい、集落の人たちには回覧をしてみんなに見てもらうつもり」と区長さん。
(もしブログを読まれたら)
原さん、初めての場所ですが安心してお出かけください。
三箇町八柱神社農村舞台⇒石川泰弘(造形)

三箇町八柱神社農村舞台は安政3年に建てられた簡素で美しい舞台で、密かに私が狙っていたが、いろんな事情でモダンアートの石川泰弘さんに譲った(?)もの。「さとるさん!悪いねぇへへへへへ」と石川さん。スタンプラリーのスタンプを沢山頼んだから、まあいいか。
「何かあったら私の家に寄ってくれん。何でもするから」と区長さん。
石川さん、あとは上手くやってください。
Posted by かとうさとる at 04:35 | Comments(0) | 農村舞台