2010年01月19日
全作品のポストカードを手作りで作成
時間軸に沿ってファイリング
蛇行する本流から切り離された所にできる河跡湖を三日月湖と呼ぶが、今の私はまさに弧立した三日月湖で、砂が堆積して葦原に還るのは時間の問題。まあ、こんなことは大した問題ではないが、水が濁って枯れるような、みっともない終わり方だけはしたくないものだ。
そんなわけでもないが、先ずは私の仕事の足あとを確認するため、全作品のポストカードを手作りで作成。時間軸に沿ってアルバムにしてみた。

インスタレーションのポストカードファイル(80年代)

生の植物を中心にしたポストカードファイル(80年代)
ポストカードから見えたことと課題
私の仕事は床の間から離れ
器から離れたところからはじまった。

写真は1976年の個展の作品で、いけばなのしがらみを取るため、名前を平仮名のかとうさとるとした。個展を見に来た流派のトップが怒って帰ってしまったという話を後で聞いたが、采は投げられた。(1976年)
まだ壁面から自立できない両生類の時代

枯れ木も山のにぎわい。(1982年)
「空間をいける」とは
日常を聖なる空間に異化すること

写真は床の間と器の呪縛から解放されたターニングポイントとなったムシロフェンス。インスタレーションという言葉を知ったのはずっと後のことで、この時、私は無限の空間というキャンパスを前に「空間をいける」という手法しかもっていなかった。(1983年)
私にとって「室礼」は
自然な空間認識だが
諸刃の剣で距離感が課題

写真は建築家の原広司が設計した美術館松欅堂で発表した作品。その後の展開を決定した作品で納得しているが、今考えるとフロアに設置した黒い板が空気の流れを妨げていることは明白。空間を「室礼」(デザイン)する意識が無意識のうちに働いている証拠で、私にとって「室礼」は、自然な空間認識だが、諸刃の剣で距離感が課題。(1995年)
Posted by かとうさとる at 04:26 | Comments(0) | いけばなから