2016年02月17日
豊田市美術館2016|美は感動
豊田市美術館フォトビュー
豊田市美術館は
世界的な建築家谷口吉生の
代表建築の一つ

豊田市美術館の正面エントランス
写真右の野外彫刻はリチャード・セラの「ダブルコーンズ」
豊田市美術館は1995年11月
私が通った当時「山の学校」の愛称で親しまれていた
中小学校(現童子山小)の跡地に建てられたもので
当時から桜の名勝として知られ
東斜面の市指定のエドヒガン群はその名残(下写真参照)
元は七つの国が見渡せることから
七州城と呼ばれた挙母藩2万石の居城(館)があった場所で
彫刻テラスに立つと眼下に三河山地につらなる市街地
遠くは南・中央アルプスか遠望できる(下絵図参照)

当時小六の私も並んだ中小の人文字(昭和30年)
左の白く見えるのは復元される前の七州城隅櫓の石垣
石垣の右、畑と校庭の境界に見える細い道は
現在の美術館のアプローチ

教育委員会発行「豊田の文化財」より
市指定「七州城図」
左上白く見えるのは「蓮池」とよばれた外堀?で
現在の美術館駐車場



背中はヘンリー・ムア「座る女:細い首」(1961年)
遠い異国の地で座る女は何を見ているのかな

こちらはダニエル・ビュレン
昨秋リニューアルオープンした
豊田市美術館に足を運ぶ

豊田市美術館は日本を代表する
お洒落な美術館として
国内外より高く評価されているのは
周知のとおりだが
残念ながら未だ「過ぎたるもの」として
敬して遠ざける人は少なくない
昨年秋以来
その豊田市美術館が
リニューアルオープンして
話題を呼んでいる
過日、市民参加型のイベントが
一息ついたのを見計らって
美術館に足を運んだ
コレクション展Ⅱ
企画展「山口啓介|カナリア
特別展「家康の遺宝展~松平から徳川へ~」
髙橋節郎記念館を巡ったが
美は感動

中でも
新たな切り口で
河原温の世界を再構築した
コレクション展

2016年2月17日朝日新聞より転載
アートの最前線で
生命を輝かす山口啓介を
リアルタイムで体感した
企画展は圧巻
竹橋の国立近代美術館レベルで
贅沢の極み
ミュージアムショップ
レストラン、茶室のお抹茶もお薦め
百聞は一見にしかず
是非お出かけを
Posted by かとうさとる at 20:19 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー