2014年05月10日
岡崎市美術博物館|藤井達吉の全貌に拍手
先ずは
岡崎市美術博物館の紹介から

岡崎市美術博物館は
マインドスケープ(心象風景)を
基本コンセプトに
バロック絵画からシュルレアリスム
現代美術まで「心」を伝え
「心」を語る美術品を収集
同時に徳川家康の生きた時代の
資料を収集するなど
地域に生きる美術館のモデルとして
高く評価されている





♪五万石でも岡崎様は
お城下まで船がつく♪
と民謡に歌われた岡崎城の東方
三河高原の山並みに連なる
緑豊かな森に囲まれた
ガラス張りの美術館の前にたつと
身体の中を爽やかな風が
わたるのがわかる
一度は訪れてみたい
美術館の一つ
いま、この岡崎市美術博物館で
地元碧南市出身の芸術家
藤井達吉の全貌展が開催され
話題になっている

本展は岡崎のあと
渋谷区の松濤美術館にも巡回するため
お見逃しなく
初めて名を耳にする方に
藤井達吉とは

修学院離宮を拝観する達吉翁(昭和28年10月)
豊田市の郷土史家 故若子旭さんが発行した
藤井達吉翁写真集(山本實氏撮影)より転載
愛知を中心に
小原和紙や瀬戸~美濃の
陶芸の近代化に与えた影響力など
藤井達吉の仕事は広く知れ渡り
昭和の本阿弥光悦の名で
称えられている
地元を代表する芸術家の一人
藤井達吉の再評価と
日本の近代美術史の再検証を迫る
学芸の誇りをかけた仕事に
万雷の拍手を贈りたい(パチパチパチ)

近年、碧南市藤井達吉現代美術館長の
木本文平さんらの研究によって
日本美術の近代化に果たした
藤井達吉の役割が明らかになってきた
本展はこうした研究成果を問うもので
藤井達吉が最も充実した
大正期の作品を中心に展観
あわせて様々な資料を展示するなど
画期的な大回顧展である
藤井達吉の再評価と
日本の近代美術史の再検証を迫る
学芸の誇りをかけた仕事に
万雷の拍手を贈りたい
藤井達吉の全貌は↓
6月1日(日)まで
問合せは↓
〒444-0002
愛知県岡崎市高隆寺町峠1
岡崎市中央公園内
岡崎市美術博物館
☎0564-28-5000
アクセスは↓

東名高速道路「岡崎インター」から
岡崎市中央公園を目印に約10分
Posted by かとうさとる at 23:45 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー