2012年11月06日

縄文の火焔岡本太郎展に足を運ぶ















碧南市藤井達吉現代美術館と
大浜の風景



昨年生誕百年ということでメディアが競って岡本太郎を特集した
私も国立近代美術館で開催された岡本太郎大回顧展に足を運んだ

その岡本太郎の展覧会が
碧南市藤井達吉現代美術館で開催され話題をよんでいる



縄文の火焔岡本太郎展に足を運ぶ


碧南市藤井達吉現代美術館はこのブログでもたびたび紹介しているが
碧南市出身で日本の近代工芸の発展に大きな影響力を与え
小原和紙を指導した藤井達吉の調査研究を目的に設立された
地域密着型美術館として2008年に開館

もう一つの特徴は全国各地の中小美術館との連携企画や
東海地区の優れた作家をサポートする独自の美術館活動で
地方美術館の可能性にチャレンジするなど
目が離させない美術館の一つとなっている




縄文の火焔岡本太郎展に足を運ぶ


奥の建物が碧南市藤井達吉現代美術館
旧碧南市商工会議所を美術館に改築したもので
手前の望楼は蓮如上人ゆかりの寺町
碧南のランドマークの一つ西方寺の望楼

大地の芸術祭や農村舞台もそうだが
碧南の最大の文化資源はこの寺町の景観で
美術館と寺町が手を組むと
とんでもない化学反応が起きそうで
豊田市民としては複雑系

小さいゝと笑ってしまうが
こういう複雑系をプチナショナリズムというのかも




縄文の火焔岡本太郎展に足を運ぶ


左はテレビのコマーシャルでお馴染の九重味淋の本社
正面に前述した西方寺の望楼が見えるように
美術館の一帯は湊町として栄えた旧大浜の面影が色濃く残っている




縄文の火焔岡本太郎展に足を運ぶ


現在は海浜工業地帯に代わってしまったが
私たちの子どもの頃海水浴といえば
碧南の新須磨、玉津浦と決っていた

私が碧南市藤井達吉現代美術館に近しさを覚えるのは
そんな記憶とどこかで重なっているのかも知れない




岡本太郎展は
説明不要のため簡単に




縄文の火焔岡本太郎展に足を運ぶ


岡本太郎展のチラシ



縄文の火焔岡本太郎展に足を運ぶ


国立近代美術館を観ているため足を運ぶ前までは
碧南市藤井達吉現代美術館のスペースが気になっていたが
岡本太郎ワールド全開




縄文の火焔岡本太郎展に足を運ぶ


詳しいことはこちらの記事をどうぞ(朝日新聞)



アクセスと問合せは


縄文の火焔岡本太郎展に足を運ぶ


縄文の火焔岡本太郎展に足を運ぶ


碧南市藤井達吉現代美術館
〒447-0847
愛知県碧南市音羽町1-1
☎0566-48-6602


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Posted by かとうさとる at 01:42 | Comments(1) | 美術・博物館+ギャラリー
この記事へのコメント
初めまして。
過去記事はいくつか見ておりましたが、taroが気になってじっくり見てたらプログの作りが凄く良いのに気付く。
過去記事をじっくりと読めば興味深いのがいくつもあるじゃないですか。これからはちゃんと読ませていただきます。
Posted by kaki at 2012年11月06日 08:33
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縄文の火焔岡本太郎展に足を運ぶ
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