2012年06月30日
近場に豊田市美術館がある幸せ
「五月雨をあつめてはやし最上川」
松尾芭蕉が最上川を下ったのは旧暦の6月3日
現在の暦でいうと7月19日にあたり五月雨は梅雨の長雨のことで
蕪村の「五月雨や大河を前に家二軒」の情景も
これで納得

理屈っぽい話になってしまったが
元はと言えばぼんやりと空を見上げていて
五月晴れという言葉が浮かんだのが原因


今日のような五月晴れもいいが
一番のお薦めは紗幕をひいたような雨の情景で
私に絵心があれば描くのに(残念)

豊田市美術館の「かくれ里」のようなスポットがここ
お洒落な椅子に座って眺めていると
時間が漂うように流れていくのが見えるから不思議だ
陶のオブジェは金子潤の「だんご」
場の大事さがよくわかる

豊田市美術館のランドスケープになった
手前はリチャード・セラ「ダブル・コーンズ」
奥はソル・ルウィッド「柱のキューブ」


今日のお目当てはこれ
カルペ・ディエム-花として今日を生きる-
続きは小休止したあとで
Posted by かとうさとる at 21:12 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー