2012年04月16日

粕谷明弘さんと一葉式いけ花展









その前にドキッ!




粕谷明弘さんと一葉式いけ花展


別腹さえなければ
私はもっと痩せていた


今日の地下鉄東山線で見つけた車内広告
コピーが面白くて夢中になって読んでいたら
名古屋駅を乗り過ごしてしまった





余談に逸れたが
いけばな界のニューリーダー
粕谷明弘さんの門出を祝福



この春、公益法人制度改革により
公益財団法人に移行した日本いけばな芸術協会の
新体制が発足した

役員も大きく世代交代
中でも注目されるのが業務執行理事・副理事長に就任した
粕谷明弘さん(一葉式いけ花家元)の抜擢



粕谷明弘さんと一葉式いけ花展


いけばな雑司ヶ谷2011のパンフより転載


粕谷明弘さんは
惜しまれて逝去した千羽理芳さん
現在は北京に活動拠点を移した大坪光泉さんらと共に
現代いけばなに大きな影響を与えた「8人の会」の同人としてデビュー
現在も「Fの会」の同人として活躍

こうした同時代性感性と同時にデモストレータ―として
世界各地で日本文化としてのいけばなの普及活動を展開するなど
誰もが認めるいけばな界のニューリーダーの一人

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉があるが
粕谷さんのいけばなに対する愚直なまでのアツい思いは昔のまま

組織と個人の狭間で決断を迫られる機会も増えると思うが
対立軸ではなく二つのかけ橋となって
新たな時代を切り開いて欲しい




その粕谷さんから
一葉式いけ花展の案内が届いた



タイトルの「植・間」は「はなはざま」と読ませる造語で
花たちと間の関係が生み出す空間の美を追求する
一葉式いけ花の基本理念を現したもの



粕谷明弘さんと一葉式いけ花展


■会期⇒5月4日(金)-6日(日)

■会場⇒東京セントラル美術館
銀座貿易ビル5階「メルサ銀座2丁目」





週末金沢に出かける人は
石川県いけ花新進会展に是非



現代いけばなの黎明期に
北陸から大きな衝撃を与えたのが石川県いけ花新進会
私も何度か金沢詣でをしたが熱気に圧倒されたことを
昨日のことのように覚えている

私も歳をとったせいか(振り向けば)
高畑さん、田畑さん、田丸さん、土永さん、道念さんなどなど
当時の戦友たちの顔がしきりと想い出されてならない



粕谷明弘さんと一葉式いけ花展


■会期⇒4月20日(金)-22日(日)

■会場⇒金沢市民芸術村


(注釈)

会場の金沢市民芸術村は旧紡績工場の倉庫群を
年中無休24時間開放、市民プロデューサーの自主運営という
文字通り市民芸術村として再生した画期的文化施設で
金沢21世紀美術館もいいが私ならこちらを奨めたい



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Posted by かとうさとる at 18:39 | Comments(0) | いけばなから
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