2011年07月22日

農村舞台アートプロジェクトの経過報告(8)



本格的活動は週明けから


農村舞台アートプロジェクトの舞台別チラシの作成・地元調整が予定より遅れてしまい、いろいろな方面でご迷惑をおかけして恐縮しているが、今週がタイムリミットと決めている。週明けには記者発表(調整中)、ガイドマップ、チラシの配布と本格的な活動に入りたいと思っているため、いま、しばらく猶予をいただきたい。



その前に最近の紙面から



以前にも書いたと思うが出来る限り複数の紙面に目を通すことを日課にしている。といっても定期購読しているのは朝日一紙で、他は行き付けの休憩サロン(?)で時間をかけてほぼ全紙に目を通すことが多い。気になった記事はコンビニで買い求めてスクラップする。

某紙の記者と飲んでいるとき、酒の肴にそんな話をしたら「まだ、そんな読者がいるんだ」と失笑したが、新聞の現場もいろいろあるようで、私は私で失笑してしまった。






各紙とも社説がつまらない。予定調和で、社の体面を保つためのアリバイ工作にしかず、としか思えないからだ。記者の記名記事と比較するとその意味がよくわかる。オピニオン欄の「社説余滴」は、社説の合意形成で異論がある場合に記名記事で意見を述べるガス抜きのようなコラムだが、「記者有論」とあわせて、紙面を救っている。

21日付け「社説余滴」は、昨今の経団連の言動に対してモノ申すという意見で、「日本国総理の劣化は目を覆うばかりだが、財界総理の方は長い不在がつづいている」と結んでいる。サラリーマン化したいまの財界に鈴木正三の職業倫理を求めるのは「八百屋で魚を求めるようなもの」かも。






また訳知り顔をしてしまったが、私も弁解しているようなもの。他人様のことは言えないが、天野祐吉に救われている人は多いのではないか。



そこで提案
誰か車谷長吉に
フクシマの相談をしてみませんか?







最近楽しみにしているのが土曜日の「be」の『悩みのるつぼ』。回答者は上野千鶴子(社会学者)、岡田斗司夫(作家)、金子勝(経済学者)、車谷長吉(作家)の四人。リアリストの上野千鶴子、オタキングの岡田斗司夫、もの知り経済学者の金子勝、ユル系ニヒリストの車谷長吉。誰が人選したか知らないが編集者に拍手。

中でも秀逸なのがあの白州正子が絶賛したという車谷長吉。抱腹絶倒したあと、悩んでいたことが小さなことに思えてしまう怪答?は人生の達人。誰か車谷長吉にフクシマの相談をしてみませんか。



余談に逸れたが
やっぱり豊田市は広い







国道419で小原トンネルの向こうは岐阜県
農村舞台で県境を越えるのも小さな旅でお薦め






同じ道をUターンして引き返す
県境の標識を見比べるためで私も変わっている






前を行くバスは貞観杉のある杉本のあたりから
抜いたり抜かれたりして走ってきた
それだけで親近感がわいてくるから人生は楽しい






こちらは今回のリレー個展で私が予定している笹戸温泉
舞台は真ん中の杉木立のなかあたりと思うが
まだ何も考えていない。あいさつも伺っていない。







  


Posted by かとうさとる at 15:43 | Comments(0) | 農村舞台