2009年12月29日
でもオジサンは密かに中野友加里を応援
オジサンたちは
みんな真央ちゃんの応援団
私の家から中京大学まで直線距離で700~800メートルほどの距離のため、「室伏広治や浅田真央、安藤美姫を〇〇で見た」という話をよく聞く。浅田真央はウナギのかば焼きが好物で、店の勝手口から入ってきて、ウナギを捌くのを近くで楽しそうに見ているそうだ。そんなエピソードを聞くとオジサンたちがみんな真央ちゃんを応援するのも納得。

中京大学のアイスアリーナ。
今シーズン原因不明のスランプに落ちた浅田真央は、アメリカから帰国するとこのアリーナを拠点に全日本選手権に備えた。浅田真央をよく見かけるようになったのはこの時期で、みんな浅田真央を応援した。

近くのお店屋さんの駐車場にはこんな看板も
でもオジサンは
密かに中野友加里を応援
それにしても、バンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねた全日本フィギュアスケート全日本選手権大会は凄かった。スランプが心配された浅田真央だが、前日の規定演技を見て当確を確信。既に安藤美姫がグランプリファイナルで内定しているため、残りは1枠で、私は密かに前回のトリノ五輪の代表選考に泣いた中野友加里を応援した。
先陣をきったのは中野友加里で、得点を稼ぐ冒頭の3連続ジャンプが不発に終わったため心配したが、後半は満点の演技でトップに。浅田にトップは奪われたがこれは想定内。ライバルは鈴木明子一人。

12月28日朝日新聞朝刊より転載
結果はいつも残酷だが
眩しくてわが身を恥じた。
中野に追いつくためには自己ベストの得点が条件の鈴木明子。この時点で中野の代表入りを確信したが、勝負はゲタを履くまでわからない。「ウエストサイド物語」の世界からマリアが飛び出してきたように、軽やかなステップで舞う鈴木明子を見て絶句。もう勝ち負けのレベルではない。
中野友加里、195.75点。鈴木明子195.90点。その差わずか0.17。「声援が私の背中を押してくれた」と大粒の涙を流した鈴木明子。「この気持ち(はりつめたプレッシャーとの戦い)は4年後まで続かない」と言葉を絞った中野友加里。結果はいつも残酷だが、眩しくてわが身を恥じた。
空を見上げると昼の月が

初いけ用の柳をお土産に
今日はおしまい

暇ネタでご容赦を
Posted by かとうさとる at 18:03 | Comments(0) | らくがき帖