2009年06月21日
他人のこと言えないが一時が万時
何かがゆるんでいる
ここしばらく依頼されている図録の編集のラストランで昼夜逆転の不規則な生活が続いている。こんなときは気をつけなければ、と思っていた矢先に持病の腰を痛めてしまった。気分転換に玄関の花を活け変えるため、壺に水を入れて運んだためで、後悔先にたたず。
行きつけの接骨院で治療したあと、クライアントの家で図録の校正。帰路サッカーボールよりも大きい特大西瓜を農家の庭先で衝動買い。車に積んでもらったことはいいが家に着いて西瓜を抱えたとたん、またギックリ。落とさなくてよかったが完全にギブアップ。
どうにか家に戻ると「図録の校正原稿と携帯電話が忘れているぞ」と電話。今日は最悪の一日。救いは朝日新聞のオピニオン。作家の佐野眞一のインタビュー「売れ筋本ばかりの図書館はいらない」。一将功なりて万骨枯るというが、雑誌のリクエストまでサービスする図書館の変貌がもたらす弊害について指摘したもので、サービスという名の思考停止にしかず。他人のこと言えないが一時が万時、何かがゆるんでいる。

このあたりの田は、山の湧水を溜めた池から水を引いた無農薬米で絶品
Posted by かとうさとる at 03:18 | Comments(0) | らくがき帖