2014年02月02日
わかっていても難しいことが多い

落下した椿をガラスの皿にそっと浮かべる
先月20日に逝去した詩人の吉野弘に
「二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい」
という言葉ではじまる「祝婚歌」という詩がある
その「祝婚歌」に
「正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやいものだと
気付いているほうがいい」
という一節がある
後悔先に立たずと言うが
わかっていても
これが難しい
Posted by かとうさとる at 23:32 | Comments(0) | 花日記