2013年08月01日
切り絵師の俊寛さんが里帰り展
希望をすれば
切り絵の実演も
作品の前にたつ俊寛さん
通院の帰路
市民文化会館ではじまった
切り絵師の俊寛さんの個展に足を運んだ
俊寛さんの切り絵については
このブログでもたびたび書いているため重複するが
イタリアのフレンチェで切り絵を学び
フレンチェの職人展でグランプリを獲得するなど
現地でも多くのファンをもつ切り絵師
俊寛さんと初めて出会ったのは10数年ほど前
ソムリエコーディネーターとして
活躍するイタリア在住の亀山絵美さんの自宅で
「豊田市からきた子で評判の切り絵師がいると」と
紹介されたのがキッカケ
愛知の職人シリーズから/傀儡子の工房にて 萬屋一座控室
切り絵と言えば
棟方志功や滝平二郎、寄席の切り絵のイメージしか
思い浮かばなかったため
初めて作品をみせてもらったときは衝撃
どうしてこれが切り絵なのか
にわかには信じられなかった
話を聞くと
フレンチェにきて職人の手仕事を学ぶうちに
細密画のような切り絵の技法を編み出したとのことで納得
帰国してからは
名古屋や東京、大阪などで個展を重ね
地元の豊田市では初の里帰り展
希望をすれば
切り絵の実演も見せてくれるとのことで親切
普通は手の内は見せないものだが人がいい
私がつまらない説明をするよりも
百聞は一見にしかず
是非足を運んでほしい
切り絵師・俊寛~愛知とフレンチェの職人たち~
●会期⇒8月7日(水)まで※月曜日は休館日
●会場⇒豊田市民文化会館B展示室
Posted by かとうさとる at 16:52 | Comments(0) | アートの現在