2013年07月04日

石黒鏘二の記憶の遺言












目から鱗の石黒史観



前名古屋造形大学学長で彫刻家の石黒鏘二先生が
「終活・記憶の遺言-ボクだって、まだ生きたいよ-」
を著した


石黒鏘二の記憶の遺言


石黒鏘二の記憶の遺言


千種川歩は石黒先生のペンネーム
最後の言葉になるかもしれない重要な本書を
本名でなくペンネームにした理由は本書の中で
述べているが説明が難しいため省略



石黒鏘二の記憶の遺言


本の内容については
上のメッセージが全てで省略するが
癌の告白に驚いた人も多いのではないか




石黒鏘二の記憶の遺言


《起きてもとくにすることもない》1975年


ここまで読んだ方は
難しい内容と思う方も多いと思うが
アートの現在や公立美術館に対する石黒史観が炸裂
これが目から鱗
抱絶絶倒の面白さで一気に読んでしまった

上手く説明できないが最後まで読んで
なぜ石黒先生が本名でなくペンネームにしたか納得

本心を赤裸々に綴るには
教養が邪魔したことは容易に想像がつく
アートの戯作者になることで
書く自由を手にしたのではないか(パチパチパチ)


石黒鏘二展
-記憶のモニュメントその軌跡の展開-


本展はアーティスト石黒鏘二の集大成となるもので必見

■会期⇒2013年7月17日(水)-9月1日(日)
■会場⇒碧南市藤井達吉現代美術館
記念講演会/石黒鏘二と戦後の中部の美術
■日時⇒8月3日(土)14:00-15:30
■講師⇒三頭谷鷹史(美術評論家)
鑑賞プログラム、ギャラリートーク、関連企画多数




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Posted by かとうさとる at 23:49 | Comments(0) | アートの現在
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