2012年07月10日
想は妻有で座敷ワラシ
大地の芸術祭
越後妻有アートトリエンナーレ2012の
開幕まで残りわずか19日!

美術手帖7月号別冊「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2012」公式ガイドブック
現地では最終組の制作がはじまっているのに
私はまだ豊田にいる!
事務局担当の高橋さんから「かとう先生はいつ入られますか?」と
心配の電話がかかってきたが「最終週になる」と私
今回の越後妻有には44の国と地域から318組のアーティストの
作品が展開するが多分私がラストランナーになるのではないか
なんで!こうなるのかわからないがいつもこんな展開でサイテイ
そういえばロンドンで初めて個展をしたときもこんな展開で
挙句の果ては泊まるホテルの資料を家に忘れたまま
ヒースローの空港に降りて真っ青になったことがあるが
一事が万事
今回の私のプラン

公式ガイドブック127ページ
プランの提出段階では集落の集会場を想定していたが
設置場所が「いけばなの家」の室内に変更になったため
プランの変更を余儀なくされたが基本構造は予定どおり
想は「妻有で座敷ワラシ」

今回私が予定している「蓬平いけばなの家」のお座敷
柳田國男の『遠野物語』に「座敷ワラシ」という
子どもの神さまの伝承が記されている
座敷や蔵に住む神といわれ、家人に悪戯を働くが
見た人には幸運をもたらすという「座敷ワラシ」
私がこの部屋に足を踏み入れたとき感じた胸騒ぎは
「座敷ワラシ」の気配を感じたからだと思う
プランの基本構造はガイドブックを踏襲するが
想は「妻有で座敷ワラシ」で、あとは現場次第
ここまできたら腹を括ってやるしかない!
こちらは「蓬平いけばなの家」を
特集した日本女性新聞


Posted by かとうさとる at 01:46 | Comments(0) | 越後妻有2012