2011年05月19日
私のスクラップ歴は40年

以前はこんな風にクリアブックに整理していたが、これが意外と手間暇がかかるため、5~6年ほど前からはジャンル別に袋詰めしたまま放置。
放置していても鋏を入れた記憶が残っていて、いつでも引き出すことができるから手の記憶というのは不思議だ。

中にはこんな「お宝もの」のスクラップも。1971年というから40年前の週刊平凡の記事で、従来のいけばなに飽き足らなくなっていた私は、この「歴史的証言記録」の意味がわからないまま、スクラップした。

私が偶然スクラップしたのは、現代いけばなの端緒に位置づけられている、カリスマ大坪光泉さんの伝説的作品「龍生展のゴミ1/5」。
そんなスクラップマニアの
私の手が止まってしまった
理由は東日本大震災で、多分この未曾有の大震災を整理(スクラップ)できる人間はいないのではないか。

東日本大震災については多くのメディアが検証した特集を組んでいるため、新聞を山積みしておく意味はないように思うが、新聞には「未編集の素材」が詰まっていて、私に言わせれば「宝の山」。
「宝の山」と言うのは、前述した「未編集の素材」の山という意味で、新聞社も生き残りをかけている背景を考えれば、自分のアタマで編集したものと比較しないと「今の時代」は裏が多すぎて危険。
ゆでカエルの危険性
福島原発で、1号機のメルトダウン「炉心溶解」につづいて、2号機、3号機もメルトダウンしていることが確実になってきた。これがどういう意味を持つのか、私が説明するまでもないため、省くが事態は最悪。

想定内なのか淡々と記者発表する東電と政府と原子力保安院
彼らの神経は不可解で説明不可。
『煮立っている湯にカエルを入れると、カエルは驚いて外に飛び出してしまうが、冷たい水にカエルを入れて温めていくと、ぐらぐらのお湯になってもカエルは飛び出そうとしない。最後にはゆで上がって死んでしまう』という「ゆでガエル」の喩話があるが、大震災から約2か月半。私たちは「ゆでガエル」の道に誘導されているのではないか。
信じるに足りる正確な情報があれば、英知を結集して未知の扉を開くのは自明の理で、人間の知性を侮ってはいけない。大手メディアは、ジャーナリズム集団としての誇りがあるならば、大本営発表を垂れ流すのではなく、真実を洗いだして国民に伝えてほしい。
文字が小さくて
読みにくいかも知れないが是非一読を

この2か月半、私たちは一々挙げるのが馬鹿らしいほどの「勘違い人間」を見てきた。断トツのトップが元自民党参議院議員で東電顧問のこの男で、唖然!呆然!絶句!
最後に目の保養にフォト歳時記

乙部の梨園

近づいてみると小さな実がいつぱい

こちらの小さな球は桃の実
果樹農家の話によると残すのは1割程度で
あとはみんな摘んでしまうとのこと。
Posted by かとうさとる at 02:39 | Comments(1) | らくがき帖
この記事へのコメント
ご掲載有難うございます。別件ツイッターから;仙台の友人;宮城県栗駒の松田隆作先生の個展に行きました。作品もとても素晴らしく、また会場のギャラリーも素晴らしい場所でした。作品を拝見して、私は目が覚めました。やはり自分の好きな事,作品をやろうと思いました。http://t.cn/heqAWJ
Posted by 大坪光泉 at 2011年05月19日 21:36