2013年05月04日
新聞拾い読み
あいちトリエンナーレ2013

2013年5月3日朝日新聞より転載
瀬戸内の島々で展開する
「瀬戸内国際芸術祭2013」が話題になっているが
この夏、私の地元の愛知でも都市を祝祭の劇場にした
国内最大規模の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2013」が
名古屋(サブ会場/岡崎)で予定されている。

世界の最先端のアート作品からオペラまで都市をアートで
祝祭の劇場にしようという気宇壮大なプロジェクトだが
浸透度が今ひとつと思うのは私一人ではないと思うがどうか。
愛知の県民性なのか知らないが
コンセンサスを作るのに時間をかけすぎて(小田原評定)
列車が出てからホームに並んでいるようなもの。
おまけにシャイでプレゼンが下手。
斬新なプログラムで3年に一度のチャンスなのに
もったいない。
道に迷ったら
もと来た道に戻れ
昨日、5月3日は憲法記念日。
各メディアが競って憲法を巡る様々な動きをとりあげたが
情報が多すぎて「実際のところはどうなのか」
よくわからないというのが感想。
山で道に迷ったとき
「道に迷ったらもと来た道に戻れ」という格言があるが
憲法の改憲論議も同じ。

4月29日の「天声人語」より転載
4月29日は安部政権が「主権回復」の式典を催した日。
天声人語は、戦争を知る世代がすくなったことから
学徒出陣で海軍に入り、復員後憲法学者になった
佐久間忠雄さんの言葉をとりあげた。
同僚の隊員が次々と沖縄の海に散っていったことが脳裏を離れず
後に「沖縄の戦跡に憶う」と題する詩を書いた佐久間さんは
先の大戦が「侵略戦争」だというなら
兵士らは「犬死」だったのか
という議論に対して
93年朝日新聞の「論壇」に寄稿。
「彼らは『日本国憲法』に化身して
平和日本の礎となった、と私は確信している」
と反論したそうだ。
忘れてはいけない日本国憲法の原点で
道に迷ったらもと来た道に戻れ。
憲法の改憲論議もシンプルにすればよくわかる。
加熱するヘイトスピーチ

3月16日朝日新聞より転載
世の中で起きている出来事は
地震のメカニズムと同じで
水面下で連動していることが多い。
「ヘイトスピーチ」が内包する
フラストレーションも同じで心配!