2017年09月30日

農村舞台アートプロジェクト2017のご案内






豊田市内の中山間地に現存する
農村舞台群を地域の文化資源として
活用する農村舞台アートプロジェクトが
8年目を迎えた









今回も農村舞台を現代の芝居小屋に見立てて
多様な舞台芸術で挑む『ライブ』
農村舞台の空間にアーティストが
個展形式で挑む『アート』の両輪で構成する
基本方針は変わらないが

江戸時代半ばに稲武地区の小田木に伝えられ
明治の始めに途絶えた小田木人形座の
復活に向けた取り組みに続いて
足助地区の怒田沢町諏訪神社農村舞台
寶榮座を活用して集落を再生する取り組み
「寶榮座協議会」が発足するなど
地域創生型のアートイベントに発展

文化庁も度々下見に来豊するなど
農村舞台を巡る動きは
まだまだ余震レベルで目が離せない



こちらは
自民党の機関誌「りぶる」9月号で
特集された豊田市の農村舞台
















残念ながら
こちらの『ライブ』は終了しました


農村舞台で初のオペラガラコンサート↓









  9月10日(日) 深見町磯崎神社農村舞台



小田木人形座+
国選択無形文化財黒田人形保存会合同公演↓










  9月24日(日) 小田木町八幡神社人形舞台跡地


農村舞台アートプロジェクトの予定



京都を拠点に活動する
舞踏カンパニー倚羅座が
農村舞台を芸術拠点にした活動で話題の
寶榮座に見参!



●日時/10月8日(日)14時開演
●出演/舞踏カンパニー倚羅座・西山万歳保存会
●入場/木戸銭1,000円(中学生以下無料)
●会場/怒田沢町諏訪神社農村舞台「寶榮座」
●問合せ/公益財団法人豊田市文化振興財団☎0565-31-8804












  3月29日発行の中日新聞より転載




  7月28日発行の中日新聞
  「新・三河遺産」で紹介された寶榮座



アートは次回に
詳しくはフェイスブック「加藤悟」で検索を
同姓同名が多いためご容赦を
  


Posted by かとうさとる at 20:24 | Comments(0) | 農村舞台

2017年04月02日

桜の樹の下で終末時計を思う










しばらくブログを休んでいたら
誰が火元かしらないが
「寝込んでいるらしい」と変な噂が






  ようやく見頃を迎えた髙橋町の枝垂桜


今日も何人かの人から
「元気にしている?」と電話があり
事の仔細がわかったような次第だが
晩節はみんな大変。






  髙橋町の枝垂桜


余談に逸れるが今年の1月22日
アメリカの科学誌原子力科学者会報が
人類が滅亡するまでの時間を表す
「終末時計」が残り3分になったと発表した。






  いつもは市内で最初に咲く豊田市美術館のエドヒガン群
  まだ五分咲きで、見頃は来週中頃から終末あたりか



終末時計は
核戦争や地球温暖化など
人類が生みだした技術によって
世界が滅亡する時間を午前0時になぞらえ
残り時間を「0時まであと何分」と言う形で
象徴的に示したもの。

3分がどのぐらいの時間なのか
よくわからないが
私たちはもっともっと
謙虚になるべきではないか。






  猿投の桃はまだ蕾



実は私も終末時計を進めた

限られた時間で何ができるか否か
やるべき「コト」はわかっている
あとは行動に移すか否かだが
意はあっても身体が思うように反応しない。

残念だが残されたカードで
ゲームを組み立てるしかない。


情況的には瀬戸際で
大変なことになっているのに
成功するイメージしかないから
ドンキホーテを絵に描いたようなもので
笑ってしまう。
  


Posted by かとうさとる at 03:30 | Comments(0) | 農村舞台

2017年02月17日

農村舞台アートプロジェクト2017始動









昨日は文化振興財団で
農村舞台アートプロジェクト2017の初協議



恥ずかしくて口外できないが
各地の数あるアートイベントの中でも
最も貧乏なプロジェクトで
意地でどうにか支えられているようなもの






  寺本デュオのおしゃべり音楽会でいただいた花


今日は午後から
3月に予定している
豊田シティバレエ団のロシア公演の
最終協議


いろんな経緯があって
相談事やら参加者の調整など
「わかった!」と引き受けたが
よく考えたらアホみたいなもの

苦笑するしかないが
一事が万事で考えてしまう







  寺本デュオのおしゃべり音楽会でいただいた花




夜は足助の怒田沢集落で
農村舞台の地元協議





残された時間が限られているのに…
気分は限りなく複雑系
  


Posted by かとうさとる at 12:17 | Comments(0) | 農村舞台 | 花日記

2016年11月25日

まだ間に合う農村舞台アートプロジェクト









神戸に住む一人息子の夫婦が
亡くなった妻の遺品整理のため帰省


息子夫婦と入れ替わりに
今度はいけばな仲間の大塚さんが来豊


美術館の「蜘蛛の糸」と
農村舞台を案内したが
「三日見ぬまの紅葉かな」






  銀杏の散華で黄金色に輝く六所神社農村舞台
  背中は大塚理司さん


農村舞台アートプロジェクトも
残すところあと3日
未だの方は是非
  


Posted by かとうさとる at 15:17 | Comments(0) | 農村舞台

2016年11月20日

紅葉の松平郷で農村舞台「アート」開幕 2/2








農村舞台アートプロジェクト
「アート」に挑むのは


公募で選ばれた東京都の岩塚一恵さん
日進市の加藤恵利さん
地元豊田市の敦木愛子さんの3人








  (上)農村舞台アートプロジェクトのチラシ
  (下)私が地元紙矢作新報に月イチで連載しているコラム


組合せは
岩塚一恵さん×六所神社農村舞台
加藤恵利さん×九久平町神明宮農村舞台
敦木愛子さん×桂野町神明宮農村舞台


会期と時間は
11月19日(土)~27日(日)
時間は夜明けから日没まで




■市指定坂上町六所神社農村舞台
岩塚一恵さん「漂流する記憶」

私たちは何気なく
原体験とか原風景という言葉を使うが
農村舞台群など初めて来た場所や
初めて見る光景なのに
既に体験したような
不思議な感覚を経験したことが
一度や二度はあるのではないか

  
理由はわからないが
人間の深層に潜む遺伝子の琴線に
どこかで触れているのではないか
 
 
岩塚一恵さんは
こうした既視感・デジャヴを手がかりに
国内外のアートイベントの第一線で活躍
(東京都在住)






  六所神社「一の鳥居」から見た坂上町宮口集落
  大銀杏の見える所が市指定の六所神社農村舞台 
  背後の山は六所神社上宮が鎮座する松平郷の御山六所山















  

■九久平町新明宮農村舞台
加藤恵利さん「息吹く」

加藤恵利さんは
白州アートフェスティバル(山梨)
原発アート展受賞者展(ベルリン)
ファンデナゴヤ美術展(愛知)など
国内外のアートイベントで活躍
(日進市在住)





  九久平町は足助と岡崎を結ぶ
  七里街道の宿駅として栄えた旧松平町の中心地 
  写真はかって川湊のあった港橋から眺めた
  巴川と九久平町の町並み

  新明宮農村舞台は明治の中頃
  正面のこんもりした森の中に建てられた舞台で
  当初は廻り舞台もあったが昭和30年代に
  社殿東側の現在地に移築




 




  

■桂野町新明宮農村舞台
敦木愛子さん「ひらり、桂野。ご縁結び」
敦木愛子さんは
東北芸術工科大学を卒業後
山形県の旧小学校で芸術を取り入れた
イベントや展覧会など
コミュニケーションワークを展開

今回も地元桂野町の人たちと協働
子どもたちも制作に参加するなど
農村舞台の展開に新たな一石を投じた
(豊田市在住)






  桂野町は岡崎市と接する
  巴川の支流群界川に沿った小さな集落だが
  市内で最初に水利を利用した水車ガラ紡が行われるなど
  松平地区におけるガラ紡の中心的地域の一つとして有名

  写真の川の中央の堰堤は水車用に導水する堰堤の痕跡
  群界川の上流を遡ると中部電力で最も古い岩津発電所が
  今も稼働するなど、群界川筋は岩塚一恵さん風に言えば
  日本が発展する中で火垂るのような灯りを燈した
  既視感・デジャヴの聖地
  なにか忘れ物を探したい人は是非











ざっと農村舞台アートプロジェクト第2段
「アート」を紹介したが問題はアクセス

良く知った私でも
上手く説明でないからお手上げ






  ❽九久平神明宮農村舞台(九久平町宮ノ根)
  ❿桂野町神明宮農村舞台(桂野町中屋敷)
  ❻六所神社農村舞台(坂上町地蔵堂)









過ぎたるは及ばざるがごとし
情報過多で疲れた方もみえると思うが
ご容赦を
  


Posted by かとうさとる at 17:08 | Comments(0) | 農村舞台

2016年11月19日

紅葉の松平郷で農村舞台「アート」開幕 1/2







先月終了した「ライブ部門」に引き続いて
紅葉の松平地区で
農村舞台アートプロジェクト第2段
「アート部門」が始まった


松平地区はその名のとおり
徳川の始祖松平家発生の地で
初代親氏が松平氏の勢力拡大の礎を築き
その後、家康に天下統一が託されたことから
徳川源流の聖地として知られている








  松平東照宮







  徳川の始祖松平親氏が眠る松平家の菩提寺高月院


中でも松平親氏の館があった
山里の一帯は松平郷と呼ばれ
「松平氏遺跡」として国の史蹟に指定され
今も訪れる人が多い


この機会に農村舞台アートを肴に
松平氏ゆかりの史跡や
三河山間地の紅葉を訪ねる
小さな旅に出かけてみませんか



ちなみに農村舞台とは

娯楽の乏しかった
農山村や漁村を中心に建てられた
近世芸能舞台で営業用でない舞台の総称で
門田一郎編「農村舞台探訪」によると
北は秋田から南は鹿児島まで
日本各地に分布






  農村舞台群のガイドと一体になった絵地図


中でも豊田市の中山間地から
奥三河、岐阜県の飛騨・東濃地域
長野県の南信州地域にかけて
約1/3の舞台が集中

神社拝殿型という
農村舞台文化圏を形成していることが
判明している


現時点では目視調査のレベルだが
中馬街道や秋葉街道、岩村道など
三河と伊那谷や飛騨・東濃を結ぶ物流の道が
文化を運んだ証で
日本遺産の候補にあがってもおかしくない



農村舞台アートプロジェクトは

こうした農村舞台群を
今に生きる地域資源として活用
アートで地域の絆を繋ごうというもので
単なるアートイベントではない





  農村舞台で初のコラボレーションとなった「献華(1988年6月)
  舞台美術「献華」を私かとうが
  シャーマンをモダンダンスの野々村明子さんと
  現代フルートの真野利郎さんが演じた

  その後、農村舞台の試行は民俗芸能祭
  現代美術のコラボ「共感する悪所」に引き継がれ
  農村舞台アートプロジェクトに結実した




  農村舞台で初のオペラ上演となった「ライブ」には
  イタリアのプッチーニ財団の「蝶々夫人」で世界デビューした
  ソプラノの二宮咲子さんも出演
  写真は蝶々夫人のアリアを熱唱する二宮咲子さん
  (深見町磯崎神社農村舞台)


余談に逸れたがプロジェクトは
農村舞台を現代の劇場に見立てて
多様な舞台芸術で挑む「ライブ」


農村舞台の空間に
多様なジャンルのアーティストが
個展形式で挑む「アート」で構成






  アートの公募を報じた6月4日発行の中日新聞


7年目を迎えた本年度は「アート部門」を
実行委員会によるノミネート方式から
清新なアーティストの登龍門とするため
全国公募に切り替え
今日、その「アート部門」の初日を迎えた


※農村舞台「アート」開幕 2/2に続く   


Posted by かとうさとる at 21:21 | Comments(0) | 農村舞台

2016年10月13日

今月の文化アワーで農村舞台AP「アート」を特集









キレる、忘れるは
トシよりのキーワードだが
昨日はまたも携帯を紛失






  中央左の杉木立は六所神社下宮
  その右の茅葺屋根が六所神社農村舞台






  今月放映の文化アワーで
  「農村舞台アートプロジェクト」の第二弾
  「アート部門」の特集を予定しているため
  私が「アート」の見どころを解説したあと
  アーティストに作品の構想を語ってもらおうというもので
  10時に六所で待ち合わせ



「ひまわり」の文化情報番組
「文化アワー」の取材で
六所神社農村舞台から
九久平の神明宮で待機している
加藤恵利さんに電話

移動中の車の中から
再度確認の電話をしているから
九久平の神明宮までは確かにあったはず






  九久平神明宮の参道
  アートが開催される頃は紅葉も見頃になるはず





  九久平神明宮農の農村舞台は
  明治中頃社殿の西側に建てられたが
  昭和30年代に現在地に移築





  手前右はアーティストの加藤恵利さん
  手前左はインタビュアーの吉村さん

  取材後「上手く話せなくて心配」と加藤恵利さん
  「アタマで私がぶち壊しているから大丈夫」と私
  「よかった(笑)」と加藤恵利さん

  「よかった」は良かったが
  私も出処進退を真剣に考えないと
  
 

気がついたのは家に帰ってから

九久平の神明宮からは
家に直帰しているため
忘れたとすれば車の中か
九久平の神明宮のどちらか


車の中を探したがみつからない
試しに六所まで走ったがあるはずがない
残ったのは九久平の神明宮


残念ながら九久平神明宮の
農村舞台の戸板は一人では開かないため
明日助っ人を頼んで
開けてもらうつもりでいるが
イヤになってしまう
  


Posted by かとうさとる at 22:08 | Comments(0) | 農村舞台

2016年10月09日

農村舞台アートプロジェクトは後半戦まで小休止









農村舞台アートプロジェクトは
❶農村舞台を現代の芝居小屋に見立てて
様々なジャンルの舞台芸術で挑む
「ライブ」部門
❷農村舞台の空間にアーティストが
個展形式で挑む「アート」部門

の二つで構成していることは
これまでも繰り返し説明してきた通り







問題は会期で
これまではライブとアートを
同一会期で開催してきたが
今年からアート部門を全国公募に切り替え
作品制作の準備期間を確保するため
❶前期「ライブ」⇒9月18日~10月2日
❷後期「アート」⇒11月19日~27日

の二会期に変更した


アートの舞台は
徳川の始祖が眠る松平郷
香嵐渓の紅葉もいいが
松平郷の紅葉も負けていない


詳しくは後日アップするが
アーティストとアクセスは
下記の通り










参考までにこちらは↓
昨日(7日)発行の
地方紙矢作新報が報じた
農村舞台「ライブ」の記事





  ※記事の「12月2日上演」は「10月2日上演」の誤り








記事の内容は
見出しのとおりで省くが
コラム「やはぎウィクリー」の
地域文化で山村を再生する
歌舞伎「寶榮座」地域文化の核に

の見出しに偽りはないが
正直に言えば少し荷が重いかも
  


Posted by かとうさとる at 20:00 | Comments(0) | 農村舞台

2016年10月05日

怒田沢の農村舞台寶榮座に昔の賑わいが戻った











10月2日(日)
明治30年に創建された
怒田沢の農村舞台寶榮座の
奉納興業が終わった


この興業は
地元の萩野自治区と協働して
集落の少子高齢化で
存続が難しくなった寶榮座の再生に向けた
プロジェクトの第一弾として開催


忘れられた芝居小屋寶榮座の
魅力と可能性を広くアピールするのが目的で
昔の歌舞伎連を声優として再結集

役者は中村広子さんの紙芝居
音楽は長唄三味線に代わって
クラシックの寺本デュオという
異色のコラボで
村歌舞伎の再現に挑んだ






  写真は開演前の寶榮座
 
  入場者は目測で200人ほど
  スクリーンの左は挨拶をする太田稔彦豊田市長
  手を挙げている人は市外からのお客さん
  
  挨拶をお願いした太田市長が何を思ったのか突然
  「市外の方がいたら手を挙げてもらえますか」と
  呼びかけたもので
  目測で20人近くが手を挙げたため
  みんな横を向いたり後ろを向いたりしてびっくり

  太田市長もジョークを交えて
  さりげなく豊田市のふるさと自慢をして
  笑いをとるなどみんな村祭りのノリで幕が開いた


芸能は神事




  リハの段階から日差しが強く紙芝居の写りが今イチで
  スクリーンに変更するか否か判断に迷ったが
  「お姫滝」に身投げした健気な村娘が
  降臨したヨリシロの前で村歌舞伎を奉納する
  意味がなくなるため予定通り幕を挙げた
  




  「お姫滝」に身投げした健気な村娘から想を得た
  モダンバレエを舞った豊田シティバレエ団の小島さんと高島さん
  
  



  圧巻の奉納ライブでお客さんを沸かせた寺本デュオ
  市長がツイッターで「不思議な体験」と写真入りで書き込んだが
  何かに包まれている不思議な空間に
  時の経つのを忘れた
  


鉄は熱いうちに打て

奉納ライブが終わったあと
椅子を並べ替えて
お客さんを交えて寶榮座の再生に向けた
車座タウンミーティングを行ったが
みんな熱すぎ
  


Posted by かとうさとる at 09:48 | Comments(0) | 農村舞台

2016年10月01日

農村舞台アートプロジェクト みんな傾奇すぎ










賽は投げられた


怒田沢町諏訪神社農村舞台
寶榮座再生プロジェクトの第一弾
農村舞台で紙芝居形式の村歌舞伎まで
あと一日


一部の人には案内を出したが
プロジェクトの制作に時間をとられて
ほとんどが未投函のまま山積み


悔いは残るがもう待ったなし
一人工の限界で諦めた










  今頃アップしても後の祭りだが
  上はプロジェクトのチラシ
  中は会場のマップとアクセス
  下は入場券(中学生以下は無料)






  こちらは私の舞台美術「風船降臨」

  怒田沢と綾渡の集落に伝わる昔話
  綾渡の平勝寺ゆかりの平勝親王が都に帰られたのを
  悲しんだ長者の娘が滝に身投げしたことから
  その名がついたと言う「お姫滝」から想を得たもので
  健気な村娘が懐かしいふるさとの村歌舞伎に降臨する
  依代を表している

  風船にはゆかりの平勝寺住職が
  身投げしたけなげな村娘を供養する
  般若心経の文字が揮毫されている

  今回の寶榮座再生プロジェクトの第一弾
  農村舞台で紙芝居形式の村歌舞伎は
  この依代の前で演じる奉納興業で
  紙芝居はこの赤い風船にプロジェクションマッピング
  ライブは滝に身を投げた健気な村娘に捧げるもので必見
    

こちらは紙芝居の原画↓





  台本は寶榮座で上演された最後の村歌舞伎
  「絵本太功記」をもとにコラボで構成













  こちらは紙芝居の一部
  あとは見てのお楽しみ


本番は10月2日(日)
開場⇒13:30
開演⇒14:00
プログラムは
第一部⇒紙芝居形式の村歌舞伎

構成⇒かとうさとる
舞台美術⇒かとうさとる
紙芝居の原画⇒絵本作家で画家の中村広子さん
声優陣⇒昔取った杵柄で怒田沢の歌舞伎連が再結集
音楽⇒寺本みなみ・みずほデュオ
演奏する楽曲は全曲ベートーヴェンというからみんな傾奇すぎ
第二部⇒奉納ライブ
出演は清新な実力派ディオとして活躍する
ピアニストの寺本みなみさんとヴァイオリストの寺本みずほさん
豊田シティバレエ団の小島綾さんと高島由稀乃さん
寺本デュオの「タイスの瞑想曲」に乗せて
お姫滝の村娘をモダンバレエで踊るというから必見
終演は15:50頃の予定


心配は天候だが
天気予報をピンポイントで調べると
本番の午後は晴れの予報

近場でこんなチャンスを逃したら
もったいない是非!
  


Posted by かとうさとる at 04:43 | Comments(0) | 農村舞台

2016年09月28日

神のみぞ知る二度あることは三度か三度目の正直か



あとは神頼み

怒田沢の
農村舞台寶榮座のライブについては
度々記しているので省くが
心配は空模様

第一弾の深見の音楽祭公演も雨
第二弾の小田木の人形公演も雨

「お賽銭をあげてないから」と
犯人探しをしたが後の祭り

二度あることは三度で
今週末の天気予報を調べると
曇りで降水確率は40%

こうなるとあとは神頼み
三度目の正直を祈るしかない


ライブの追い込み急




昨日は寺本デュオと豊田シティバレエ団の音合わせ
夜は寺本デュオの場当たりと
紙芝居の怒田沢歌舞伎連の稽古の立ち合い




寺本デュオと舞台で待ち合わせをしたが
レッスンで少し遅れるとの連絡

一人で待っていると
奈落からから大きな蝙蝠がバタバタ飛び出してきてドキッ

パリのオペラ座には怪人が棲むというが
農村舞台に棲むのは魑魅魍魎か


イメージはできているが
ぶっつけ本番のコラボで
こちらも天気予報と同じで
ノルかソルか神頼み
  


Posted by かとうさとる at 11:09 | Comments(0) | 農村舞台

2016年09月25日

農村舞台に風船降臨





農村舞台アートプロジェクトが
7年目を迎えた


昨日は「ライブ」の第2弾
300年の伝統をもつ黒田人形を迎えて
小田木人形座準備会改め小田木人形座の
同時公演が開催されたがあいにくの雨





   雨あがる足助の山並み



小田木人形座については大きな動きがあるため
後日改めて記すが「ライブ」の第1弾
「農村舞台で音楽祭」も雨

二度あることは三度というから
「ライブ」の第3弾
寶榮座のライブが心配になってきたが
ここは三度目の正直に賭けるしかない

余談に逸れるが
私が農村舞台に魅せられて
作品集の最後を舞台を六所神社に決めたのが1988年だから
私と農村舞台の関係はかれこれ30年近くになる

以来、「民俗芸能祭」や「共感する悪所」を経て
農村舞台アートプロジェクトに発展したのは
これまでも記しているため省くが
今回の農村舞台は別物

何だか知らないが
身体の中の火が消えて
余熱で走っているような
実体のない感覚とでも言おうか
私の身体の中で
何かが変わり始めている



農村舞台に風船降臨





タイトルの由来

寶榮座の前を流れる
怒田沢川の上流に小さな滝がある
滝の名をお姫滝と言い
むかし後醍醐天皇の皇子で
綾渡の平勝寺ゆかりの
平勝親王が都にお帰りになったのを
悲しんだ長者の娘がこの滝に身を投げたことから
その名がついたそうだ

タイトの風船降臨は
このむかし話に想を得たもので
天女となった健気な村娘が
なつかしい故郷の村歌舞伎に降臨する
依代を表したものである





   健気な村娘に降臨する依代を知らせるため
   般若心経の一節を揮毫する佐藤一道平勝寺住職






   寶榮座の讃は農村舞台の同志伊丹靖夫さん
   舞台の円形は廻り舞台で現在も使用できる










風船降臨を設置したもう一つの理由は
紙芝居形式の村歌舞伎で
プロジェクションマッピングするため



こちらが
プロジェクションマッピングする
紙芝居の原画↓






   登場人物を足助の土雛風に描いたのは
   絵本作家の中村広子さん



当日は
昔の寶榮座歌舞伎連が
声優として再結集

音楽効果はクラシックの寺本デュオ
ぶっつけ本番のコラボレーションで
お姫滝に想を得た
豊田シティバレエ団のモダンバレエも
こんなチャンスを逃した人は気の毒
  


Posted by かとうさとる at 06:17 | Comments(0) | 農村舞台

2016年09月17日

農村舞台アートプロジェクト2016明日スタート




アートは夏炉冬扇の如し
衆に逆いて用いることなし

なんの役にもたたないど
アートはやっぱり愉しい






  何を話しているのかな
  みんな時間が止まったみたい
  





説明はめんどくさいため省くが
寶榮座の前を流れる怒田沢川の源流に
小さな滝がある


滝の名をお姫滝といい
昔綾渡の平勝寺の平勝親王が
都に帰られたのを悲しんだ
村娘がこの滝に身投げしたことから
その名がついたそうです


風船降臨は集落に伝わる
この伝説に想を得たもので
今は天女となった村娘が
懐かしい故郷に降臨する
場所を表したものである



こちらは明日
深見の磯崎神社で予定している
「農村舞台で音楽祭」のリハ↓






まだ準備が残っているため
今日はここまで
  


Posted by かとうさとる at 23:09 | Comments(0) | 農村舞台

2016年09月17日

十五夜を知らず大割烹だるまで美酒に酔う






秋の日のつるべ落としというが
人生の黄昏もかくの如しで
油断もスキもない





余談に逸れたが
一昨日、農村舞台アートプロジェクト準備の空白の一日を使って
原稿を依頼されているあいちトリエンナーレの岡崎会場を
駆け足で巡ったがピンポイントで狙っていた
康生会場の「岡崎シビコ」が月イチの定休日でクローズ
一度に疲れが出てしまった(報告は時間がないため後日)

そんな訳で帰路は伊賀の八幡宮でひと休み


ひと休みしたあとは
大割烹だるまの花を活け替え






  花材は初南天に初コスモスに初ヒガンバナとみんな初もの
  

活け終えたあと
美味しい料理とお酒をいただいたが
農村舞台の仕込みの準備も
十五夜も忘れてほろ酔い







  ほろ酔いにさせた犯人がコイツ↑
  見た目は濃いが程の好い肉汁の甘みと
  焼いた煮大根との食感が絶妙


出てくるひと品ひと品はみんな美味
珍しいものがあると
ローニンアジの刺身まで並んで
目が点に






日本酒のソムリエの大将や女将さんやが
奨める全国各地の名酒は
飲むほどにい~い感じ
秋の夜長に皆さんもいかが




最後にこちらは
怒田沢の農村舞台「寶榮座」で
制作中の「風船降臨」↓





今日の夕方頃には完成する予定
公開制作のため宜しかったらどうぞ
  


Posted by かとうさとる at 04:53 | Comments(0) | 農村舞台 | 花日記

2016年09月14日

あいちトリエンナーレ豊橋会場は電車が便利





昨日は
あいちトリエンナーレの
豊橋会場と岡崎会場に走ったが
これが意外と重労働で
見れたのは豊橋のみ


詳しくは疲れているため
簡単にするが

  
アクセスは公共交通機関がベスト
メーン会場の「穂の国とよはし芸術劇場PLAT」
「水上ビル」は豊橋駅から徒歩で行ける距離
他の市内会場も市電を乗り継げば簡単

ところが私は車で行ったため
道に迷ったり寄り道をしたりしてグッタリ






  穂の国とよはし芸術劇場PLATに設置された
  大巻伸嗣さんの巨大な光の花瓶のオブジェ





  こちらはジョアン・モデ(ブラジル)の作品
  会期中、みんなで糸をつないで
  もう一つの景色を編み出すというもの

  名古屋市美術館、御崎の籠田公園にも
  同様のコンセプトで作品が展示され
  最後は愛知県藝術文化センターに集結して
  完結するというから
  どんな景色(シンフォニー)が誕生するのか
  楽しみ
  










  ある意味
  もっとも豊橋らしさが見られるのが
  用水路の上に建てられた4階建ての「水上ビル」の作品群
  延々と続く商店街はレトロ感満載で映画が撮れそう
  写真のインコは作品の重要な参加者?





  アーティストはブラジルのリオを拠点に活動するウララ・リマ
  4階すべてを仮設の森にして
  百羽の小鳥を放し飼いしたもので
  使わなくなったトイレにもインコがいっぱい

  もし、夜一人でこのビルに入ったらどうか
  ヒチコックの「鳥」を想像すれば
  私の言いたいことが理解いただけるのではないか


トリエンナーレは
このぐらいにして↓ 





  夜は寶榮座の紙芝居の村歌舞伎の稽古があるため
  岡崎はあきらめて蒲郡経由で帰豊
  
  途中豊川放水路で釣りをしている
  おっさんを見つけた
  水辺に降りていくとバケツの中は
  10センチほどのハゼでいっぱい

  今年も竿を出せなかったが
  聞くと10月いっぱいは大丈夫とのこと
  そのころにはイワシ並みのハゼも釣れるというから
  私は何をやっているのやら
  
  



新東名の岡崎SAで
「天むす」と
藤田屋の「大あんまき」を買って
寶榮座に急いだが
こんな状態で
自分の作品ができるか心配
  


Posted by かとうさとる at 13:02 | Comments(0) | 農村舞台 | トリエンナーレ

2016年09月12日

紙芝居と声優による村歌舞伎準備着々





今日は
矢作新報のコラムの入稿をしたあと
絵本太功記の紙芝居の原画を依頼している
中村広子さんと打合せ






  こちらは中村さんからいただいたメッセージ


打ち合わせている間にも
アイディアがどんどん膨らんで
登場人物全員を
足助の土雛をモデルにすることに






次は紙芝居の音楽を依頼している
寺本デュオから
どんな提案があるか楽しみ


明日は依頼されている
あいちトリエンナーレの取材で
岡崎会場と豊橋会場をハシゴ
夜は怒田沢の歌舞伎連の稽古の立ち合い


金曜日には
自分の作品の設置が始まるというのに
どうなることやら
  


Posted by かとうさとる at 23:15 | Comments(0) | 農村舞台

2016年09月10日

農村舞台アートプロジェクトの開幕まで一週間








リオで
パラリンピックがはじまったが
学ぶことばかり



こちらはさきほど脱稿した
絵本太功記の構成台本↓





  明日からは構成台本をもとに
  中村広子さんに紙芝居用の原画を
  寺本みなみ・みずほさんに効果音楽のプランニングを依頼
  いつも無理難題で恐縮だがご容赦を
  


こちらは
今週末に設置を予定している
「風船降臨」の準備↓






あいちトリエンナーレの
原稿依頼を安請け合いしてしまったが
岡崎と豊橋を見ないと書けない

農村舞台も待ったなし
ご飯は不味いし
事故ゾーン真っ只中で
注意しないと大変
  


Posted by かとうさとる at 23:48 | Comments(0) | 農村舞台

2016年09月09日

雨あがる










ここ数日
農村舞台の準備の追い込みで奔走



言い出したものの頭痛のタネになっていた
怒田沢の村歌舞伎の紙芝居化も
ようやく見通しがつき一安心

過日も昔の村歌舞伎の役者を再結集
「ここでやらにゃ男じゃない」と私

「かとうさんアンタ強引だね」とぶつくさ言いながらも
本読みを始めると昔取った杵柄

泣いた子が笑うというが
「かとうさん!練習やるぞん」と
みんなその気になってノリノリ

こんな我儘な おっさん
付き合っておれん(笑)







  写真は稲武に行く県道瀬戸設楽線の足助地区の小町付近
  正面の杉木立のあたりに小町のおばちゃんたちがやっている
  五平餅の美味しい一坪ほどの小さな道の駅がある

  地元で採れた野菜やお米も値打ちで
  新米を楽しみにしていたが
  平日はクローズで残念

   

今日は久しぶりに
小田木人形座の
農村舞台や能楽堂公演の対応で
車を稲武に走らせた

人生の親戚に会いに行くようなもので
懐かしい道だが
人生いろいろ
  


Posted by かとうさとる at 01:35 | Comments(0) | 農村舞台

2016年09月01日

月刊なごや/本当のなごやを知りたい人にお薦め









美空ひばりが歌った
名曲『リンゴ追分』に

「お岩木やまのてっぺんを綿みていな白い雲が
ポッカリポッカリながれてゆき、桃の花が咲き
さくらが咲きそいから早咲きのリンゴコの花ッコが咲くころは
おらだちのいちばんたのしい季節だなや」
というセリフがあるが
林檎の被害がなければいいが心配


今日から9月
夜がようやく長くなることから長月の名も
これからは虫たちのシンフォニーを聴きながらの夜なべで
楽しいような侘しいような
人生の追分は複雑系





カレンダーは
絵本作家で絵描きさんの中村広子さんからいただいたもの
少子高齢化で消滅した怒田沢の村歌舞伎を
紙芝居とコラボで再現しようと奔走しているが
カレンダーを見て真っ青!日にちがない!


こちらは今日発行の
月刊なごや9月号






  月刊なごやの問合せは
  〒461-0001
  名古屋市東区泉1-16-20
  ㈱北白川書房 ☎052-961-0758


月刊なごやは
東海3県をエリアとする文化情報誌で
30年ほど前にも
一度書かしていただいたことがあるが
今回二度目のチャンスをいただいた
感謝!








そんな私が薦めても
話半分になってしまうかも知れないが
この一冊で尾張名古屋の気風と
市民文化の身の丈が理解できるはず


いろいろ言われているようだが
本当の名古屋をリサーチしたい人
美味しいお店を探したい人に
是非お薦め
  


Posted by かとうさとる at 05:40 | Comments(0) | 農村舞台

2016年08月29日

農村舞台アートプロジェクト2016の開幕迫る(上)





近年アートイベントは
都市や地域の元気力を象徴する祝祭として定着
一説によると全国で大小合わせると100近いというから
まさに花盛りといっていい

この夏も「あいちトリエンナーレ」(愛知)
「瀬戸内国際芸術祭」(香川)の2大国際展のほか
古都奈良では、日本・中国・韓国の3か国が交流を深める
「東アジア文化都市2016奈良」が開催中で
まさに選り取り見取り

日本中がアートのテーマパークになったようなもので
アートを大事にしたい私にとって悪い話ではないが
雨後の筍のような増え方は何か薄気味悪い

余談に逸れたが
農村舞台アートプロジェクト2016について
(上)概要編、(中)ライブ編、(下)アート編の3回に分けて
記したい





  農村舞台で初のアート展示となった私の作品
  夕闇が迫る頃、舞台に火を灯すと
  モダンダンスの野々村明子さんと
  現代フルートの真野利郎さんの
  幻想的な儀式がはじまった(1988年)




農村舞台というのは

農山村や漁村にある近世芸能舞台で
営業用で無い舞台の総称で
角田一郎編『農村舞台探訪』(和泉書院)によると
北は秋田から南は鹿児島まで日本各地に広く分布しているが
中でも豊田市の北部から東部にかけた中山間地から奥三河
岐阜県の飛騨・東濃地域、長野県の南信州地域にかけて
約3分の1の舞台が集中し
神社拝殿型の農村舞台文化圏を形成していることが判明している




  農村舞台の基本的な構造と仕組み
  挿絵は中村広子さん(絵本作家)



農村舞台アートプロジェクトは

東日本大震災が起きた2010年
こうした農村舞台群を今に生きる文化資源として活用し
「アートで地域の絆を繋ごう」と
市内のアーティストたちが中心になって
立ち上げたアートプロジェクトです

内容は
農村舞台の空間に個展形式で挑む「アート」
農村舞台を現代の芝居小屋に見立てて
多様な舞台芸術で挑む「ライブ」で構成





  浅谷町八王子神社農村舞台に美しい灯りの茶室を立てて
  五郎茶会で鑑賞者をもてなした鈴木五郎さん(2011年)



これまで
「アート」は

現代の織部と称えられる陶芸家の鈴木五郎さんをはじめ
ノミネートで選出された延50組のアーティストが参加
「ライブ」は
イタリアのプッチーニフェスティバル『蝶々夫人』で
世界デビューを果たした二宮咲子さんが農村舞台に登場するなど
延32公演を開催
農村舞台の魅力と可能性を内外に発信し現在に至っている




  深見町磯崎神社農村舞台のオペラ『蝶々夫人ファンタジー』で
  アリアを熱唱する二宮咲子さん(2011年)







  ■前期(ライブ)⇒9月18日(日)~10月2日(日)
  ■後期(アート)⇒11月19日(土)~11月27日(日)
  ■主催⇒公益財団法人豊田市文化振興財団
  ■後援⇒豊田市、豊田市教育委員会
  ■主管⇒農村舞台プロジェクトチーム
  ■問合せ⇒公益財団法人豊田市文化振興財団文化部文化事業課
  ☎0565-31-8804


7年目を迎えた本年度は

「アート」をノミネート方式から全国公募に
また明治の初めに途絶えた
小田木人形座の復活に向けた取り組みに続いて
新たに少子高齢化で存続が難しくなった
市内唯一の楽屋付き農村舞台「寶榮座」の
再生に向けた取り組みが新たにスタートします


農村舞台アートプロジェクトは
規模も小さく
しかも地理の不案内な山里で
振り向く人も限られていますが
山に登った人に素晴らしい
眺望というご褒美が待っているように
アートやライブでおもてなしできるよう
準備万端整えて皆さまのお出かけを
お待ちしています
ご予定に入れて頂ければ幸いです
  


Posted by かとうさとる at 05:01 | Comments(1) | 農村舞台