2014年04月30日

今年も衝撃の「橋の下世界音楽祭」が帰ってくる















来る5月16・17・18日
草の根のパワーで
新たな都市伝説となった
あの「橋の下世界音楽祭」が
今年も豊田大橋の下に帰ってくる




   会場はここ豊田大橋の下(千石公園)


国内・海外のバンド40組
約200人が出演
本祭り前に橋の下映画祭も開催!




   橋の下世界音楽祭2014のチラシ
   詳しくはネットで検索を!


入場は無料
収入源は全て投げ銭という太っ腹!




   ロックバンド「タートルアイランド」の代表で
   橋の下世界音楽祭の仕掛け人の永山愛樹さん(2013年)
   

「橋の下世界音楽祭」は
地元のロックバンド
「タートルアイランド」が
呼びかけた野外音楽フェスで
国内・海外のバンド40組
約200人が出演

入場は無料で
収入源は全て投げ銭という太っ腹!



初めての方に!
「橋の下世界音楽祭」はこんな感じ
























   写真は昨年開催された「橋の下世界音楽祭」から



出演バンドの実力は
折り紙つきで説明不要

反対に説明できないのが
3日間で延5,000人を超える
大観衆にも関わらず
ゴミが全く出ないことと
小さな子どもを連れた
ファミリーが多いことで不思議



橋の下世界音楽祭の詳細
協賛・キャンプ・宿泊の問合せは↓






橋の下世界音楽祭
~SOUL BEAT ASIA2014~
http://soulbeatasia.com/
  


Posted by かとうさとる at 20:38 | Comments(0) | アートの現在

2014年04月30日

必見!豊田市美術館でアラ―キ―「往生写集」










大池の端ではカキツバタも咲いて
ゴールデンウイークは
豊田市美術館でアラーキ―













   写真はアラーキ―のオープニングトークのあった
   4月26日の豊田市美術館



アラ―キ―とは何者なのか

今、豊田市美術館で
アラーキ―の愛称で親しまれている
写真家・荒木経惟の
「往生写集」が開催され
話題をよんでいる





アラーキ―については
デビュー作《さっちゃんとマ―坊》
アラーキ―の代表作となった
《センチメンタルな旅》などを通して
私なりに理解しているつもりだが
アラ―キ―とは何者なのか

こんなときは
アラーキ―の生の貌と声を聴くのが
イチバンだがチャンスがない

ところがそのアラーキ―を
じっくり観察できるチャンスが
突然やってきた

アラーキ―の代表作
《センチメンタルな旅》を所蔵する
豊田市美術館が
アラーキ―の全容を解き明かす
最大規模の企画展「往生写集」に
アラーキ―がやってきて
トークをするという
ビッグニュースだ



で、4月26日(土)
アラーキ―のオープニングトークに
足を運んだが
いつもは閑静な美術館が
行楽地になったみたいで大混乱








アラーキ―劇場の幕開け

ところが予定の時間になっても
お目当てのアラーキ―が出てこない

アラーキ―は
2009年に癌を告白しているため
「何かアクシデントでも…」と
ザワザワしはじめた頃を見計らったように
「おおっ凄いねえ」と
あのハイテンションな声で登場

なんか芝居みたいで笑っちゃうが
これがアラーキ―劇場の幕開けで
みんなヤンヤの拍手喝采

上の写真を見てもわかるように
行楽地の順番待ちのような混雑で
写真のアップは諦めたが
聞こえてくる声は正直

アラーキ―探訪の第一歩は
これで十分



アラ―キ―「往生写集」






アラーキ―の亡くなった妻洋子さんの
死への軌跡を凝縮した
写真日記「センチメンタルな旅」は
アラーキ―のポジションを確立した
代表作としてよく知られている

「往生写集」はデビュー作
《さっちゃんとマ―坊》をプロローグに
この《センチメンタルな旅》から
はじまった

上の写真は
アラ―キ―誕生の節・結・点となった
《センチメンタルな旅》の衝動と心境を
病床の妻洋子に贈った
至高のラブレター?で
写真家アラ―キ―の全てが
ここに記されている

目のいい方は是非一読を!




圧巻!写真のチカラ

「往生写集」は全部で28シリーズ
約1,000点の写真で構成








アラ―キ―は
《センチメンタルな旅》のメッセージを
「私は日常の単々とすぎさってゆく順序に
なにかを感じています」と結んでいる

アラ―キ―のこのような思想は
一見無作為の行為のように見えるが
見事に時間と人間の生命の輝きを記録

中でも圧巻は
〈銀座〉〈地下鉄72〉(写真上)と
0~100歳までの102人の顔を並べた
〈富山の女性〉(写真下)の群像写真

百聞は一見にしかず
このチャンスを逃す手はない



■カメラを持った山頭火
天才アラ―キ―「往生写集」は6月29日まで
■問合せは豊田市美術館☎0565-34-6610


「往生写集」は
フラッシュを使用しなければ
写真撮影可のため
アラ―キ―ファンはチャンス
  


Posted by かとうさとる at 10:50 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー

2014年04月28日

豊田市でユニークなアートフェスはじまる










豊田市の顯正寺でユニークなアートフェス
「お寺deアートVol.3」がはじまった









顯正寺の境内に聳える楠の木の下で
演じられたダンスパフォーマンス   






「顯正寺お寺deアート」は
真宗大谷派御堂山顯正寺と
名古屋を拠点に活動している
現代アートのグループ
「アート・ルネード・コミュニケーション」
が主催。企画は顯正寺のお庫裏さんで
アーティストの白水ロコさん。



会場とアクセス↓




■会場⇒真宗大谷派御堂山顯正寺
〒444-2225
豊田市岩倉町西脇71
TEL 0565-58-0089
http://www.wb.commufa.jp/kenshou
■アクセス
◎東海環状自動車道 豊田松平I.C.より車で10分
◎東名高速自動車道 豊田I.C.より車で20分


アーティスト↓






   庫裏の裏庭は白水ロコさんの迷宮ワールド


<作品展示>
内田恭子、汪昊、梶千春、加藤恵利、加藤雅也、後藤章子
白水ロコ、トザキケイコ、鳥谷浩裕、中谷ゆうこ、馬見塚喜康
水谷イズル、水谷一子
〈ダンスパフォーマンス〉
瀧瀬麻衣、川端ひろこ+MDDOKA
〈水谷イズル作品による
サウンドコラボレーション〉

日栄一雅




   水谷イズルさんのビデオインスタレーション(顯正寺本堂)







   なぜか芭蕉の「不易流行」という言葉を想い出した
   水谷一子さん

お寺deアートは5月6日(火)まで  


Posted by かとうさとる at 00:12 | Comments(0) | アートの現在

2014年04月27日

矢作川に今年も若鮎が帰ってきた













天然アユ遡上調査中










   明治用水頭首工の魚道で天然鮎の遡上を見守る
   矢作川研究所「矢作川天然アユ調査会」


昔は炎天下でテントもなく
手動のカウンターで若鮎を数えていたが
今はモニターカメラが自動でカウント

「今日はどう?」と私
「昨日は20,000匹以上遡上したけど
今日は少ないね」と調査員




明治用水頭首工の魚道を
ジャンプして遡上する若鮎





   矢作川天然アユ調査会のホームページから転載


矢作川天然アユ調査会によると
今年は昨日現在で
26,652匹が遡上
例年どおりなら
今年も100万匹近い若鮎が
遡上するはず



  


Posted by かとうさとる at 21:29 | Comments(0) | フォト歳時記

2014年04月25日

新聞を読んで|地域の民度を映す出版文化





フォト歳時記




   科学的にはまだ証明されていないようだが
   新緑の楓が放つマイナスイオンのシャワーは別もの





新聞を読んで


過日(4月22日)、中日新聞が
豊橋市の出版社「春夏秋冬叢書」が発行する
東三河&西遠・南信応援誌「そう」
奈良県が発行した「NARASIAQ」
農文協発行の「季刊地域」をテキストに
地域に根付いた草の根の
出版活動の現在をとりあげた。

重要な記事のため
少し感想を記したい。






   2014年4月22日中日新聞より転載


手元にスクラップがないため
正確なことは覚えていないが20年ほど前
日経新聞が民度ランキングを発表した。

トップの松江にはじまり
金沢、松本、奈良など
歴史のある文教都市が名を連ねた。

誰が見ても納得のランキングだが
当時、私はこの記事を目にして
何か違和感を禁じることができなかった。

日経のランキングは歴史の評価であって
未来の扉を開こうとしている
同時代性の視点が欠けているのではないか。
漠とした違和感だったが今ならわかる。

そのまちに
その地域に
どんな人たちがいて
どんな本を出版しているのか。
出版文化の質こそ
民度として問われるべきではないか。

同人誌は別にして
総合誌を地方で出版することは
至難の業といってもいい。

地域の風土の根っこがわかって
現在を複眼で観察できる発信者がいる。

出版をマネージメントできる編集者がいて
出版を支えるサポーターがいて
何よりもその出版物を必要とする
多くの市民がいる。

まちや地域がもつこうした複合力こそ
民度というのではないか。

難儀な話は省くが
未来は誇りをかけた地方の時代でなければ
この国は救われない。

つい驕った言い方をしてしまったが
時宣を得た取材で記者に拍手






中日の記事によると「叢」は

デザイナーとして活躍する味岡伸太郎さんが
「読み応えがあり、世界に通用するものはローカルなもの。 
   
教科書的ではなく現場を描く」と2000年
愛知県豊橋市に出版社「春夏秋冬叢書」を創立。
地域に関する単行本に加え、2003年から「そう」を発行。
   
ライター、カメラマン、デザイナーなど   
第一線で活躍する20人以上の執筆者を数え   
夢は「地域の百科辞典をつくること」というから絶句。 
 






  「そう」の「アート点描」は
   美術評論家の鈴木敏春さんが郷土にゆかりのアーティストや
   アートシーンを紹介するシリーズで
   なぜか私にも取材が入ったが恐縮の一言。
   
      




  


Posted by かとうさとる at 01:07 | Comments(0) | らくがき帖

2014年04月23日

農村舞台Topics/ただいま農村舞台絵地図制作中











挿絵画家で絵本作家の
中村広子さんに依頼していた
豊田市の農村舞台絵地図の
原画ができあがった





一口に絵地図というが
見る楽しさと
地図としての正確性の
二つをクリアすることは
マラソンと100m競争の2種目を
同時に走るようなもの

こうした無謀の試みに
応えてくれた中村広子さんに
万雷の拍手!(パチパチパチ)

あとは私の仕事だが
これが意外と難儀





   藤岡飯野町の秋葉神社農村舞台


絵地図の規格はA1版8折
裏面に農村舞台の挿絵とデーターを掲載
完成は6月上旬頃を予定
  


Posted by かとうさとる at 19:01 | Comments(0) | 農村舞台

2014年04月22日

豊田市美術館でアラーキーの往生写集はじまる



豊田市美術館で
アラーキーの愛称で親しまれている
日本を代表する写真家
荒木経惟の集大成となる企画展
「往生写集」がはじまった








   「往生写集」を報じた朝日新聞


往生写集を概観しての感想は
後日改めて記すが
先ずは企画展の概要を簡単に





   大池のカキツバタも開花までカウントダウン


■会期:6月29日(日)まで
午前10時~午後5時半
月曜日休館(5月5日は開館)
一般1,000円、高校・大学生800円
■主催:豊田市美術館
テレビ朝日/メ―テレ
■共催:朝日新聞

■対談「寂聴とアラーキーの往生漫談」
(司会:阿川佐和子)のチケットは既に完売








万緑の茶室でいただく
お抹茶の味は格別


問合せ
豊田市美術館
☎0565-34-6610
  


Posted by かとうさとる at 23:32 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー

2014年04月22日

つどいの丘のキリシマ 明日からライトアップ









藤岡のトヨタ労連「つどいの丘」で
キリシマツツジが見頃を迎えた












「つどいの丘」は
全国植樹祭で昭和天皇と皇后両陛下が
記念の植樹をした「昭和の森」に隣接

アクセスは市の中心地から
R419を小原方面に向かい
グリーン道路中山インタ―
東海環状自動車道豊田藤岡インターから
車で約3分ほど

近くには藤岡の「ふじの回廊」
少し足をのばせば新緑の奥矢作や
茶臼山まで絶好のドライブコースでお薦め


  


Posted by かとうさとる at 21:17 | Comments(0) | フォト歳時記

2014年04月21日

蒼風の花伝書に倣う














花は美しいけれど
いけばなが美しいとはかぎらない
花はいけたら花でなくなるのだ
いけたら花は人になるのだ
それだからおもしろいしむずかしいのだ
自然にいけようと
超自然にいけようと
花はいけたら人になるのだ
花があるからいけばなはできるのだが
人がなければいけばなはできない


(勅使河原蒼風「花伝書」より抜粋)






花:皐月ほか
器:山田和俊(猿投窯)
場:自宅玄関

  


Posted by かとうさとる at 17:30 | Comments(0) | 花日記

2014年04月20日

今夜は「珈琲屋の人々」を待つ日哉り









フォト歳時記|花水木




ラジオ深夜便
誕生日の花と短歌によると
花水木の誕生日は5月4日
少し早いが
「庭をおおう大木となりハナミズキ
花のあかりを宵にひろげる」
(鳥海昭子)



今夜は
「珈琲屋の人々」を
待つ日哉り






「珈琲屋の人々」は
東京下町の商店街
その中にひっそりと佇む
レトロな喫茶店が舞台

この店には集う人々の問題や
悩みが持ち込まれ
ドラマがおきる

説明は野暮で省くが
人生の夕映えのような物語に
癒やされている人も多いのではないか

余談に逸れるが
オジサンたちの噂の壇蜜を初めて見たが
ワカルワカル
  


Posted by かとうさとる at 21:12 | Comments(0) | らくがき帖

2014年04月20日

今日で千秋楽|鈴木真幸登いけばな展 











風流とモダンが融合した
鈴木真幸登さんのいけばな個展
今日が千秋楽








仏には桜の花をたてまつれ
我がのちの世を人とぶらはば












鈴木真幸登個展
■4月20日(日)まで
■豊田市民文化会館A展示室
  


Posted by かとうさとる at 02:13 | Comments(0) | いけばなから

2014年04月19日

農村舞台Topics/「地域創造」が農村舞台を紹介












農村舞台Topics(1)

過日(4月12日)
農村舞台アートプロジェクト2014の
第1回実行委員会が開催され
プロジェクトの概要が決まった





農村舞台アートプロジェクト2014は
文化庁の地域発・文化芸術創造発信
イニシアチブ事業として全国展開が決まり
実行委員会もヒートアップ

詳細は後日改めて説明するが
実行委員長に伊丹靖夫さん(写真)を選出
私は総合ディレクターと副委員長を兼任
全国発信に向けて責任重大



農村舞台Topics(2)

報告が少し遅れてしまったが
雑誌「地域創造」2014春号が
農村舞台アートプロジェクトを
イラストSCOPEで紹介







雑誌「地域創造」
文化・芸術の振興による
創造性豊かな地域づくりを支援するため
全国の自治体や地方団体が設立した
シンクタンク(財)地域創造の機関誌

地域創造で紹介されることは
プロジェクトとして全国区の市民権を
担保されたと同じ意味をもつが
同時に厳しい評価に曝されることは必至で
言い訳はできない


掲載はこんな感じ↓

愛知県豊田市
地域の文化遺産を生かす
農村舞台アートプロジェクト

奈良部和美(ジャーナリスト)
イラスト田淵周平















イラストSCOPE
全国各地のユニークな?
文化・芸術活動の現場を取材し
全国にテキストとして発信するシリーズ

私も文化振興財団の事務局と
委員長の伊丹さんと
編集プロデューサーの坪池栄子さん
ジャーナリストの奈良部和美さんの
取材に同行したが
文化芸術の最前線をリアルタイムで
見続けているプロの仕事は
見ていても気持ちがいい

人は才能に惚れるというが納得




  


Posted by かとうさとる at 01:21 | Comments(0) | 農村舞台

2014年04月18日

小田木の人形座 ルーツは伊那谷の人形芝居?














4月5日(土)
小田木人形座準備会は
大阪能勢町「能勢人形浄るりシアター」と
交流会を開催した





    4月18日発行矢作新報「ぶんかの定点観測」より転載


全国各地の人形のカシラを識る
能勢人形浄るりシアターの松田館長は
小田木人形座のカシラを一目見て
関西系と関東系が混在していると指摘

準備会はまた一つ
小田木人形座のルーツを探るヒントを得た




道の文化が運んだ
伊那谷の人形芝居群




  




   財団法人ポーラ伝統文化振興財団は
   「心の美」となる無形文化財に対する伝承と保護を基本方針に掲げて活動
   企業のステータスの一つにメセナ活動があるが
   プレゼンだけが先行している企業があるなかでポーラの活動は本物
   
   「伝統と文化」はポーラ伝統文化振興財団の機関誌で
   日本の民俗と美意識が連綿として息づく多様な無形文化財を
   初心者にはわかりやすく
   経験者にはその奥深さを謙虚に学ぶことができる良書
   興味のある方は財団法人ポーラ伝統文化振興財団で検索をお薦め



同じように
関西系と関東系の人形が混在していると
いわれているのが
三河(豊田市)と中馬街道が結ぶ
伊那谷の人形芝居群だ


「出馬千疋入馬千疋」を数え
東西の物流の要衝として繁栄した飯田は
古くから諸国の異文化をもった旅人が往来
神楽・念仏踊・歌舞伎・人形浄瑠璃など
多種多様の芸能が集積し
伊那谷の寺社や集落に分散土着した

映画「千と千尋の神隠し」の湯治場の
モデルになった遠山郷の「霜月まつり」
同じく「大鹿村騒動記」の舞台となった
大鹿歌舞伎など
話を聞けば思い当たる人も
いるのではないか

中でも人形芝居は往時
30余の座を数えたというから
江戸時代の中頃
伊那谷に想像を超える人形ブームが
起きたことは間違いない

現在でも黒田人形保存会、今田人形保存会
早稲田人形保存会、古田人形保存会が
国選択無形民俗文化財に指定されるなど
中・近世芸能史の宝庫として
関係者の注目を集めている



黒田人形と人形舞台



   黒田では元禄年間(1688~1703)に正岳真海と言う僧侶が
   義太夫・三味線・人形などの遊芸を黒田の人々に教えたのが始まりと言われ
   以来、300年余にわたりその伝統が受け継がれ現在に至っている
   


   現存する黒田人形舞台は天保11年(1840)に建て替えられた黒田人形専用舞台
   間口8間・奥行き4間・総ニ階建て瓦葺き出桁造りで
   文化庁は建立の古さ・規模の壮大さ・工夫された装置など
   建築史上貴重な舞台として昭和49年(1974)
   国の重要有形民俗文化財に指定した



黒田人形を観るなら



   左の太夫が黒田人形保存会の高田正男会長
   ローマは一日にして成らずというが
   伝統とは創造の連続と高田会長の背中を見て納得


■下黒田神社春祭奉納上演
毎年4月第2日曜日午後1時~
前日の土曜日午後7時~
■飯田人形劇フェスタ
毎年8月開催


今年は豊田市の
農村舞台アートプロジェクトにも出演

■日時:9月21日(日)午後6時~
■会場:小田木八幡神社人形舞台跡地



最後に下黒田神社春祭奉納上演より
さわりを少し











外題は
奥州安達原三段目袖萩祭文の段


娘を勘当した夫や召使の手前
やさしい言葉すらかけてやれない
母親「浜夕」

雪の寒さから持病で倒れた娘「袖萩」
倒れた母を介抱する孫娘「お君」
言葉を発しない人形が
生きているようで思わず落涙









  


Posted by かとうさとる at 12:40 | Comments(0) | 農村舞台

2014年04月17日

鈴木真幸登個展「桜」のいけ込み始まる













先にブログで紹介した
豊田市華道連盟理事長で
豊田市文化団体協議会会長をつとめる
鈴木真幸登さんの
個展「桜をいける」の
いけ込みがはじまった






いけ込みというのはいけばな用語で
花展や花会の会期の前日または前夜に
時間を限って花をいけることで
明日までいけ込みの予定






鋏をもっているのが鈴木真幸登さん
鋸をもっているのは大阪の松井清志さん




持つべきは良き仲間






大阪の松井清志さん(写真上)と
田中美智甫さん(写真下)は
鈴木真幸登さんが京都で
仏門の修行とあわせて
嵯峨御流の稽古をはじめたとき以来
苦楽を共にしてきたいけばな仲間




どんな空間になるか楽しみ






明日は花筏のインスタレーションも
予定しているというから楽しみ



鈴木真幸登個展
■会期:4月19日(土)~20日(日)
■会場:豊田市民文化会館A展示室
■問合せ:0565-45-1171(観音院)








  


Posted by かとうさとる at 21:28 | Comments(0) | いけばなから

2014年04月17日

豊田市美術館の大池がモダンな枯山水に











ウユニ塩湖か
枯山水か
とくとご覧あれ










こちらは
いずれアヤメかカキツバタ
どっちかな?





近場に豊田市美術館がある
幸せに感謝



  


Posted by かとうさとる at 00:41 | Comments(0) | フォト歳時記

2014年04月15日

花の名前が思い出せない












大野瀬で手折ったアオキを
黒陶に挿したが
紫の花の名前が思い出せない








物忘れが多くなった理由はこれだ↓





♪思えば遠くに来たもんだ~
という歌があったが
クラブツーリズムから古希のセールス

行かないけど
物忘れが多くなるはずだ



  


Posted by かとうさとる at 19:23 | Comments(0) | 花日記

2014年04月14日

これで今年の桜は見納め



小田木人形座準備会の
勉強会で飯田へ





4月13日(日)
小田木人形座準備会の山田座長夫妻
後藤稲武交流館長の4人で
飯田の下黒田諏訪神社禮祭奉納
国選択重要無形文化財黒田人形浄瑠璃を鑑賞
黒田人形については明日締め切りの原稿があるため
後日アップしたい


稲武を出発する前に
急いで隋龍寺へ









妙心寺派管長をつとめた
昭和の名僧
山田無文老子の生家
稲武の隋龍寺で
県指定の枝垂れ桜が
いままさに盛り



飯田からの帰路は
長野と岐阜の両県と接する
大野瀬の大安寺へ





これで今年の桜は見納め




大安寺の枝垂れの樹の下で
「ほんなことはいいから
座りん飲みん食べりん」と
大野瀬の人は
みんないい人ばっか
  


Posted by かとうさとる at 00:35 | Comments(0) | フォト歳時記

2014年04月12日

ショーウインドーとデパ地下でキョロキョロ




着たいけど…




幸か不幸か
似あわない
お金がない
みっともない
ハハハハ(泪)



虎屋は虎屋でも





虎屋の羊羹と言えば
誰もが知っている老舗






でも私は
安くてカサがあって美味い
こちらの虎屋がいい

それにしてもよくわからん
伊勢の虎屋は
高島屋でも三越でも松坂屋でも
デパ地下の場末で
売り子さんも
みんなオバサンばっか(ゴメン)


  


Posted by かとうさとる at 01:25 | Comments(0) | らくがき帖

2014年04月11日

宗次ホールで贅沢な名曲ランチ











初めて宗次ホールに足を運ぶ


宗次ホールは「カレ―ハウスCoCo壱番屋」の創業者
宗次徳ニ氏が私財を投じて建設した
クラシック専門のコンサートホール

これまでも加古隆のピアノリサイタルなど
何度も足を運ぼうと思っていたが
足を運んだのは
今日の「宗次ホールランチタイム名曲コンサート」が初めて





    宗次ホールランチタイム名曲コンサートは
    11時30分開演/12時30分終演/入場1000円
    プログラムは多彩でよりどりみどり
    詳細は宗次ホールで検索を
    


どういう理由かわからないが
宗次ホールは不便と勝手に決めつけていたが
地下鉄栄駅から徒歩4分ほど
広小路通りに面した東急ホテルの西
よく飲み歩いた一角で「嘘だっ」と絶句

写真がないため言葉では説明できないが
初めて入った宗次ホールはキャパは約300人ほど
まるでオルゴールの箱の中に入ったようでファンタジー



今日のお目当ては
ランチタイム名曲コンサートVol.950
ダンス・ダンス・クラシック





出演は名古屋市菊里高校音楽科で共に音楽を学び
卒業後はそれぞれ違う音楽大学や海外で研鑽を積んだ同級生4人

写真の中央の寺本みずほさんは
このブログでもたびたび紹介しているヴァイオリスト
右のマリンバの正木恵子さんも豊田市出身ということで
今回足を運んだ目的の一つは
農村舞台でプロデュースの可能性を探るため



プログラムはこちら↓




で、感想は?
門外漢の私に聞かれても困るが
真っ白な空間にシャガールの絵が躍るような
パフォーマンスに拍手

若いって眩しくて
いいよね  


Posted by かとうさとる at 23:36 | Comments(0) | らくがき帖

2014年04月11日

村上海賊の娘 本屋大賞の余波







本屋大賞2014に村上海賊の娘



   4月10日付け朝日新聞より転載


全国の書店員が選ぶ
いちばん!売りたい本「2014年本屋大賞」に
和田竜の『村上海賊の娘』が決定した





信長と石山本願寺が激突した木津川合戦の史実を題材に
和田竜が構想から4年の歳月をかけて描きあげた
空前絶後の時代小説で
私は週刊新潮に連載がスタートして以来
あまりの面白さに
『村上海賊の娘』を読むためにニューズウィークに通ったほど

興味のある方は
「空前絶後の時代小説村上海賊の娘」で
一度検索を


『村上海賊の娘』については
昨年「空前絶後の時代小説村上海賊の娘」のタイトルで
ブログに記したため省くが
本屋大賞決定以来アクセスが急増

以前、作家の戸井十月が亡くなったときにも
アクセスが急増したが
南米で起きた地震の津波が突然襲ってきたようなもの

『村上海賊の娘』のあらすじや見どころ
和田竜とは何ものなのか
映画化は実現するのか否か
興味のある方は
「空前絶後の時代小説村上海賊の娘」で
一度検索を



  


Posted by かとうさとる at 20:48 | Comments(2) | らくがき帖