2014年12月31日

迎春のカウントダウンはじまる









歩いていける距離という理由で
珈琲タイムをニューズウイークから
MGに変更

トシをとると
みんな同じようなことを考えるのか
店内は似たような爺さんと婆さんばっか
呉越同舟でまっいっか







  射穂と書いて「いぼ」と読む射穂神社
  市内では猿投神社と並ぶ格式のある神社
  


店を出たあと
ふと思い出して射穂神社にお参り


の、つもりでいたが
射穂神社の参道は急坂で
二の鳥居でUターン






射穂神社から帰る道すがら
柳を一枝手折って
我が家も迎春準備

さて次は
年賀状の準備をしなくちゃ


  


Posted by かとうさとる at 16:32 | Comments(0) | 花日記

2014年12月29日

今年の重大ニュースは














犠牲者を眠らせ
御嶽の山頂に雪降り積む






   12月28日朝日新聞より転載



アップの時期を逸したが
朝日の「beランキング」が
今年の重大ニュースを特集した






  12月20日朝日新聞土曜版beより転載


「続く自然災害に憂いの声」
「ノーベル賞とスポーツの光」
と見出しにあるように
平均的な感覚から言えば
概ねこんなところじゃないかな







ここでもトツプは
「STAP細胞」 真偽問題



この問題は
いろんな意味で忍びなくて
記事はほとんどスルーしているが

理研の調査委員会は
STAP細胞について
「既存の万能細胞の胚性幹細胞の
ES細胞が混入した可能性が高い」と
最終報告書をまとめた








  12月26日朝日新聞より転載


では誰が、何のために
紛らわしいES細胞を混入したのか

「故意か過失かを見極めるのは
難しい」とのことらしいが
読めば読むほど
「羅生門」の再現ドラマを見ているようで
よくわからない

玉虫色の結論は武士の情けかもしれないが
小保方晴子という研究者の
人生を抹殺したままで
いいのかな



  


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2014年12月28日

宿題を溜めたまま今年もあと4日









農村舞台フォーラム
小田木人形座準備会etc
宿題を溜めたまま
今年も残すところあと4日


バレエの諏訪さんから
「さとるさん!
31日空いている?
みんなで一緒にやるまい」と電話


もっと違う言い方もあるはずなのに
「わかった」と私



今日の花





  花:大王松、南天、椿、梅、葉牡丹
  器:シューリッヒのクラフト(ドイツ)
  場:自宅の居間



話は逸れるが
行きつけの古美術店で
古伊万里の色絵の湯呑を見つけたが
花を誘うような艶にどきっ!

残念ながら
今は余裕がないため
「悪いけど、とっといて」と私


やり残している「花」があるため
今は無理だが
いつか好きな花たちと話をしながら
フェードアウトできれば…

と、願ってるが
最後は無残だろうな

それはそれで
ハハハハと笑ってしまえば
「笑う門には福来たる」というから
まっいっかっ



  


Posted by かとうさとる at 18:59 | Comments(0) | 花日記

2014年12月26日

和紙のふるさと展示館で小原和紙帰国展はじまる













先月、ユネスコの政府委員会は
「和紙(日本の手漉和紙技術)」を
世界遺産に登録
ノーベル賞の受賞と並んで
明るい話題をよんだ


登録されたのは
国の重要無形文化財に指定されてる
細川紙(埼玉県小川町、東秩父村)
本美濃紙(岐阜県美濃市)
石州半紙(島根県浜田市)の
三カ所だが
和紙は古くから自給自足の
地場産業として全国各地で営まれてきた


小原和紙もその一つで
起源は室町時代に遡るといわれ
昭和初期まで村内各地で「森下紙」という
番傘や障子に用いる紙を生産していたが
生活様式の変化に伴い衰退






こうした小原の和紙の
質の良さに着目したのが
昭和の本阿弥光悦と称えられている
工芸家・藤井達吉


昭和7年
藤井達吉は村の紙漉きたちに
紙漉きの簾の上の楮が乾く前に
菊や萱穂などの植物を加える
「漉きこみ」という技法を指導

昭和20年
小原に疎開した藤井は
村の若者たちとともに
染色した原料と型紙を組み合わせて
絵画画面をつくりあげる
小原美術工芸和紙を考案


以来
文化芸術によって村を興し発展させよ
という藤井達吉の高い志を継ぐ
山内一生、加納俊治、故小川喜数など
多くの小原和紙工芸作家を輩出


加納俊治先生の手漉き和紙が
聖書の台紙として
ローマ法王に献上されるなど
世界で最も美しい紙として称賛された
のは有名


また、こうした伝統に甘えることなく
加納恒・登茂美夫妻のように
海外の美術家と交流の輪を広げる
アーティストも誕生するなど
小原和紙の現在は多士済々


ざっと小原和紙の概要を記したが
相撲のご当地場所と同じで
少しの身贔屓は愛嬌と
ご容赦いただきたい



さて、ここからが本題(笑い)






  プロデューサー:冨樫朗(和紙のふるさと副館長)
  アートディレクター:unit-NAGI
  主催:小原芸術文化交流事業実行委員会・アヤメ基金



OBARA WASHI展は
unit-NAGIの青山良博夫妻より
開催の経緯を伺っていたが
成功裏に終えたとの報告をいただき安堵
早速、帰国報告展に足を運んだ






  帰国展を報じた12月26日発行の中日新聞






  右上に見える建物が小原和紙展示館  












タイトルに帰国報告展とあるように
いつ、どこで、だれが、どんなことをして
どんな成果があったのか
その可能性まで具体的に記した
構成とレイアウトは
帰国展の在り方に一石を投じるもので
拍手(パチパチパチ)



■帰国報告展⇒1月18日まで
■会場⇒小原和紙のふるさと展示館
■問合せ⇒0565-65-2151






  


Posted by かとうさとる at 21:24 | Comments(0) | アートの現在

2014年12月24日

下山の「山里の暮らし」がカレンダーカードに
















秋の日のつるべ落とし
というが人生の晩節もつるべおとし


今年も残すところわずか
●豊田市の農村舞台の絵地図の作成
●宝暦の世直し騒動として
今に語りつかれている飯野八兵衛事件を
所縁の農村舞台で上演
●バレエ界のドンキホーテ諏訪等さんの
舞踊生活50周年記念誌の編集などなど
形としてはそれなりに絵が描けた
と思っているが
この1年を正直に言えば
不完全燃焼

道に迷ったら元の道に戻れというが
人生のマジックアワーまで
カウントダウン

ここは初心にもどって
出直すしかない




余談に逸れたが一昨日
稲武交流館の後藤館長の依頼で
絵本作家の中村広子さんと打ち合わせ
手土産にカレンダーカードをいただいた








「下山は街道から外れていたため
昔から時間が止まっているみたい」と中村さん

カレンダーカードは
三河湖の「香恋の館」に置いてあるため
近くにお出かけのときは
下山土産に最適

香恋の館☎0565-90-4120
カレンダーカードは1セット950円
  


Posted by かとうさとる at 21:50 | Comments(2) | らくがき帖

2014年12月22日

いけばなで迎春の準備




今日は冬至
ニュースは各地から
かぼちゃや小豆粥を食べる
歳時記一色


そんななかに門松を立てて
迎春の準備をする話題があった


まだまだ宿題が残っているが
気分転換も大事

そこで
玄関に大王松と南天と葉牡丹を活けて
気分だけでもと
初春にリセット






  花:大王松・南天・葉牡丹
  器:瀬戸焼き(窯は失念)
  場:自宅玄関



大王松は
小原和紙の加納恒・登茂美夫妻から
いただいたもの(感謝)







こちらは使わなかった千両と
農家の庭先で切らしてもらった
椿と白梅と蠟梅

まだ蕾が固いため
咲いたら初いけにするつもり
  


Posted by かとうさとる at 18:04 | Comments(0) | 花日記

2014年12月21日

目で愛でる肴に勝る肴なし








  蓬莱泉で仕込んだ特注の新酒
  ラベルの「秘すれば花」は
  ガラスに活けた椿一輪

  お世話になった人に贈ったため
  残ったのはこの一本のみ



今夜は一人で新酒の口切り





  志野茶碗に盛った大王松と南天の実


目で愛でる肴に勝る肴なし  


Posted by かとうさとる at 03:44 | Comments(0) | 花日記

2014年12月17日

ドキッ となりのシムラ






夕方
浄水の「えっぷろん」で
食材の買い出し


車で移動中
NHKラジオ「午後まり」を聴いたが
今週のキーワードは東海北陸

そんなわけで身近な話題が多く
メインパーソナリティーの山田まりあが
「リスナーから聞いた話だけど…」と
面白いエピソードを紹介した

何年か前
蒲郡市民会館?で
10年先に届く手紙を募集したところ

「手紙の宛先で男性はほとんどが
奥さん宛になっていたのに対して
女性で夫宛てに書いた人はいなかった」


と、笑ったが
身に覚えのある人もいるのではないか



そんな不器用なオジサンの悲哀を
4コマ漫画のように描いたのが
NHKのコント番組「となりのシムラ」






  12月16日朝日新聞テレビ欄試写室より転載


番組の内容は
試写室に詳しいため省くが
ドキッ!






  テレビ画像より接写


「となりのシムラ」の放送は
NHK火曜日夜10時
よろしかったら
どうぞ
  


Posted by かとうさとる at 18:05 | Comments(0) | らくがき帖

2014年12月14日

あなたは藤沢アートハウスを知っていますか






後でアップするが
今月は農村舞台アートプロジェクトの
冬バージョン「農村舞台フォーラム」の
準備と積み残した宿題の処理で
外出禁止?


そんなわけで
楽しみにしていた
いけばな仲間の忘年会もキャンセル

自業自得だが
早くこの負の連鎖から脱出しないと
大変


で、今日は地元紙に
月イチで連載しているコラムの締切


何を書こうか迷ったが
予てから気になっていた
藤沢アートハウスに決めた







  藤沢アートハウスの外観







  山本富章教授の退官記念展の展示
  中央のピアノはスイッチを入れると
  寺井尚行教授の作曲した作品を
  自動演奏を始める仕掛けになっている

  試しにスイッチを入れてみたが
  山本富章教授の作品と共鳴
  無人の空間にアートの美神が宿ったようで
  しばし時のたつのを忘れた
  
  
    




藤沢アートハウスは
旧「藤沢こども園」を
愛知県立芸術大学の
サテライトサイトとして開設
3年目を迎えた


これから原稿を書くため
説明は省くが
このハウスで開催されているのが
藤沢クリスマスハウス↓













クリスマスハウスでは
山本富章教授の退官の記念展のほか
元豊田市美術館副館長の
青木正弘さんの講演会など
多彩なプログラムを予定

こんなクリスマスの楽しみ方も
オシャレでいいと思うが
みなさんはどうかな



場所と問い合わせは↓





豊田市藤沢町井之口206-1








  


Posted by かとうさとる at 17:39 | Comments(0) | アートの現在

2014年12月11日

木曜時代劇『ぼんくら』から目が離せない











よくわからん


各紙が衆議院選の中盤情勢を報じているが
「自公3分の2超す勢い」に
なんでこうなるのか
よくわからん



須藤理彩の
蓮っ葉な色香にどきっ!


話は変わるが
「妻はくノ一」以来
NHKの木曜時代劇に嵌っているが
現在放映中の『ぼんくら』から
目が離せない





  先週放送したテレビ画像より転載


物語は江戸・深川を舞台に
周りからぼんくら扱いされている
見回り方同心・井筒平四郎と甥の弓之助が
不可解な事件の謎を解明する
人情時代ミステリーで
原作は宮部みゆき



百聞は一見にしかず
テレビ桟敷に座ってもらうしかないが
主演の岸谷五朗をはじめ
脇を実力派の俳優陣が固め贅沢

個人的には「おくめ」役の
須藤理彩の蓮っ葉な色香にどきっ!(苦笑)
寺田農のナレーションも渋く
舞台美術も本物

さらに物語の舞台となる
江戸・深川の市井の営みを
風のように描いたエンディングは
哀愁を帯びたテーマ音楽と重なり
映像詩を目の当たりにするようで
心に染みわたるから
一度で二度得した感じ






芝居は「起」「承」「転」「結」
なかでも「転」のよしあしで決まるというが
今夜は全10話の「9話」で
物語のクライマックス


ここで見逃すようなら
なんのために見続けてきたのか!

早くリハビリに行かないと
番組に間に合わない
早く用事を済まさなくっちゃっ



木曜時代劇『ぼんくら』は
NHK総合20:00~20:43

再放送は
NHK総合の火曜日深夜1:25
BSプレミアムの木曜日12:00
  


Posted by かとうさとる at 15:29 | Comments(0) | らくがき帖

2014年12月09日

長唄・三味線の至芸 六栁庵やそさんが生前葬







抱腹絶倒の生前葬


昨夜は今池のライブハウスで行われた
長唄・三味線の至芸
六栁庵やそさんの
生前葬に足を運んだ


今生の暇乞いとは名ばかりで
これが抱腹絶倒の面白さ
粋でダンディでちょいワルの
やそワールド全開

三途の川の渡し場で
お釈迦さんと閻魔さんと観音さんが
♪ええじゃないかゞ♪と
踊りだしたようなもので
説明不可



面白うてやがて悲しき鵜舟かな




  生前葬の参列者に配られたCD


癌が見つかってから
5度目の転移で
明後日(11日)には
脳腫瘍の手術をするそうだが

やそさんのことだから
次は「一周忌ライブ」で
また復活するんじゃないかな


話は代わるが
もし私がやそさんの立場だったら
どうだろうか



お世話になった人に
いけばなの本を著したい
と願っているが…

これって!
最高に迷惑だよね(笑い)






  花:南天、梅、椿、大王松の幹ほか
  器:山田和俊(猿投窯)



  


Posted by かとうさとる at 23:36 | Comments(0) | 野外フェス・ライブ

2014年12月08日

小田木人形座準備会がお友達作戦展開中












飯田で小田木人形座準備会の
宿泊勉強会勉強会

と言っても名ばかりで
懇親会のようなものだが









  上の写真は黒田人形のホームグランド諏訪神社の境内
  下の黒田人形のパンフレット



一昨日
小田木人形座準備会の有志で
飯田の黒田人形保存会の
忘年会に参加






  稲武タウンマップより転載


稲武から飯田まで
国道153号で約60キロ
根羽村から赤坂峠、治部坂峠、寒原峠と
1000メートル級の峠越えの連続





  柄澤照文さんの「塩の道旅日記」(樹林舎刊)より転載


昔は「塩の道」とよばれ
三河湾の塩が
中馬の背にゆられて
信州まで運ばれたR153も
山なみハイウエイのように整備され
スイスイ

急ぐときは助かるが
旧道は歴史街道の名があるように
道の文化の宝庫






  小田木人形座準備会が伊那谷の人形座詣でを始めた
  理由を記した矢作新報連載コラム「ふんかの定点観測#39」



阿波の傀儡子が行き交い
伊那谷の人形が伝わったのか
阿波から直接伝わったのか
現時点では定かではないが

江戸時代の中頃
小田木人形座もこの道を通って
伝わったのは確か




小田木人形座準備会の
お友達作戦をとくとご覧あれ







上の写真は
黒田人形保存会の高田会長

下は日ごろの厚情に感謝のあいさつをする
小田木人形座準備会の山田会長
隣は稲武交流館の後藤館長(写真下)
何を考えているか知らないが
まずは静かにゴング












県指定の文化財に指定されている
カシラや衣装などが遺されているとはいえ
途絶えてからすでに130年近くの歳月が経過


当然のように当時を知る人は皆無
人形舞台も消滅
ゼロから立ち上げるようなもの

私の役割は復活の設計図を描くことだが
昔、瀬戸の陶工加藤民吉親子が有田に学んで
瀬戸に磁器を伝えたように
黒田人形に人形座経営のノウハウを
学ぶことが先決

で、みんなで考えたのがお友達作戦
300年の伝統を今に伝える
黒田人形座の懐に飛び込んで
人形座とは何か
どんな「もの」が必要で
どんな練習をしているのか
タダで教えてもらおうという算段だから
笑っちゃう












雪降る飯田で二次会
アマチュアがプロに注文をつけるような
虫のいい小田木のわがままに
お付き合いいただいた黒田人形座に感謝



まだ続くよ!












お友達作戦の成果?
翌7日(日)は飯田市黒田人形浄瑠璃伝承館で
臨時のワークショップのサプライズ















人形を解体して動かし方の仕組みを学んだり
これから必要なものを教えていただいたり
感謝感謝



帰路は




  飯田は日本画の巨匠菱田春草の生地で
  春草のコレクションが充実した飯田市美術博物館






  NHKの人形劇「三国志」や「平家物語」など
  川本喜八郎の代表作が物語を再現するように
  展示されているお洒落な飯田市川本喜八郎人形美術館






  治部坂峠は一面大雪


を、見て稲武へ
さあ、設計図を描かなくちゃ




















  


Posted by かとうさとる at 15:01 | Comments(0) | 農村舞台

2014年12月06日

今日はこれから小田木人形座準備会の宿泊勉強会




宿泊勉強会とは名ばかりで
要は飯田の黒田人形座の忘年会に参加して
何でも聞いてしまおうという魂胆で
笑ってしまう






3時半に稲武交流館に集合して
相乗りで出かける予定だが
「稲武は雪が降っているから
気をつけてきてくれん」と電話


稲武から飯田まで
スキー場のある平谷や治部坂の
峠越えの連続で先が思いやられるが
小田木人形座の復活もまた同じようなもの
とにかく行くしかない


いま、また電話が入って
「稲武は凄い雪だで
近くまで迎えに行くわ」とのこと
まっ、いっかっ!
  


Posted by かとうさとる at 13:16 | Comments(0) | 農村舞台

2014年12月05日

賄いいけばな




賄い料理があるように
家で楽しむ賄いいけばながあってもいい


何度も活け替えて
短くなった花や小枝を再利用して
居間のテーブル花に転用






花の名前は省略
器は塗りの大椀を使用


花留は椀を傷つけないように
オアシスを使用したが
オアシスは応用が効くため
手元にあると重宝




  


Posted by かとうさとる at 00:09 | Comments(0) | 花日記

2014年12月03日

割れたって器












私は大事な花器を
イヤというほど割ってきた


花器を運ぶとき
重くて手を滑らしたり
角に当てたりした不注意で
イヤになってしまう




枯れ尾花





  花:枯れ尾花
  器:割れた織部の陶片



今日も不注意で
織部の器を割ってしまったが
割れたって器

  


Posted by かとうさとる at 18:13 | Comments(0) | 花日記