2014年10月31日

秋深き隣は何をする人ぞ






いつまでつづくかわからないが
昨日からウォーキングを再開した


と、言っても
近場の山路をぶらりぶらり
巡るだけのジイさんぽで
笑ってしまうが
みんな元気にしているのかな



秋深き隣は何をする人ぞ (芭蕉)





   
  ジイさんぽで採集した
  野茨、狗尾草、笹、秋明菊、秋海棠、野菊
  
  益子の鈴木量さんから頂いた井戸茶碗



  


Posted by かとうさとる at 19:53 | Comments(0) | 花日記

2014年10月29日

香嵐渓の紅葉は平年より少し遅い感じ

















石垣真帆キャスターの
予測が当たりそう



少し前になるが
今年の紅葉の見ごろについて

NHK名古屋「夕刊ゴジらじ」のキャスターで
気象予報士の資格をもつ
石垣真帆キャスターは
「山間部では少し早く紅葉するが
平野部では例年より遅れそう」
と解説した


昨日、所用が早く済んだため
近場の紅葉スポットをぶらりぶらり巡ったが
石垣真帆キャスターの予測が当たりそう








定点観測をしているわけではないため
よくわからないが
先のブログに記した
山間部の稲武地区は少し早いのかな

足助の香嵐渓は
写真を見てもわかるように
明らかに遅れている

見ごろは中旬から下旬に
ずれ込むのではないか



こちらは香嵐渓もみじまつり
のポスター↓







余談に逸れるが
香嵐渓や小原の四季桜もいいが
秘すれば花
できれば名勝地は避けて
ぶらりぶらり山郷を巡りたいもの

こんな贅沢ができるのも
地元の特権で感謝




  


Posted by かとうさとる at 13:39 | Comments(0) | とよた風土記

2014年10月28日

紅葉も望月の欠けたるがよし











とよたの紅葉前線は
南信州と東濃と接する稲武からはじまる
その稲武の紅葉スポットといえば
大井平公園とタカドヤ湿地


大井平公園の紅葉は
週明けから一気に深まりそう









秋の日はつるべ落としというが
気温もつるべ落とし
大井平公園の紅葉は
週明けから一気に深まりそう




タカドヤ湿地の紅葉は
少し早そう











紅葉も望月の欠けたるがよし





連谷から大多賀へ抜ける
段戸川の紅葉


いつもは竿を積んでいるのに…
残念!

  


Posted by かとうさとる at 23:54 | Comments(0) | とよた風土記

2014年10月27日

いけばなは水揚げが命







農家の庭先で「花に使って」と
アジサイとムラサキシキブと
ローゼルをいただいた






水揚げの処理をしたあと
秋仕様の器を準備

ころあいを見て玄関に活けたが
いけばなは水揚げが命



余ったローゼルは
天日干し





「乾燥させて紅茶にいれると
美味しい」と薦められて
天日干しをしたが
ホントかな



  


Posted by かとうさとる at 17:57 | Comments(0) | 花日記

2014年10月27日

市場城址は四季桜のビューポイント

















兵どもが夢の跡


予てから気になっていた
小原の市場城址に初めて登った






中央上が市場城址(「新修豊田市史概要版」より転載)





市場城址は
標高380mの山頂にある
室町時代の山城







山頂の郭が本丸跡で
その南東面には
石垣・土塁が築かれている











空堀と土塁が斜面に沿って連続
規模は違うが
山を包む空気感は
岩村城址に登ったときと同じ






山頂の本丸跡
広さは並の山城のレベルではない

文禄元年(1592)
城主の鱸氏が家康によって
小原から退去を命じられて
廃城になったというが
これだけの山城を
今まで見落としていたのは迂闊






山頂から東の方向を見る



市場城址は
四季桜のヒューポイント








山頂東斜面の四季桜





山頂南斜面の四季桜


四季桜情報
■四季桜は10月26日現在で三分咲き
■見ごろは例年並みの11月中旬頃か
■市場城址の場所はパンフレット「小原の四季の回廊」を参照
(最寄りの公共施設で入手可)
  


Posted by かとうさとる at 00:24 | Comments(0) | とよた風土記

2014年10月25日

池坊豊田支部展に足を運ぶ







風が渡るような
軽やかなレイアウトと
いけばなの心地いいハーモニーが見事






大作席の背景をオープンにした
斬新なレイアウトが新鮮







モダンな室礼コーナー






高田前支部長の立花「砂物」






太田支部長の現代花






水際が鮮やか







2Fのエレベーター前の迎え花
上は伊丹三代志さん
下は浦野美智子さん






会期は20日(土)まで
会場は松坂屋豊田店8F催事場




  


Posted by かとうさとる at 21:34 | Comments(0) | いけばなから

2014年10月23日

古橋源六郎暉皃と古橋懐古館

















安倍総理が所信表明で
地方創生のケーススタディとして紹介した
古橋源六郎暉皃




コメントは省くが
地方創生は
第二次安倍改造内閣の
重要課題の一つ

この地方創生の理念について
安倍総理は先月末の所信表明で
豊田市の旧稲武町の名家
古橋家の六代目当主
古橋源六郎暉皃(1813~92)の
言葉を引用した

ちなみに現当主は
元総務庁事務次官の古橋源六郎氏

余談に逸れたが
小泉総理が引用した「米百俵」と違って
暉皃は全国的には無名で
国会記者も慌てたのではないか






昨日の朝日新聞が
この暉皃について詳しく報じた






少し補足すると
暉皃は林業など産業を興して
村を発展させるとともに
江戸に上って
国学者平田鉄胤の門に入り勉学







パンフレットの懐古館は
暉皃から三代にわたって蒐集した
幕末から明治を駆け抜けた偉人や
儒学者のコレクションを展示する
知る人ぞ知る全国でも一級の
歴史民俗博物館


政治の話は抜きにして
古橋家と懐古館のことが
正当に評価され
全国に知れるのは
地元の一人として嬉しいもの



この秋は古橋懐古館に
立ち寄ってみてはいかが






香嵐渓と並ぶ紅葉の名勝大井平公園は
暉皃が植林した山を整備したもの

大井平公園と懐古館は1~2キロほどの距離
この秋は古橋懐古館に
立ち寄ってみてはいかが

  


Posted by かとうさとる at 12:14 | Comments(0) | とよたの文化

2014年10月21日

赤蕎麦の花と小馬寺










10月20日(日)
先のブログで、丹羽先生の訃報を記したが
葬儀のあと「稲武ふれあいまつり」へ


帰路は
陽が傾くまでには少し時間があるため
山道をぶらりぶらり





富永から名刹小馬寺へ続く参詣道も
今は廃寺で通る人も稀


どこまで行っても山また山
正面に見える山は中馬街道の難所
伊勢神峠だろうか



小馬寺は旭地区の牛地町の駒山(840m)の山頂部にある古刹
古くは天台宗の山岳寺院だったが延宝年間(1673-81)に
臨済宗に改宗。南朝伝説と馬の信仰で知られてきた寺院。
伝承によれば
多いときには数百人の修行僧がいたという小馬寺だが
残念ながら現在は矢作ダムの建設により牛地のほとんどが移住
伽藍の一部を残すのみとなってしまった。
私は写真を見ただけで怖くて近づけないが
学術調査を急ぐ必要があるのでは





円内が小馬寺





富永の山間で見つけた赤蕎麦の花

市議会議員の三江さんから
「今度富永の○○庵で収穫祭をやるから」と
電話をもらったが
この赤蕎麦を打つのかな







下川口の加茂橋まで来ると
あとは藤沢~広瀬~御船~亀首
舞木~乙部

乙部までくればもう
家に着いたようなもの
  


Posted by かとうさとる at 19:12 | Comments(0) | フォト歳時記

2014年10月20日

愛教大名誉教授で春陽会々員丹羽晧夫先生逝く








10月17日
愛教大名誉教授で
春陽会々員の丹羽晧夫先生が逝去
享年71(合掌)






  教員免許認定講習で「図画工作の教材研究」を講義する
  在りし日の丹羽先生(1983年)



私は丹羽先生より
作品集の編集を依頼されて以来
ご夫妻と親しさせていただいた

次の「ぶんかの定点観測」で
追悼文を書くため簡単にするが
写真を見てもわかるように
大学教授で絵描きで男前の三拍子

ところが天はうまくできていて
教え子で愛教大教授の磯部洋司さんは
作品集の交遊録で
こんなエピソードを明かした


『我々は先生を「三河の近藤正臣」と
密かに名づけておりました。
(中略)あの俳優さんに
髪型と面立ちが似て恰好よく
ただし喋ると三河弁が少々強烈なので
陰でこう呼んだのでした(後略)』


私は編集をしていて
この文を読んで思わず笑ってしまった






  葬儀会場に飾られた遺作

育ちの良さがそのまま人柄に現れた
稀有な才能を持った人だったが
病魔には勝てず残念!

  


Posted by かとうさとる at 22:00 | Comments(0) | アートの現在

2014年10月20日

夢の中でおきていること












数日前のこと
大震災が起きて
逃げ遅れた夢を見た


死を覚悟したところで目が覚めたが
時計を見ると早朝の5時

床についたのが4時半頃だから
金縛りにあったようなもの

古い記事で恐縮だが
この夢の解読の研究が進んていると
朝日新聞月曜版「科学の扉」が
報じた






ところで
私は作品の夢をよく見る

以前は空間の隅々までディテールが
鮮明に見えた

作品がプリズムのように
キラキラ輝いて近づいてくる
夢もみた

赤松林の中で
私が思い描いた作品が
私を手招きしている夢もみた

夢はいつも希望だった


ところが
ある頃から夢は
失敗作ばかり

一事が万事で
夢はブルーの世界に変わってしまったが
ピンチはチャンス
もう一度仕切り直しするつもり


話は逸れてしまったが
遺伝子に関わる夢の解読は
臨死体験など
人間の種の起源に遡る
手がかりとなるはずで拍手(パチパチパチ)








  


Posted by かとうさとる at 20:57 | Comments(0) | らくがき帖

2014年10月19日

NHK「新日曜美術館」が横浜トリエンナーレを特集






と、言っても
先週12日のコトで恐縮だが
ヨコハマトリエンナーレについて
簡単に説明すると





  上の記事は私の地元のローカル紙に
  月イチで連載しているコラム

  ヨコハマトリエンナーレと全く関係ないが
  ヨコハマの印刷物が手元にないため
  名刺代わりに転載したものでご容赦を



さて、「石を投げれば○○に当たる」という
諺があるが、近年は○○にアートイベントの
文字を充てても通ってしまうほどのブーム

端緒をひらいたのは東京23区より広い
新潟県中越地域を会場に展開した
大地の芸術祭「越後妻有アートトリエンナーレ」

アートのダボス会議として世界が注目する
大地の芸術祭の成功体験をモデルに
全国各地でアートイベントブームが
起きているのは周知のとおり

規模の大小はあっても共通しているのは
(1)アートによる地域おこし(大地の芸術祭)
(2)アートによる観光立県の発信(瀬戸内国際芸術祭)
(3)アートによる都市力の発信(愛知トリエンナーレ)
などなど地域創生の起爆剤の役割を担っていること

前置きが書くなってしまったが
こうしたアートイベントブームとは一線を画した
尖った方向性で目が離せないのがヨコハマトリエンナーレ

ヨコハマトリエンナーレの歴史は
アートのオリンピックといわれる
ヴェネチアビエンナーレは別格にして
アートが国の威信をかけた戦いの様相を呈してきた流れを背景に
1999年、政府主導で組織委員会が発足
2001年、第1回展を開催

民主党政権の事業仕分けで存続の危機もあったが
事業を引き継いだ横浜市が創設の理念を継承
世界標準の国際展というスタイルを守っているのは立派

アートイベントブームの背景と
ヨコハマトリエンナーレの立ち位置をざっと説明したが
5回目を迎えた今回のアーティスティック・ディレクターは
森村泰昌(美術家)
テーマは
「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」

テーマの説明は省くが
テレビ桟敷で目が点になったのが
やなぎわみ《ステージ・トレーラ》と
大竹伸朗《網膜屋/記憶濾過小屋》2014

今回はいろいろな事情があって諦めていたが
私もここが踏ん張り時
なんとかして観にいくつもり

■会期:11月3日まで
■主要会場:横浜美術館・新港ピア  


Posted by かとうさとる at 04:07 | Comments(0) | アートの現在

2014年10月17日

秋日和



小津安二郎に
「秋日和」という作品がある

長年、多くの小津映画で
娘役をつとめてきた原節子が母親役を
司洋子が娘役を演じた






  平芝公園のプラタナス


小津映画を説明するのは
野暮のため省くが
「秋日和」を検索すると
「秋のよく晴れて爽やかな天気」とあった


明日も秋日和になるらしい





  百舌鳥が密かに狙っている蜂屋柿


  


Posted by かとうさとる at 22:11 | Comments(0) | フォト歳時記

2014年10月15日

気が付けばもう秋も半ば…


猿投神社山中観音堂の紅葉林と
不思議な石仏






猿投神社山中観音堂の紅葉林の楓
来月の中頃には一帯が
夕映えのように染まるはず





猿投神社山中観音堂の石段の脇
道祖神のように設置された
不思議な石仏

明治の廃仏毀釈で取り壊された
猿投神社の神宮寺跡か
難を逃れて設置されたのか

由来は不明だが
半跏思惟像を模した表情は
どこか大陸の面影を宿して美形



  


Posted by かとうさとる at 22:04 | Comments(0) | フォト歳時記

2014年10月14日

台風一過 今日は終日主夫 


夏物と暖簾類をまとめて洗濯して
冬物を陰干し

仕上げはアイロン掛けで
〆て10時間
主婦の大変さがわかったが
後の祭り







主夫の合間に
乙部の大澤果樹園で
使い物にする梨を注文






こちらは家で食べる「新高」
不揃いの訳ありだが
味は変わらないためこれで十分

  


Posted by かとうさとる at 21:55 | Comments(0) | らくがき帖

2014年10月12日

今日の誕生日の花はシュウメイギク





台風19号の進路が心配

さて
今日の誕生日の花は
シュウメイギク

キフネギクの名は
この花の有名な自生地が
京都北山の貴船にあったことから
つけられたもので

花言葉は「忍耐」






  花:シュウメイギク
  器:山田和俊焼き締め(猿投窯)
  


Posted by かとうさとる at 20:37 | Comments(0) | 花日記

2014年10月12日

久しぶりに近場でバレエを堪能






11日(土)
ブログでも紹介した
豊田シティバレエ団と
ロシアサハ共和国
ヤクーツク国立バレエ学校による
「くるみ割り人形」に足を運んだ


シティバレエ団も
豊田バレエ学校の生徒が中心
オケも愛知学泉大の学生オケ

野球で言えば甲子園のようなもので
プロのバレエ団とは一味違う
爽やかな「くるみ割り」を堪能






舞台では優雅に踊ったバレリーナたちも
近くで観ると普通の16~18歳
 





サハ共和国ヤクーツク国立バレエ学校の
記念撮影に割り込んでパチリ

この中からマリンスキー劇場の
プリンシバルやプリマが誕生するかも



贅沢を言えば
「くるみ割り」は第九と同じで
暮れに観たかったが
これは私の勝手







  


Posted by かとうさとる at 02:48 | Comments(0) | らくがき帖

2014年10月09日

今日の誕生日の花は秋海棠












花言葉は「片思い」






  うなだれて花恋ふ花よ秋海棠(渡辺水巴)

  花:秋海棠
  器:赤地健(九谷)



ふとしたご縁のあった方から
「もしかしたら名前を言ってないかもしれません
私の名前は○○○○です」
とメールをいただいた

「いい名前ですね」と返信したが
名前に惹かれた経験のある人は多いのではないか

秋海棠の名は
花色が海棠に似て秋に咲くことから
その名があてられたそうだが
シュウカイドウの韻が心地よく
好きな花の一つ

もとは中国産で日本へは徳川の寛永年間に渡来
ワビの花として古来茶人や俳人に
好まれてきたが
秋海棠の韻が風流心を
ふくらませたことは想像に難くない


  


Posted by かとうさとる at 20:04 | Comments(0) | 花日記

2014年10月09日

挙母神社の樟のこと














店じまいしたあとで
残念!


久しぶりに
挙母神社の八日市に立ち寄ったが
店じまいのしたあとで残念!

撤収中のおばさんに聞くと
「昔は3時ぐらいまでやってたけど
お客さんが少ないもんでねぇ…」と
あきらめ顔



もし樟が
人間の言葉を話すことができたら
聞いてみたいことが一杯あるのに…






  写真は「豊田文化財」より転載。右が消失した瑞光院


挙母神社は市街地に残されたサンクチュアリで
境内には見事な巨木が聳えていたが
大半が伊勢湾台風で倒壊

そんな巨木の杜の名残りが市指定の樟
目通り6.48㍍、根回り9.50㍍、高さ25㍍

言い伝えによると
元亀3年(1572年)挙母神社境内にある
瑞光院が火災のとき
本尊の薬師如来がこの樟の下に難を逃れたという

ところが再建されたこの瑞光院が
20年ほど前、原因不明の出火で焼失


消失した瑞光院跡




  右が消失した瑞光院跡

本尊の薬師如来が
この樟の下に難を逃れたかどうかは聞いていないが
瑞光院が全焼する大火にもかかわらず
周りの建物はみんな延焼を免れた

誰も言わないが
樟の樹勢が火の広がるのを抑えたのは
想像に難くない


こちらが現在の樟




  右の枝の伐採痕は火災にあった証だが
  たった20年ほど前のことなのに知る人が少ないのは驚き

  

頑張った樟も
瑞光院の屋根を覆っていた枝は枯れ
心配になった私は何度も足を運んだが
誰の目にも樹勢の衰は明らか

ところが樹木医が枯れた枝を伐採
数年で元の樹勢をとりもどしたから
樟の生命力は凄い


老後破産はみっともないが

古来より
私たちの先人は巨樹や巨石を畏敬し
神の依代にしてきた

樟を見上げていると
いまのアートに何があって
何が欠けているのか
なんとなくわかる

残された時間は限られているが
まだ間に合うはず

老後破産はみっともないが
業みたいなもので
ここまできたらゴメンと謝るしかない


  


Posted by かとうさとる at 03:13 | Comments(0) | らくがき帖

2014年10月07日

バレエを敬して遠ざけている人に









大人も子どもも
バレエを観たことのない人も
みんな一緒に楽しめる
バレエファンタジー

くるみ割り人形が
今年も 
とよたに帰ってきた









物語の舞台はドイツ
クリスマス・イヴの夜
プレゼントされたくるみ割り人形を
抱いて眠ってしまった少女クララが観た
不思議な夢の世界を描いた
バレエファンタジー






地元の坊主より遠くの坊主というように
とかく地元は軽視されることが多いが
豊田シティバレエ団が苦戦しているのも
こうした偏見によることが多いのではないか

バレエを敬して遠ざけている人も
グランドバレエをまだ観たことのない人も
百聞は一見にしかず

近場で値段も3000円とお値打ち
この機会にお友達を誘って
お出かけになりませんか






出演は↓
NPO法人豊田シティバレエ団
エトワールバレエ団
ロシアサハ共和国ヤクーツク国立バレエ学校

演奏は↓
愛知学泉大学オーケストラ

  



  サハ共和国はロシア最大の共和国
  近年はダイヤヤモンドや石油、天然ガスなど
  世界有数の地下資源を巡って
  日本政府は「戦略的重要国」として位置付けて
  資源外交外を展開

  
  南極を除いて世界で最も寒い国として知られ
  愛知万博で話題になった「マンモス」は
  サハ共和国の永久凍土から出土したもの

  






■上演:10月11日(土)18:00開演
■会場:豊田市民文化会館大ホール
■入場:3,000円
■問合せ:☎0565-54-0081






  


Posted by かとうさとる at 21:13 | Comments(0) | とよたの文化

2014年10月07日

コスモスの咲く頃










10月7日
今日の誕生日の花はコスモス

花言葉は
調和・乙女の真心







  花:コスモス
  器:土鍋
 



みんなどうしているのかな


私たちの子どもの頃
秋の花といえば菊と決まっていた

いけばなも菊は最も格式のある花とされ
展覧会ともなると真っ白な菊の生花が
祭壇のように並び
それはそれは壮観だった

いつのころからだろうか
秋の花といえばコスモスを挙げる人が増えた

私もコスモス派で
初めてコスモスの花を見たのは
土橋の駅の構内だった





   土橋駅から300~400メートルほど西方にあった水車小屋
   春になると川から上ってきた小鮒を捕まえて遊んだものだが
   日本昔話と笑ってしまう。写真は昭和20年代後半と思われるが
   出典は「挙母・資料にみる明治・大正・昭和のあゆみ」より転載



現在はトヨタ関連の工場が密集しているが
当時は田んぼの中ののどかな駅で
駅の前を流れる逢妻男川で魚釣りをしたり
ワルガキたちの格好の遊び場だった

もうセピア色になってしまったが
間引きしたコスモスの花びらに捻じれを入れて
ふーっと息を吹きかけると
竹とんぼのように青い空に舞い上がった

この頃、高い空に揺れるコスモスを見るたびに
懐かしいワルガキたちの歓声が聞こえてくるようで
不思議!

みんなどうしているのかな…











  


Posted by かとうさとる at 00:50 | Comments(0) | 花日記