2015年09月28日

農村舞台アートプロジェクトが閉幕








9月27日(日)
農村舞台アートプロジェクトが閉幕した


後で写真を整理してアップするが
土曜日は小田木の人形公演のあと
準備会の山田良稲会長の家で
反省会を兼ねて打ち上げ






衆議院議員の八木さんも飛び入りで参加
炉端で焼いた鮎を肴に人形談議

いい大人が
童心に帰ったみたいで笑ってしまうが
みんな時間の発つのを忘れそう






そんな訳で
土曜日は稲武の岡田屋で泊まり

岡田屋の楽しみと言えば
夏焼温泉の「源泉かけ流し」だが
飲んだあと一人で温泉に入るのは
リスクが大きいため
あさイチで温泉に



帰路は
タカドヤ湿地の紅葉を観測したあと
アートの会場を巡回






帰路はタカドヤ湿地の紅葉を観測
国道153に戻ると
数えきれない数のスポーツカーが
飯田方面に向かって行った

しばらくすると今度は
ドッドドッドと独特の爆音を響かせた
ハーレーの軍団と遭遇

軽のワゴンに荷物を一杯積んだ私と
エライ違い








加塩⇒旭八幡⇒太田⇒杉本と
アートの会場を巡ったが
みんな周りの風景に溶け込んで
いい表情をしていた



最後は松坂屋豊田店で
華道豊展の片付け






一人で準備して
一人で片付けるのは結構大変


明日は頼まれている「本」の取材で
北海道の牧場に出かけるが
まだ準備ができていない
どうしよう
  


Posted by かとうさとる at 01:13 | Comments(0) | 農村舞台

2015年09月26日

農村舞台 今夜は小田木で人形公演









農村舞台もいよいよファイナル





これから
小田木に急ぐため説明は省くが
近場でアートと紅葉前線を観察できる
農村舞台アートプロジェクトも
いよいよファイナル



こちらは農村舞台アートプロジェクトの
「アート」を報じた昨日の中日新聞↓





  


Posted by かとうさとる at 11:04 | Comments(0) | 農村舞台

2015年09月25日

農村舞台アートプロジェクトも今週でファイナル














ラストを飾るのは
小田木人形座復活に向けた人形公演
出演は小田木人形座準備会と
300年の伝統をもつ黒田人形保存会






国選択無形民俗文化財の
黒田人形に比べるべくもないが
小田木人形座準備会が氏神様に
三番叟の舞を奉納する儀式は必見

小さな一歩だが
地域の文化にとっては大きな一歩で
こんなチャンスを逃したらもったいない



人形公演は
■日時/9月26日(土)18時開演
■会場/小田木八幡神社人形舞台跡地
■木戸銭/1000円(中学生以下無料)
■上演外題
 ●寿式三番叟のサワリを奉納(準備会)
 ●生写朝顔日記(黒田人形保存会)

 ※初めての人にも
 わかりやすい解説付き



会場アクセスは




  国道153号線で飯田方面に北上
  伊勢神トンネルより約10~15分ほど
  小田木町に入ると左側に案内看板あり
  表示が小さく見落されたときはゴメン


小田木人形座準備会参考




  小田木人形座保存会が編纂した紀要 


小田木人形座は
  江戸時代中頃
  稲武地区の小田木村に伝えられた人形浄瑠璃で
  祭礼などに奉納されていたが
  明治8年(1875)に活動を停止

  その後、人形舞台は大正の頃
  痛みがひどくなり取り壊されたが
  カシラや衣装は昭和42年(1967)
  愛知県有形民俗文化財に指定され
  豊田市稲武郷土資料館「ちゅ~ま」で展示されている
  





 小田木人形座準備会は
  2013年、小田木人形座保存会の志を継承
  先人が叶わなかった小田木人形座の復活を目指して
  地元の有志が中心になって立ち上げた市民団体





  小田木人形座準備会の活動を報じた中日新聞(9月23日)





  小田木人形座準備会の活動を報じた読売新聞(8月3日)  


Posted by かとうさとる at 00:48 | Comments(0) | 農村舞台

2015年09月24日

華道豊展「彼岸花の反撃にタジタジ」











いい勉強で彼岸花に感謝


先のブログ
「今夜は華道豊展のいけ込み」で
彼岸花について「決まるか決まらないかは
紙一重」と記した


言外に「自分なら決められる」
という驕りがミエミエ
案の定、彼岸花の反撃にあって悪戦苦闘


そんな訳で25日
あさイチで活けなおしたが
点数をつければ30点~40点で
気分は限りなくブルー
でも、いい勉強で彼岸花に感謝






  第41回華道豊展出品


26日は農村舞台の小田木公演で
メンテが出来ないため
会場がクローズしたあと
百日紅の花に代えるつもり
  


Posted by かとうさとる at 22:42 | Comments(1) | いけばなから

2015年09月24日

今夜は華道豊展のいけ込み











決まるか
決まらないかは紙一重



昨日は
主夫とデスクワークを早めに切り上げて
華道豊展の花材探し







  コスモスのイメージ(民芸館の井上邸に活ける)2004年


小原の山内洋子さんの庭の畑に
コスモスが暴れていたのを思い出し
「コスモス、咲いている?」と私
「ゴメ~ン、イノシシが畑を荒らして
お花はみんななくなっちゃった」と山内さん


そんな訳でコスモスは断念
当初の予定通り彼岸花に決めた


彼岸花の群生を見慣れているこの時期に
彼岸花を活けるのはリスクが大きいが
決まるか決まらないかは紙一重
  


Posted by かとうさとる at 17:57 | Comments(0) | いけばなから

2015年09月22日

明日から華道豊展




明日から松坂屋豊田店で
第41回華道豊展がはじまる



華道豊展の経緯については
たびたび記しているため省くが
半世紀近く前
華道連盟の設立に奔走した私にとって
実家に帰るようなもの






残念ながらここ数年
出品するだけになってしまったが
今回も農村舞台の日程と重なっているため
ご容赦を



さてどうしょう

私の予定は中期展
9月25日(金)・26日(土)の2日間






昨年は鶏頭を活けた(写真)を活けたが
まだ決めていない
さてどうしよう



第41回華道豊展の日程は↓

■会期/9月23日(水)~28日(月)
 前期展/23日(水)・24日(木)
 中期展/25日(金)・26日(土)
 後期展/27日(日)・28日(月)
■会場/松坂屋豊田店
  


Posted by かとうさとる at 20:43 | Comments(0) | いけばなから

2015年09月21日

クラシックバレエを日本昔物語に代えた農村舞台




昨夜は農村舞台で
初のバレエコンサートを満喫


私なりに
バレエの舞台は観てきたつもりだが
農村舞台のバレエは別物だった


豊田シティバレエ団の中心メンバーは
プロを目指す豊田バレエ学校の生徒で
野球で言えば甲子園レベルだが
木立の間に月がのぼり
天女が降臨したような舞台に
みんなうっとり



クラシックバレエを
「日本昔ものがたり」に
代えてしまった農村舞台怖るべし






  バレエが上演された磯崎神社農村舞台は
  11月に豊田市で開催される第26回全国地芝居サミットの
  会場の一つで全国デビューが決まっている
  
  

鎮守の森の異空間という
ロケーションもあるが
農村舞台のパワーの秘密は
間口7間(≒13メートル)
奥行き4.5間(≒8メートル)
高さ1.5間(≒2.7メートル)という
舞台寸法

中でも
出演者を一回り大きく
舞台をワイドに見せる
1間半(2.7メートル)という高さに
謎を解く鍵があるのではないか
(以下省略)







  農村舞台で初のバレエコンサートを報じた中日新聞



本番の写真は上手く撮れなかったため
リハの写真を参考にアップ↓












見逃した人はお気の毒  


Posted by かとうさとる at 20:49 | Comments(0) | 農村舞台

2015年09月21日

彼岸花は鎮魂の花












畏敬する
小原和紙の加納俊治先生が
彼岸の入りを前にして
黄泉の国に旅立った
享年86歳


家族葬ということで
ご遠慮するが
野に咲く彼岸花を手向けて
お見送りしたい(合掌)






  花:彼岸花
  器:伊藤雄志さんの「粉引き鉢」
  


Posted by かとうさとる at 01:21 | Comments(0) | 花日記

2015年09月20日

今日本番!農村舞台で初のバレエ公演





近場にいて
こんなチャンスを逃したら
もったいない!



土着的な芸能舞台が
クラシックバレエと遭遇して
どのような化学反応を起こすか


昨日、このブログでも
たびたび紹介してきたが
農村舞台で初のバレエ公演の
リハに立ち会った






  リハーサルの全景


出演は豊田市から世界に向けて
独自のバレエを発信し続ける
豊田シティバレエ団

プーチン大統領がメッセージを託し
バレエの本場サンクトペテルブルクの
芸術家同盟がチャイコフスキー記念の
称号を授与したように実力派は折り紙付き






  リハの前に軽~くウォーミングアップ









プログラムも
クラックバレエの名場面集のほか
スタンダードジャズのモダンから
民謡のソーラン節まで
観て楽しいショーで構成


百聞は一見にしかず
近場にいて
こんなチャンスを逃したら
もったいない!






リハの〆は
芸術総監督の諏訪等さん(背中)の
厳しいダメ出し



■日時/9月20日(日)18時開演
■会場/深見町磯崎神社農村舞台
■木戸銭/千円(中学生以下無料)






  豊田市街から国道419号線で小原方面に北上
  グリーンロード中山インターから約15分ほど
  


Posted by かとうさとる at 00:33 | Comments(0) | 農村舞台

2015年09月19日

今日の農村舞台はバレエ公演の場当たり











明日20日(日)
藤岡地区の深見町磯崎神社農村舞台で
オペラ「蝶々夫人ファンタジー」に続いて
農村舞台で初のバレエを上演





  写真はオペラ「蝶々夫人ファンタジー」の開演を待つ
  磯崎神社農村舞台(2011年)



出演はバレエの本場サンクトペテルブルクの
芸術家同盟より「チャイコフスキー記念」の
称号を授与された豊田シティバレエ団

プログラムは
初めての方にも楽しめるように
「白鳥の湖」などの
バレエの名場面集のほか
スタンダードジャズの名曲による
モダンバレエから民謡の「ソーラン節」まで
バレエのいいとこどりを予定



磯崎神社までのアクセスは↓




  中心市街地より国道419号線を小原方面に向かって北上
  磯崎神社はグリーンロード中山インターから約15分ほど



■日時:9月20日(日)18時開演
■会場:深見町磯崎神社農村舞台
■木戸銭:1,000円(中学生以下無料)




こちらは
昨日の矢作新報に掲載された
農村舞台の関連記事↓






  ぶんかの定点観測は月イチで連載している私のコラム




  一面に掲載された怒田沢の今貂子舞踏公演


今日はこれから旭地区の農村舞台で
開催されている「アート」会場を見たあと
バレエの場当たりの立ち合い

帰りの手土産は彼岸花でも
摘んでこようかな
  


Posted by かとうさとる at 12:58 | Comments(0) | 農村舞台

2015年09月18日

農村舞台はアートで秋の収穫祭/其の二




悪いやつほどよく眠る


昨日は終日BGM代わりに
安保法制を巡るドキュメントを観察した


悪いやつほどよく眠る(黒澤明)というが
政治をみっともなくさせても恥じず

高見の見物と国民を見下している
人物や取り巻きに
薄気味悪い恐怖心を覚えたのは
私一人ではないと思うがどうか



余談に逸れたが
みなさんはシルバーウイークの
予定は決まりましたか?


私のお薦めは
実りの秋をぶらりふらり行く
近場の小さな旅がお洒落






そんなコースの一つが
市内の中山間地に点在する
農村舞台群をピンポイントで巡る旅


先ずは
農村舞台アートプロジェクトの
「アート」が開催中の
旭地区の農村舞台から

会期は27日(日)まで
時間は夜明けから日没





  道に迷っても♪ケセラ~セラ~(古っ)と
  口笛でも吹いて愉しむのが旅の達人
  道はどこかに通じているから大丈夫  


①杉本町神明神社農村舞台





  杉本町のランドマークは
  神明神社の境内にある国の天然記念物「貞観杉」





  麓の貞観杉から舞台までは急な石段~参道を登っていくため
  みんなハァーハァー息を切らしていたが
  私のせいではないのでご容赦を

  古老の話によると伊勢湾台風で倒れてしまったが
  境内はこんな巨樹が生い茂っていたというから
  巨樹の森を観たかったな






  杉本町神明神社農村舞台は伊勢湾台風で倒壊したため
  古材を使って再建したとのことだが
  農村舞台を巡って気がつくことは
  伊勢湾台風の爪痕の大きさで
  伊勢湾台風前と後の記録がいるのではないか









杉本の舞台に挑んだのは
絵本作家として活躍する中村広子さん

中村さんは集落の昔話を取材して
絵と文で記録する仕事を
ライフワークとしているが
どんな絵巻に仕上がるのか楽しみ

  

③大田町伊雑神社農村舞台







大田の舞台に挑んだのは
小原和紙のユニットとして活躍する
加納恒さんと加納登茂美さん



④旭八幡町八幡神社農村舞台







  旭八幡町八幡神社の舞台は中央が左右に分断されている
  目的は参詣の通り道と山車の収納場所を確保するためで
  舞台を使用するときは板を渡して一体化するなど
  農山村の知恵の一つで拍手
  






旭八幡の舞台に挑んだのは
初参加の加藤恵利さん
完成度も高く鮮やか




②加塩町加塩神社農村舞台









  境内の白い花は舞台を訪れた人が散華したもので
  会期が終わる頃には境内は
  白い花で埋め尽くされるというから楽しみ


廻り舞台が現存する
加塩の舞台に挑んだのは
アートのユニットとして活躍する
中根栄二さんと中根理さん



北三河芸農祭もあるよ!




エリアの旭高原「元気村」では
ユニークな北三河芸能祭が開催され
「山の上音楽祭」には
あの加藤登紀子も出演するというから
近場といってあなどるべからず


シルバーウイークは
これで決まりだ
  


Posted by かとうさとる at 12:48 | Comments(0) | 農村舞台

2015年09月16日

季寄せで秋うらら












  花:秋海棠ほか
  器:鯉江良二さんの椀
  


Posted by かとうさとる at 16:14 | Comments(0) | 花日記

2015年09月15日

農村舞台はアートで秋の収穫祭/其の一





今貂子舞踏公演で開幕



9月13日(日)
自動車のまちの都市伝説となった
市内の中山間地に現存する農村舞台群を
地域の文化資源として活用する
農村舞台アートプロジェクトが始まった







  15年9月15日今貂子舞踏公演を報じた中日新聞




農村舞台は集落の誇り


怒田沢町諏訪神社農村舞台は
市内唯一の楽屋付の舞台で
「宝栄座」の愛称で親しまれてきたが
近年、集落(12世帯)の高齢化が進み
存続が危ぶまれてきた


今回の取り組みは
集落の心の支えとなっていた
農村舞台の再生を通して
地域の新たなカタチを探ろうというもので
主旨に賛同した舞踏家の今貂子さんが
集落に滞在

お風呂を借りたり
みんなでお酒を飲んだり
集落と協働して
舞踏作品を作り上げた






宝栄座歌舞伎のなつかしい名セリフで 
口上を述べる怒田沢のみなさん
昔とった杵柄というが
節回し、声の艶はさすが



長唄三味線で幕開け




長唄三味線のユニットとして活躍する
「おかえり姉妹」(林まゆみ、宮里亜梨紗)



舞踏カンパニー倚羅座見参





舞踏カンパニー倚羅座は
今貂子さんが主宰する舞踏集団

巫女舞に通じる聖性と
清潔感のある身体表現で魅了した  
村上璃子さん(左)と
佐藤野乃子さん(右)
  








お客さんの表情に注目



「お姫滝」の由来




  「滝姫」は綾渡と怒田沢に伝わる「お姫滝」から想を得たもの
  物語は南北朝時代
  皇室ゆかりの足助の中之御所に難を逃れた後醍醐天皇の子
  平勝親王に想いを寄せた村娘の切ない恋心を語り継ぐもので
  挿絵は中村広子さんが絵と文を著した「足助の昔話」より
  滝つぼに身投げする村娘
  

村娘から
荒ぶる神となった滝姫


説明は不要のため省略
とくとご覧れ













村娘から荒ぶる神となって
降臨する今貂子さん
  









奈落の底から
スッポンの蓋を開けて登場した今貂子さん

スッポンは
主に歌舞伎などで妖怪や幽霊などが
登場したり退場するときに
使われる舞台装置の一つ

ほとんどのお客さんは農村舞台に
スッポンの装置があることを知らないため
境内は騒然









農村舞台の展開に
新たな窓を開けた宝栄座










『女の人の中には氏神さんの境内で
「裸の舞踏はいかがなものか」という
声もあったがみんな今さんのファンになって
集落が一つになれた』と喜びを語った
加納洋志自治区長さん

深見、小田木に続いて
また人生の親戚が増えたみたい
  


Posted by かとうさとる at 20:54 | Comments(3) | 農村舞台

2015年09月14日

手土産は萩の花










農村舞台の報告は小休止

昨夜は
怒田沢の今貂子舞踏公演のあと
明け方近くまでコラムの入稿で
少し寝不足


そんな訳で
今朝は昼近くから
怒田沢のお礼と
アートの会場を巡ったが
農村舞台の報告は小休止



手土産は萩の花





  花:萩・カンナの葉
  器:益子焼き
  


Posted by かとうさとる at 22:03 | Comments(0) | 花日記

2015年09月13日

怒田沢農村舞台「宝栄座」今日本番






舞踏と子ども歌舞伎がコラボ



長い間使ってなかったため
「不明でわからない」と
言っていた引幕も見つかって
あとは今貂子舞踏公演の
本番を待つだけ




夜遅くまで続いたリハ








時間と会場はこちら↓






  


Posted by かとうさとる at 11:00 | Comments(0) | 農村舞台

2015年09月12日

まだ何かが起こりそうで明日の本番が楽しみ








昨日の農村舞台は
アートの公開制作も始まっているが
私は怒田沢の今貂子舞踏公演の仕込みと
車座ミーティングに専従


今日の予定は舞踏ワークショップとリハ
ワークショップは午前中のためパス

午後イチでアートの公開制作を確認したあと
怒田沢入りしてリハに立ち会うつもり



昨夜の車座ミーティングは
こんな感じ↓






  車座ミーティングの参加者は約40人
  楽屋に入りきれないため遅れて参加した人は立ち見
  農村舞台仲間で衆議院議員の八木哲也さん(左から4人目)も
  東京から駆けつけて夢を語り合うなどみんなヒートアップ



車座ミーティングは
今回のプロジェクトで
私が最も重要な意見交換会と
位置づけているプログラム


車座ミーティングの想は
時間がないため省くが
これまでのプロジェクトの進め方の中に
電通などの代理店的発想が
あったのではないか
という反省から生まれたもの




こちらは舞台の仕込み↓









黙々と針仕事を続ける今貂子さん

地元の子ども歌舞伎も
出演することが急遽決まるなど
刻々と状況が変化

まだ何かが起こりそうで
明日の本番が楽しみ
  


Posted by かとうさとる at 12:28 | Comments(0) | 農村舞台

2015年09月11日

今夜の農村舞台2015は車座ミーティング



包腹絶倒の怒田沢村騒動記




今夜は宝栄座の楽屋で
「車座ミーティング」があるため
簡単にするが
昨夜は京都から怒田沢入りした
今貂子さんを囲んで
集落の人たちと夜が更けるまで
ワイワイガヤガヤ





今回のプロジェクトは
市内唯一の楽屋付き農村舞台「宝栄座」の
存続と再生がテーマだが
舞台が再生しても
地元が元気にならなければ
仏作って魂作らずと同じ

一番の方法は
地元の自尊心に火をつけることで
少し酒も入った頃を見計らい
「地元の人が舞台に出ないようなら
怒田沢で演る意味がない」と私


一歩間違えると
上から目線のようで誤解されそうだが
そこは阿吽の呼吸

怒田沢の人たちは
長老たちを筆頭に女子供まで
村歌舞伎の経験があるため
一旦火がつくとみんな話が早い


交流会に出ていない人を
携帯でみんな呼び出して
「これだけ言われて
演らんようじゃ(宝栄座)の先はない」と
上に下に大騒ぎ


で、何を演るかって?
開演前の口上で
白波五人男のサワリを演ることに
決まったが
それから先が役を巡って包腹絶倒
陽気な酒はこれだから楽しい
  


Posted by かとうさとる at 16:31 | Comments(0) | 農村舞台

2015年09月09日

明日から農村舞台アートプロジェクト2015












農村舞台アートプロジェクトは
野外イベントの宿命で
天候に左右されるため
いつもハラハラドキドキ

中でもこの時期
台風はつきもので
予定したプログラムが中止になったり
会場変更を余儀なくされたことも
たびたび

そんな訳で今回の台風18号
二度あることは三度と心配したが
なんとか無事にスタートできそう






  9月9日中日新聞より転載


私は今貂子さんのサポートで
明日から怒田沢の集落に入るが
車座ミーティングと
BS金曜時代劇が重なって
「一路」を見れないのが残念(笑い)
  


Posted by かとうさとる at 22:26 | Comments(0) | 農村舞台

2015年09月08日

岡本太郎「 明日への神話」再訪













昨日はFの会の協議のため
豊田新線の始発で東上


協議の内容は後日改めて記すが
改めていけばな仲間の大切さと
役割を重さを痛感






  Fの会は1997年に東京を中心に
  現代いけばなの第一線で活躍する
  同人13人で設立されたいけばなグループ

  写真は2002年8月
  日暮里サニーホールのFの会展で撮ったものだが
  不思議なことに同人全員で撮ったのはこの一枚のみ

  前列左は現代いけばなのカリスマとして
  時代の扉をひらいた故千羽理芳先生(合掌)  
  後列左から5人目がFの会代表で
  いけばな界のレジェンド下田尚利先生


久しぶりに「 明日への神話」とご対面


Fの会のあとは
美術館巡りなど東京を散策するのが
パターンになっているが

さすがに昨日は
農村舞台の準備があるため
渋谷駅で岡本太郎の「明日への神話」を見て
早々に豊田へ直帰






  原水爆をモチーフにした「明日への神話」は
  岡本太郎の最大で最高傑作の一つと称えられている巨大壁画
  (幅30メートル、高さ5.5メートル)

  この巨大壁画はメキシコのホテルのロビーを飾るため
  1969年に完成したがホテルは開業前に倒産

  壁画は建物から剥がされ、長い間行方不明になっていたが
  岡本太郎の養女となった岡本敏子さんらの懸命の捜査によって
  2003年、メキシコシティの郊外の倉庫で34年ぶりに
  奇跡的に発見
  
  その後修復作業が施され
  被爆地である広島市や「太陽の塔」のある吹田市などが
  誘致に名乗りを挙げたが
  2008年11月渋谷駅に隣接する
  マークシティ内連絡通路に設置された

  岡本太郎が逝去したあと
  手だてのないメキシコに一人で渡り
  「明日の神話」を探し出した岡本敏子さんの
  岡本太郎に対する献身的な愛は
  ただただ頭が下がるばかり  


Posted by かとうさとる at 16:00 | Comments(0) | いけばなから

2015年09月06日

ガンバレ小田木人形座準備会








農村舞台アートプロジェクトの
スタートまで残すところ4日






  実行委員会のレジメに目を通す伊丹委員長


過日も実行委員会で
準備の最終確認をしたが

初の滞在型プロジェクトになる
怒田沢の受け入れのほか
チケットの前売り
会場の仕込み
作品の制作準備などなど
みんなてんてこ舞い






  黒田人形公演は小田木人形座復活に向けた活動の一環として
  かって小田木人形座の舞台があった八幡神社の境内で
  小田木とゆかりの伊那谷の人形を上演するもの

  今回は黒田人形の上演に先駆けて
  小田木人形座準備会が初めて三番叟のサワリを
  神社に奉納上演する
  
  


ガンバレ小田木人形座準備会


昨夜は
そんなわけでしばらく遠のいていた
小田木人形座準備会の練習に走ったが
家から稲武までノンストップで一時間
改めて豊田市の広さを実感






  「かとうさん、久しぶりだねえ(笑い)」と
  キツイ挨拶をされてしまったが準備会も今年で3年目

  サワリのみだが初めての三番叟の奉納上演は
  次にステップアウトするため儀式のようなもので
  みんな真剣



小田木人形座準備会は
江戸時代の中頃から明治の始めにかけて
上演されていた人形座を復活させようと
地元の有志が立ち上がったもの


一部ではすでに人形座が復活したような
イメージをもつ人もいるようだが
全員が素人の初心者

勉強会や人形の体験を通して
仲間や理解者を増やす土台作りの期間で
良くも悪くもここが正念場
ガンバレ!小田木人形座準備会
  


Posted by かとうさとる at 21:25 | Comments(0) | 農村舞台