2015年02月28日

昨夜は餅より粉が高くついちゃつた













農村舞台アートプロジェクト
フォーラムまで
残り2週間を切った





依頼されていた
新聞の原稿も出稿した


昨夜は昨夜で実行委員会のあと
農村舞台フォーラムの
広告協賛のお願いで夜の巷に

何をやっとるだか
よくわからん





  カウンターのCDはご当地アイドルグループStar☆Tの新曲
  農村舞台でアイドルグループのライブって面白いかも



先ずは行きつけの山路で
ルートの社長を見つけて
「頼むよ」と私
ついで山路の女将さんにも
「頼むよ」と私






次は千鳥足で
西町の老舗の大割烹だるまへ
「今日は一人?」と大女将と若女将
「今日は営業だから頼むよ」と私
「いいよ」と大女将


帰りはタクシーで午前様
餅より粉が高くついてしまったが
まあいいかっ








  


Posted by かとうさとる at 22:55 | Comments(0) | 農村舞台

2015年02月28日

スイートピー














海の春一番


矢作川に溯上する稚鮎は
先ず碧南火力発電所の
温排水に導かれるように
海釣り公園あたりに接岸


稚鮎を追ってシーバスが接岸
そのシーバスを狙って
最強のハンター釣り人が動き出す


海の春一番は
バトルで少し残酷だが
今年も稚鮎の第一陣が接岸したそうだ



私の春一番は





花:スイートピー
器:吉川正道














  


Posted by かとうさとる at 13:28 | Comments(0) | 花日記

2015年02月21日

農村舞台フォーラムの舞台裏











人生晩節はいろいろ


数日来臀部に違和感を感じていたが
痛みを伴うようになったため
今朝は行きつけの山中接骨院でリハビリ


長年の不摂生と
金属疲労が重なったもので
人生晩節はいろいろ



こんなチャンスを
逃したらもったいない!





  2月20日発行の矢作新報のコラムより転載


さて、今夜は農村舞台フォーラムの
展示部門の協議を予定しているが
シンポジウム部門
ライブ部門も準備着々


ライブは
農村舞台で観てみたいという
刺激的なメニューを提案するもので
地元からも棒の手集団や
アイドルグループのStar☆T
橋の下音楽祭の仕掛け人
永山愛樹さんが率いるロックバンド
タートルアイランドも出演

特にStar☆Tと
タートルアイランドの
初共演は必見!



  


Posted by かとうさとる at 15:11 | Comments(0) | 農村舞台

2015年02月20日

県陶磁美術館の企画展「愛知ノート」に足を運ぶ













愛知の深層には
ものづくりの文化が連綿と流れている






  陶磁美術館「古窯館」に移築された猿投古窯祉


そのルーツとなったのが焼き物で
奈良から平安・鎌倉時代の初期にかけて
1000基を超える窯が焚かれたという
猿投山西南麓古窯址群(通称猿投古窯)以来
瀬戸物の愛称で親しまれている瀬戸
六古窯の常滑

志野焼や織部焼を生んだ
隣接する美濃の多治見・土岐などとともに
陶磁器を地場産業として発展

今も全国最大規模の窯業地として
地域経済を支え続けている



国内最大規模の愛知県陶磁美術館

こうした歴史的風土を象徴するのが
各市町の陶磁資料館の充実で
中でも国内最大規模を誇るのが
愛知県陶磁美術館で必見











  愛知県陶磁美術館は県政100年記念事業として
  1978年(昭和53年)に開館

  2013年(平成25年)開館35周年を機に
  陶磁資料館から現在の陶磁美術館に名称を変更




企画展 愛知ノート
ー土・陶・風土・記憶-



撮影不可のため
展示をアップできないのが残念!





これまで陶芸展といえば
名品を集めて展示してきたが
本展は各時代の名品を軸に
奈良の古から焼き物の里として
発展してきた愛知の歴史的背景や風土を
写真や絵画や映像を交え
物語として紡いだもので知的でお洒落






名品の見応えは説明するまでもないが
瀬戸の伝統的技法の鋳込みを応用した
長江重和のオブジェの連作
同じく瀬戸の戸田守宣
豊橋の味岡伸太郎の
クレイワークは圧巻!




こんなイベントも




■日時:2月28日(土)13:30から
各回約20分ずつの入れ替わり制
■問合せ:0561-84-7474



最後に常設展を簡単に

美術館というと
企画展がいつも話題になるが
コレクションや研究成果を
日常的に展示公開する常設展の内容が生命



現代陶芸の常設展↓












こちらはリニューアルした常設展
日本と世界のやきもの↓















場所はこんなところ↓






こちらもお薦め↓




自動車の宝石箱
トヨタ博物館も近く
愛知ノートとセットでお薦め

  


Posted by かとうさとる at 22:38 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー

2015年02月19日

平芝公園で白梅の定点観測









今日は
空から降るものが雪から雨に変わり
氷が溶けて水になる

という「雨水」

二十四節気の一つで
春一番が吹くのもこの頃


そういえば今日は風が荒れたが
もしかしたら
あれが春一番だったのかも



余談に逸れたが
平芝公園で白梅の定点観測





紅梅の盛りは過ぎたが
白梅はまだ蕾

開花は例年並みの
3月上旬あたりになるのではないか
  


Posted by かとうさとる at 22:06 | Comments(0) | フォト歳時記

2015年02月19日

今年の流行語大賞は「爆買い」で決まり






これでいいのかな
中国は





  2月19日付朝日新聞より転載


ニュースは
「春節」と呼ばれる休日を利用して
来日した中国観光客の話題でもちきり


秋葉原など家電量販店は
万札で財布をパンパンにした
観光客であふれ
突然春一番が荒れたようなもの

苦笑するしかないが
これでいいのかな
中国は







  


Posted by かとうさとる at 22:06 | Comments(0) | らくがき帖

2015年02月17日

もし私が 「北斗星」の乗務員だったら








一度は乗ってみたかったな


北海道新幹線の開通にあわせて
寝台特急「北斗星」が来月で
定期運行を終えるそうだ


ニュースで
話題になっているため説明は省くが
生物の絶滅種に立ち会うようなもの



シンプル・イズ・ベスト

わア―
こんなふうになっているんだ






  報道陣に公開された「北斗星」の内部  
  2月17日付朝日新聞より転載



もう少し早く気が付いていれば
チャンスはあったかも知れないが
残念!



もし私が
「北斗星」の乗務員だったら






  花:ガーベラ
  器:ミュージアムショップで見つけたモンドリアンのグラス



小さな花をテーブルに挿して
旅のおもてなしができたのに―
もう遅いよな
  


Posted by かとうさとる at 21:20 | Comments(0) | 花日記

2015年02月16日

玄関の花を軽~く活け替え



先のブログで
さて何を活けようかな
と書いたが
古伊万里はあとにして
玄関の花を軽~く活け替え



いただいたお酒は
そのときまでお預け






  花材:大王松、南天、白梅、山茱萸、柳、葉牡丹、椿
  器:山田和俊(猿投窯)
  場:自宅玄関



数日すれば
蕾の白梅と椿も咲んじゃないかな
いただいたお酒は
そのときまでお預け
  


Posted by かとうさとる at 23:56 | Comments(0) | 花日記

2015年02月15日

美の壺








美は紡ぎだすもの


みなさんの中には
暮らしの中に隠された
さまざまな美を紹介する脱力系の美術番組
NHK「美の壺」に癒されている人も
いるのではないか


ゴロンと横になっていても
物を手入れすることの大切さ
美は紡ぎだすものという
ツボが知らず知らずのうちに
身につくからお得



さて何を活けようかな





余談に逸れたが
旧い友人の店で見つけた
古伊万里の逸品

花を誘っているようで
手を付けたが
さて何を活けようかな



  


Posted by かとうさとる at 00:27 | Comments(0) | いけばなから

2015年02月13日

恐るべし田峰観音の奉納歌舞伎







奥三河は芸能の宝庫

国指定の花祭りなど
奥三河は古くから芸能の宝庫として
知られている

設楽町の田峰観音に伝わる
田峯田楽と奉納歌舞伎は
そんな奥三河を代表する芸能の一つで
花祭りにも負けていない



五穀豊穣を願って予祝する
田峯田楽が奉納される田峰観音↓





  写真は近隣の農村舞台の調査時に撮影


寺伝によると田峰観音は
1470年、田峯城を築城した菅沼定信が
城の鎮護のため谷高山高勝善寺を建立

松芽観世音菩薩と十一面観世音菩薩を合祀し
以来三河三観音の一つとして
崇敬を集めている名刹(写真左)



奉納歌舞伎を上演する農村舞台↓




このあと写真をアップするが
舞台の前の広場に地区の人々が総出で
客席を造りげる小屋掛けは圧巻



前置きが長くなったが
2月11日・12日は田峰観音の大祭↓






  田峯田楽を報じた中日新聞(2月12日)


とくとご覧あれ!↓






私も醤油の焦げた匂いにつられて
イカの丸焼きを買ったが
歯が悪いのを忘れていた(イタッ)
美味かったからまっいっかっ



恐るべし田峰観音の奉納歌舞伎
唐十郎の紅テントも真っ青っ!










下手な説明は付け焼刃で恥をかくだけ
舞台と客席が一体になった猥雑さと
観客を惹きつける異空間は
唐十郎の紅テントも真っ青っ!



田峰観音へのアクセスは

1 足助の一の谷から国道420号を東進するルート
2 下山の羽布から阿蔵経由で国道420号を東進するルート
3 稲武から国道257号線を南下するルートの三つ
所要時間は市中心部から1時間半から2時間ほど




【田峰観音の所在地】
〒441-2221
愛知県北設楽郡設楽町峰鍛治沢14
☎0536-64-5028

追記




  田峰観音の奉納歌舞伎を報じた朝日新聞(2月13日)




  田峰観音の奉納歌舞伎を報じた中日新聞(2月14日)  


Posted by かとうさとる at 01:12 | Comments(0) | 野外フェス・ライブ

2015年02月09日

山茱萸とスイートピーでワルツ






初物は格別






  花材:山茱萸、アオキ、スイートピー
  器:益子焼




昨日の午後
蠟梅を探しに出かけたJAの産直プラザで
山茱萸を見つけた

山茱萸は春黄金花(はるこがねばな)の
別名があるように
古くから早春の息吹きを運ぶ
花木として親しまれているが
初物は格別


山茱萸を一枝
添え花にスイートピーと
補色用のアオキを一葉
おばちゃんに包んでもらい
急いで帰宅

さて器をどうしよう
で、思い出したのが
賄い用に買っておいた益子の花入れ

初ものには初ものが似合うというが
あとはケセラセラ(意味がわかるかな)


さて、今日は午後から
古い友人を農村舞台に案内する予定だが
雪は大丈夫かな


  


Posted by かとうさとる at 12:58 | Comments(0) | 花日記

2015年02月07日

今年もいけばなの春一番は古流協会展









江戸の粋な生花群と
現代のいけばな群を同じフロアで
展観できるのが恒例の古流協会展↓






現代のいけばな界の
第一線で活躍する作家が一堂に会し
規模も大きからず小さからずで見やすく
オシャレでお薦め


会期⇒2月11日(水)-16日(月)
会場⇒松屋銀座8階イベントスクエア




こちらはいけばなの狂俳師
長井理一さんの主宰するグループ展↓





長井理一さんは古流協会のメンバーだが
本展に自分の主宰するグループ展を
ぶっつける風刺の精神は余裕

フランスの新聞も
長井さんに学べばいいのに
もったいない


会期⇒2月13日(金)-16日(月)
会場⇒ギャラリー銀座陶悦
☎03-3561-0790




  


Posted by かとうさとる at 00:17 | Comments(0) | いけばなから

2015年02月06日

巨星墜つ!龍生派家元吉村華泉先生急逝









2015年1月18日
龍生派三代家元
吉村華泉先生が逝去した


華泉先生の人となりや業績については
日本女性新聞の記事に詳しいため省くが
植物が内包する生命の輝きを
「植物の貌」という思想に昇華した
華泉先生の見識とリーダーシップが
同時代性いけばなの扉をひらいたのは
自明の理で
失ったものの大きさと大切さに
言葉がみつからない






  2月1日発行の日本女性新聞より転載

  参考までに愛知は三大流派は別にして
  関西の未生系が多いため馴染みがないが
  龍生派の由来は
  初代吉村華芸が岡崎藩の祐筆の家に生まれたことから
  岡崎城の別名「龍城」の「龍」を冠にしたもの



余談に逸れるが
華泉先生は雲の上の人という先入観から
敬して遠ざけていたが
あるとき笑みを浮かべながら
「キミはよく頑張っとるナ
(日本いけばな芸術協会)理事長を辞めたから
今度は作家として呼べよ」と
肩を叩かれて恐縮したことがある

残念ながら日の目を見ることはなかったが
意外なべらんめい口調に
近しさを覚えたことを
昨日のことのように思い出す

いまはただ頭を深くして
感謝の意を表したい(合掌)

  


Posted by かとうさとる at 23:41 | Comments(0) | いけばなから

2015年02月03日

平芝公園の紅梅がそろそろ見頃










  平芝公園の紅梅


紅梅というと
尾形光琳の「紅白梅図」が有名だが

秀吉が大きな金の鉢に水を入れて
傍らに紅梅を一枝置き
利休に「花を入れてみよ」と命じた
「水鉢と紅梅」の逸話も負けていない


「朝顔の茶事」と並ぶ
有名な逸話のため説明は省くが
勅使河原宏の映画「利休」でも
見せ場の一つとして描かれているため
観た人もいるのではないか


余談に逸れたが
平芝公園の紅梅の見頃は週末あたりから
白梅は例年並みの
下旬から上旬あたりになるのではないか
  


Posted by かとうさとる at 00:39 | Comments(0) | フォト歳時記