2015年03月30日

奥山田のしだれ桜が見ごろ














散る桜 残る桜も 散る桜


奥山田のしだれ桜は
持統天皇の村積山行幸の際のお手植えの伝承がのこる
エドヒガンの名木





樹齢約1300年、幹周り3.23㍍、根回り3.25㍍、樹高12.5㍍、
枝張りは東西20.5㍍、南北22.0㍍





3月下旬~4月上旬に葉が出る前に淡い紅色の花を咲かせ
満開時には白くなるというから今まさに満開





散る桜 残る桜も 散る桜 (良寛)




アクセスは↓




豊田市内から国道248号で岡崎方面へ
「仁木」交差点を東(左折)⇒「北斗台口」を東へ(右折)
北斗台団地を東へ抜ける。
(問合せ)
奥山田しだれ桜保存会(市川宅)☎0564-45-3036












  


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2015年03月29日

雨の日は花でも挿して












どこかへ行こうかな





  花:椿、松葉
  器:鳥居一峯さんの籠



中日は阪神に連敗するし

県岐商はベスト8で敗退するし

ドバイワールドカップで日本馬は惨敗するし

咳をすると腰にヒビが入ったように痛いし

雨はしとしと降るし

余りいいことはないけど

花など挿して

どこかへ行こうかな



  


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2015年03月29日

世界は広い ドバイワールドカップ











昨夜、グリーンチャンネルで
フランスのロンシャン競馬場で開催される凱旋門賞
アメリカのブリーダーズカップと並ぶ競馬の祭典
ドバイワールドカップをテレビ観戦した






イスラム国で揺れる中東の湾岸諸国にあって
アラビア半島の先端にあるアラブ首長国連邦が
なぜ独り勝ちの繁栄を極めるのか不思議でならないが
賞金総額30数億円というから
まさに競馬の千夜一夜物語を見るようなもの



芝コースとダートコースの違い




競馬のコースは芝コースとダートコースの二つのタイプがあり
世界の競馬はこの二つのコースを併用してレースを編成




ヨーロッパや日本は芝コースが主流に対して
アメリカはダートコースが主流で
どちらのコースの馬が強いか比較するのは
イソップ物語の「ツルとキツネ」の寓話をもちだすまでもなく
特性の違いで馬の立場にたって適正を見極めるしかない


問題はエピファネイアの選択




表のレイティングはサッカーやテニスの世界ランキングと同じで
見方は点数の高いほどランキングが上
ちなみにエピファネイアの129点は世界のベストテンランクで
世界が認めた実力馬だが芝の実績でダートはドバイが初

エピファネイアはなぜ芝のシーマクラシックでなく
ダートのワールドカップを選択したのか




日本を代表する角井調教師
世界の競馬を知る名手スミヨンが誤った判断をしたと思いたくないが
砂を被ってズルズル後退するエピファネイア

想定された最悪の展開でエピファネイアは惨敗
エピファネイアの可能性に賭けた二人の夢の選択を
結果だけで批判したくないが微妙

でも世界の競馬は楽しい
夢を運んでくれた角井調教師の
日本の競馬に対する愛着と夢と勇気に拍手


次はアメリカのブリーダーズカップ
を見たいな







馬手が馬に乗って馬のたずなをとったり
リポーターが馬にのってインタビューするなど
馬も強いが世界の競馬もいろいろ  


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2015年03月28日

手土産はヤマツツジ















昨日は所要で稲武に

所要を済ませたあと
古橋懐古館でNHK大河ドラマ「花燃ゆゆかりの書」を鑑賞
帰路は153でそのまま足助に戻るのももったいないため
矢作ダム~旭~藤岡経由でぶらりぶらり帰宅

滝つぼとモンスターの都市伝説




豊田市と恵那の境にあるのが名倉川の押山大滝
昔、人気漫画「釣りキチ三平」で
滝つぼに潜むモンスターを狙った章を読んだことがある
今も滝つぼを覗くたびに竿を振りたくなるから
笑ってしまう




押山大滝から下流を見る

赤いトラス橋は矢作川本流に架かる出合大橋
出合大橋の右岸(写真左)が岐阜県恵那市
左岸(写真右)が豊田市押山町

今は水枯れで細っているが
矢作湖でモンスターなったヤマメが
産卵のため溯上するには恰好の渓流相

押山大滝は矢作湖から溯上する渓流魚の魚止になっているため
モンスターがいないはずがない

余談に逸れたが
しばらく押山大滝でまどろんだあと
矢作湖に水没した牛地集落の痕跡や閑羅瀬の集落を散策しながら
小渡~笹戸~川口と矢作川に沿って帰宅


収穫はヤマツツジ

花材探しにハンドルを切った林道で
ヤマツツジを見つけて松の小枝と一緒に手土産に




  花材:松の小枝、白玉椿、ヤマツツジの小枝
  器:益子焼


  


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2015年03月26日

まもなく猿投の桃の花が開花














各地から桜の開花のニュースが飛び込んでくる
南から北上した桜前線が津軽海峡を渡る頃
今度は鯉幟が高い空を泳ぎ
初カツオの便りが届くはず

さて、その桜の開花だが
各地の気象台が予め定めたソメイヨシノの標準木に
5輪ほどの花が咲いたのを確認して
開花を発表しているは周知のとおり

この手法に倣えば
猿投の桃の花の開花は秒読み
と言ってもいいのではないか





昔、ワルガキだった頃、オタマジャクシの子が
泡の中でクルクル回っていたのを見たことがあるが
桃の花の蕾がオタマジャクシに見えてきたから不思議
(3月25日舞木の果樹園で撮影)



藤岡の緑化センターの
雪柳と桜のプロムナードも
なもなく見頃↓









こちらは
豊田市美術館のエドヒガン群↓









豊田市美術館のエドヒガン群については
何度もブログに記しているため省くが
不思議なのは下の2本のエドヒガンの巨樹

名木が多いエドヒガンのためみんな気にとめていないのか
樹齢不詳だが60余年前
私が美術館になる前の中小学校に入学したとき
既にこの大きさだったような気がするから
数百年は経っているのではないか

元は挙母藩の館があった場所で
隅櫓と並んで七州台のランドマークの一つに数えているが
花の色が昨年より心なしか白っぽくみえるのは
樹齢なのか病いなか気になるところ

余談に逸れたがこのエドヒガン
土中で枝分かれした
一本の樹のように思えてならない

まあ都市伝説のようなもので
桜の季節はいろいろ




  


Posted by かとうさとる at 14:50 | Comments(0) | フォト歳時記

2015年03月24日

なんか印象派の日本趣味みたいで














冷える夜にはいいかも





  花:チューリップ、葉牡丹、南天の実、椿の小枝、栁の小枝


昨夜、ポリバケツの残り花を集めて居間の賄い花にした
なんか印象派の日本趣味みたいでバタ臭いが
冷える夜にはいいかも


こちらは神戸に住んでいる
息子夫婦の実家から
くぎ煮と一緒に届いたバウムクーヘン↓







スーパーの形崩れのバウムクーヘンと違って
本物の味は別物




  


Posted by かとうさとる at 21:28 | Comments(0) | 花日記

2015年03月23日

杉浦イッコウさんが安城で個展











私も同じ道かと苦笑




三河というのは豊橋の味岡伸太郎
西尾の斎藤吾朗
刈谷の城景都に木村昭平などなど
産土のような個性的なアーティストが
各地域に必ず一人はいるから不思議だ





杉浦イッコウさんも
そんな産土系のアーティストの一人で
アート談義に花が咲いた

矢折れ刀尽きても
この道を行くしかない不器用さと無残さに
戦友のようなシンパシーを感じるのは
私も同じ道かと苦笑


杉浦イッコウ展は4月12日まで






  会場のアートギャラリー910は
  安城の文化ゾーンの安城公園から数十㍍と近く
  モダンな長屋のような空間はお洒落


  


Posted by かとうさとる at 17:49 | Comments(0) | アートの現在

2015年03月23日

春の海ひねもすのたりのたりかな



昨日はふと海が見たくなって
矢作川の河口へ






遠くの島影は知多半島の片名あたりか






三河湾の稚アユは中電の温排水で暖まったあと
矢作川の河口に移動

既に第一陣は岡崎あたりまで到着しているというから
川の中は初夏のバトルで羨ましい



釣りガールにでもなるのかな

碧南の海釣り公園は
矢作川の河口から車で10分ほど
釣果が気になって碧南の海釣り公園へ





仕掛けを見るとほとんどの釣り人がサビキ仕掛けで
稚アユをねらっているようだが
たまに竿が曲がる程度





「何か釣れる?」と私
「釣れな~い」とお嬢ちゃん
将来釣りガールにでもなるのかな


  


Posted by かとうさとる at 15:18 | Comments(0) | らくがき帖

2015年03月21日

高橋町の枝垂れ桜が見ごろ










桜前線が
一気に走りはじめた






  場所は高橋中学校北、内環状線の水間町6丁目の信号南角
  民家の軒先のため駐車する場合はご迷惑をかけないように



気象台は鹿児島につづいて
熊本と名古屋でも
桜が開花したと発表した






  逆光で撮るとこんな感じ


市内でも
美術館のエドヒガン群につづいて
高橋町の枝垂桜の名木が開花
桜前線が一気に走りはじめた


勅使河原蒼風は
「蒼風花伝書」の中で
「花は美しいけど
いけばなが美しいとはかぎらない
花はいけたら花でなくなるのだ
花はいけたら人になるのだ」
と記しているが
枝垂桜を「人にする」ことは至難の業


今はまだ力量不足で
眺めているしかないが
生きた証を賭ける最後の勝負は
枝垂桜と決めている
  


Posted by かとうさとる at 23:48 | Comments(0) | フォト歳時記

2015年03月21日

神戸に住む息子夫婦の実家からくぎ煮の便り










今日は午後から
豊田バレエ学校の学年公演に招かれているが
少し時間があるため思いつくままに



こちらは昨日
神戸に住む息子夫婦の
実家から送られてきたくぎ煮↓





くぎ煮は亡くなった妻の実家も
楽しみにしているため
タッパーに小分けしたが
それでも十分にあるため
妻の妹夫婦にもおすそ分け





さっそく頂いたが美味(手前の小皿)



こちらは地元紙の矢作新報に
月イチで連載しているコラム↓





   3月20日発行の矢作新報より転載




   フォレスタヒルズの四季より転載



俊寛さんの切り絵については
既にこのブログで記しているため省くが
会場でお願いすれば
気軽に切り絵の実演もしてくれます

作品展は22日(日)まで
会場はホテルフォレスタヒルズ
まだ間に合うため是非お薦め





  


Posted by かとうさとる at 12:30 | Comments(0) | らくがき帖

2015年03月20日

豊田市美術館のエドヒガン群が開花















エドヒガン群の見頃は
週明けから



豊田市美術館は
昔、山の学校と言われた中小学校の時代から
桜の名勝としてよく知られてきた




もう60年余の前のことで記憶は定かではないが
昭和26年、中小学校に入学した私は
母と一緒に桜のトンネルを潜っていったことを
昨日のことのように思い出す

そんな名残りを今に伝えるのが
美術館東斜面のエドヒガン群




そのエドヒガン群が開花
桜は5日ほどで満開の見頃になるというから
週明けが楽しみ



残念というよりも
もったいない







  昨年の思い川桜

私が一番楽しみにしているのが豊田市美術館の「思い川桜」
残念ながら今年はバリアフリー化などのリニューアル工事でクローズ

桜の見頃と工事のヤマ場が重なり危険なため
庭園の解放はできないとのことだが
残念というよりももったいない















  


Posted by かとうさとる at 22:02 | Comments(0) | フォト歳時記

2015年03月19日

ふと暦を見ると春のお彼岸の入り












モクレンにハチスを添えて
お彼岸のお供え






   モクレンの名は花の形が蓮に似ていることに由来


  


Posted by かとうさとる at 22:59 | Comments(0) | 花日記

2015年03月19日

切り絵師・俊寛さんがフォレスタヒルズで作品展







切り絵師・俊寛さんについて

切り絵師・俊寛さんは
自分探しのような軽い感じでイタリアに渡ったが
「フィレンツェの職人の手仕事に魅せられて
本格的に切り絵をはじめた」そうだ




その後、フィレンツェの職人展で
グランプリを受賞するなど数々の賞を受賞

帰国後はおいでん祭りのポスターの制作
東京や大阪、名古屋をはじめ各地で
個展「イタリアの職人たち」を開催
新進気鋭の切り絵作家として活躍しているのは
周知のとおり





こうした経歴を聞くと
イタリアに切り絵の伝統があったように聞こえるが
イタリアに切り絵の伝統はなく
全て独学で道を拓いたというから驚く



いまこの俊寛さんの作品展が
ホテルフォレスタヒルズ2階ロビーで
開催されている





イタリアの職人シリーズなど代表作に加えて
豊田市の三味線職人
杉森章さんの手仕事を描いた新作や
フォレスタヒルズのポストカードの切り絵の原画を展示している

■会期:3月22日(日)
■会場:ホテルフォレスタヒルズ2階ロビー
■問合せ:ホテルフォレスタヒルズ☎0565-58-3500



  


Posted by かとうさとる at 02:30 | Comments(0) | アートの現在

2015年03月18日

香嵐渓のカタクリの花が開花











見ごろは来週の中ごろから
月末にかけて






紅葉の名勝として名高い
足助の香嵐渓で
可憐なカタクリの花が開花







と言っても
まだ二分咲き程度だが
順調にいけばカタクリの花の見ごろは
来週の中ごろ辺りから
月末にかけて



問合せは足助観光協会
☎0565-62-1272


  


Posted by かとうさとる at 22:10 | Comments(0) | フォト歳時記

2015年03月18日

もう一度やりなおそうかな













農村舞台のメンバーで
衆議院議員の八木哲也さんから
「日本農業新聞の全国版に
農村舞台フォーラムが掲載されていた」と
電話をもらったが
当の本人が落ち込んでいるから
笑ってしまう

とりあえず農村舞台フォーラムで
協賛をお願いしたお店にお礼のご挨拶
まだ行っていないお店はゴメン







大割烹だるまの大女将が
このお酒はお薦めと
ワイングラスに注いでくれたが
まろやかで美味



午前様で家に帰ると
朝、賄いで活けたチューリップが
みんな元気





もう一度やりなおそうかな
  


Posted by かとうさとる at 01:20 | Comments(1) | 花日記

2015年03月17日

手土産にいただいモクレンを高岡鉄器に挿す











農村舞台フォーラムの撤収の帰路
大清水の池田さんの工房に立ち寄ると
モクレンが満開



手土産にいただいモクレンを
高岡鉄器に挿す






  花:白木蓮
  器:高岡鉄器
  


Posted by かとうさとる at 18:51 | Comments(0) | 花日記

2015年03月14日

小田木人形座準備会が三番叟のパフォーマンス



この日のために
メンバーで特訓したと聞いていたが
なかなかのもの





農村舞台フォーラムの会展示会場で
三番叟のパフォーマンスを披露する
小田木人形座準備会






さわりしかできないのに
「今日は三番叟のさわりをご披露します」
だってさ、みんないい度胸しているよね!




こちらはライブのリハ↓




本番が楽しみ



こちらは
日本農業新聞の記事↓





明日のシンポジウムの準備があるため
今夜はここまで
  


Posted by かとうさとる at 23:30 | Comments(0) | 農村舞台

2015年03月14日

松坂屋豊田店で峯月流いけばな展開催中











松坂屋豊田店で
峯月流いけばな展が開催されている








峯月流は初代家本稲本雅風さんが
豊田市で創流した地元の流派で
初代、二代、三代と
進取の気性が受け継がれ
当地のいけばなに大きな影響を
与え続けている






二代家元で現会長の稲本月仙会長は
日本いけばな芸術協会評議員
オール愛知華道連盟理事長を務めるなど
生け花の発展に対する功績が認められ
昨年秋、日本いけばな芸術協会
名誉総裁の常陸宮妃殿下から
「いけばな褒賞杯」を授与された
写真は褒賞杯授与を記念したコーナー





こちらは三代家元稲本峯月さん











峯月流いけばな展は
松坂屋豊田店で
16日(月)まで開催







  


Posted by かとうさとる at 23:06 | Comments(0) | いけばなから

2015年03月13日

農村舞台フォーラムの展示プレビュー



日本では展示を
軽く見る傾向があるが
展示は作品に新たな生命を与える
空間造形の一つで
もっと高く評価されてもいいのではないか



展示もいよいよ最後の仕上げ↓




展示をざっと見渡したが何か足りない!
委員長の伊丹さんも同意見で
「俺が描く」と伊丹さん
どんな作品になったのかはあとで






展示のキャプションを
書く絵本作家の中村広子さん






展示の微調整と
モップ掛けして展示完了




で、こちらが完成した展示空間↓







  展示正面

正面に立てた孟宗竹
ひと花活けたい誘惑にかられるが
アートは「しない」勇気と
「捨てる」勇気が成否を分ける









  アート作品の展示






  小田木人形座コーナー




  伊丹さんが現場で描いた墨絵


冒頭で何か足りないと記したのは
空間を最後に引き締める
求心力とでも言おうか

うまく説明できないが
その場所と欠けているものが
ピンポイントで見えてくるから
感覚という世界は深い


夜も更けてきた
それでは会場でお会いしましょう
  


Posted by かとうさとる at 03:36 | Comments(0) | 農村舞台

2015年03月12日

朝日新聞に「蘇る豊田の農村舞台」






原稿は
一人でも多くの人に発見があるように
心掛けて記したつもりでいるが
はたして上手く伝わったかどうか…
少し心配↓





  3月11日朝日新聞より転載

余談に逸れたが
農村舞台フォーラムの展示設営は
3日間を予定していたが
実行委員と財団職員の頑張りで
今日でほぼ完了

自画自賛でみっともないが
面白い展示になっているため
明日の完成形が楽しみ


  


Posted by かとうさとる at 03:07 | Comments(0) | 農村舞台