2014年01月30日

どうしよう夕食前に五平餅を食べてしまった








宮崎駿の世界に戻ったみたいで
キョロキョロ






夕方、写真家の石田真典さんにDM用の写真を依頼した帰路
ふと五平餅を食べたくなって「五平餅屋上坂」に車を停めた





「五平餅屋上坂」は明治45年創業というから
今年で102年になる知る人ぞ知る五平餅の元祖老舗

「確か同級生の女の子がいたと思うが」と私
「お客さんは何年生まれかん」と店主
「19年」と私
「ああ妹の○○○だ」と店主





もう50年余の昔になるが店は当時のまま
まるで宮崎駿の世界に戻ったみたいでキョロキョロ

下右のサインは、ぐっさんこと山口智充
「ハートのサインは?」と私
「浅田真央ちやん、真央ちゃんはよく食べに来るよ」と店主

浅田真央は保見の中京大学アイスアリーナを
ホームリンクにしているため
市内に「真央ちゃんが来た」という話は枚挙にいとまがない

ちなみに浅田真央のサイン色紙のある店をマップに落とすと
甘いモノは○○屋、ウナギは○○屋などなど
ほとんどが食べ物屋さんばかりで嗜好が一目瞭然

中には安藤美美姫とッ―ショットの写真付色紙もあるから
フィギュアスケートの歴史の一部は市内で作られたようなもの


聞くだけ野暮

余談に逸れたが
久々に名物の五平餅とみたらし団子を食べた
で、味は?聞くだけ野暮
壁一面に貼られた色紙の数が証明しているように
他の店とは別モノ







  


Posted by かとうさとる at 19:43 | Comments(1) | らくがき帖

2014年01月30日

手土産にいただいた花を居間にデコレーション








昼食後のお茶うけ代わりに
寺本みなみさんから手土産にいただいた花を
居間にデコレーションしてほっと一息

■花:アジサイ、トルコキキョウ、バラ(2色)
 グロリオサ、スイトピー、ユーカリほか
■器:銅の建水  


Posted by かとうさとる at 13:25 | Comments(0) | 花日記

2014年01月29日

寺本みなみさんのピアノリサイタル無事終了













気がついたたら鳥肌がたっていた




このブログでも紹介した寺本みなみさんの
東京・名古屋の連続リサイタルが昨夜盛況理に終了

太田稔彦豊田市長や小野田賢治みよし市長
今井康夫公益財団法人豊田市文化振興財団理事長
豊田彬子豊田市国際交流協会理事長など
地元からもたくさんの支援者がかけつけ
会場は万雷の拍手に包まれた(感謝)

 
本番は撮影禁止のため
リハーサルのスナップでご容赦を





会場は名古屋伏見の電気文化会館ザ・コンサートホール
ギャラリーは華工房のグループ展などで利用したことがあるが
コンサートホールに入るのは初めて





プログラムは
■メンデルスゾーン 無言歌集85
第1番「夢」/第2番「別れ」/第6番「旅人の歌」
■ベートーヴェン ピアノソナタ第17番ニ短調作品31-2「テンペスト」
■プロコフィエフ ピアノソナタ第3番イ短調作品28番
■ショパン ピアノソナタ第3番ロ短調作品58番











    リハーサルは独占で贅沢の極み

しばらくは
追っかけをつづけようかな


私は矢作新報の「ぶんかの定点観測」の中で
「クラシックファンはクラシックの新たな発見を
難しそうと敬して遠ざけている人にも
寺本みなみさんならきっとクラシックを好きにさせてくれるはず
こんなチャンスを逃したらもったいない
是非おでかけを」と書いた

記事の「難しそうと敬して遠ざけている人」というのは
実は私自身を書いたものだが
気がついたたらそんな私でも鳥肌がたっていた
しばらくは追っかけをつづけようかな



  


Posted by かとうさとる at 17:09 | Comments(0) | アートの現在

2014年01月27日

中島将夫さんの高麗青磁に藪椿をいける















    花:自生の藪椿
    器:中島将夫「高麗青磁」



知人の庭先でいただいた
藪椿の蕾が一輪また一輪と開花

  


Posted by かとうさとる at 20:53 | Comments(0) | いけばなから

2014年01月27日

家の暖房を火鉢に代えれば一石二鳥









毒をもって毒を制す

朝日新聞についていろいろ言う人もいるが
社説余滴の『やみつき「暖房ゼロ生活」』のような
アフロヘアーの姉ちゃんが編集委員で
しかも社会面の社説担当というから懐が広い



    2014年1月23日朝日新聞「社説余滴」より転載

毒をもって毒を制すというが
朝日嫌いのメディアやお兄ちゃんも
これでは挙げた手も下ろしようがないのではないか


余談に逸れたが

今月の光熱水費の請求書を見て
さすがの私も考えてしまった

原因は私の生活習慣で
明け方近くまでガスストーブをつけっぱなし
しかも温室並みの温度設定

まさにガスでたき火をしているようなもので
身体にもよくない

もし稲垣記者に倣って
暖房ゼロ生活ができるなら渡りに舟

で、過日暖房ゼロ生活を試してみたが
第一ランドは余りの寒さにTKO負け


廃棄物が一転して暖房資源に

このまま引き下がってはオトコがすたる
何か言い方法はないものかと
考えていたら…
あった!
  


    ログハウス一軒分の間伐材を炭にした
    名古屋駅前の生活倉庫アピタの個展(1987年)
    


暖房ゼロ生活などと難しいことは抜きにして
私の子どもの頃はみんな火鉢で暖をとっていた
幸い個展で使った炭が売るほどある

炭は亡くなった妻の実家に預けてあるため
そろそろ処分しようと考えていた矢先

使い捨てカイロと同じで
廃棄物が一転して暖房資源になるから
世の中は捨てたものではない  


Posted by かとうさとる at 20:35 | Comments(0) | らくがき帖

2014年01月26日

吉川正道さんの白磁に藪椿をいける










   花:藪椿
   器:吉川正道白磁



  


Posted by かとうさとる at 10:49 | Comments(0) | 花日記

2014年01月24日

寺本みなみさんが名古屋でピアノリサイタル












ぶんかの定点観測#36

ぶんかの定点観測は
地元のオピニオン紙の矢作新報に
月イチで寄稿しているコラムです

私なりに地域の文化の現在を概観し
チョイスしているつもりだが
理性を大切にする文化から
感覚型のサブカルチャーまで
文化の領域の液状化はとどまることがなく
迷い箸になることもしばしば

道に迷ったら元来た道に戻れというが
いつの時代も窓をあけるのは
大志をもった若い人たちだ

今回の定点観測で紹介した
ピアニストの寺本みなみさんは
そんな次世代を代表する一人で
万雷の拍手に贈りたい




   2014年1月24日発行の矢作新報より転載


以前、このコラムでも紹介した
寺本デュオの姉で、ピアニストの寺本みなみさんが、東京「カワイ表参道コンサートサロン」と名古屋の「電気文化会館ザ・コンサートホール」で、連続リサイタルを予定している。

既に東京公演は終了してしまったが、衆議院議員の八木哲也さんも同僚の議員や文化庁の担当者、豊田市の東京事務所の職員を誘って、会場に足を運んだと聞いている。

余談に逸れるが、八木さんが衆議院議員に当選以来、農村舞台アートプロジェクトが文化庁の助成事業として全国発信が決まるなど、中央省庁と市民レベルのバイパスが通ったような気がしているのは私一人ではないと思うがどうか。





さて、本題に戻るが
寺本みなみさんは、地元の寺部小、高橋中、豊田西高、県立芸大を卒業後、豊田市トレヴェリアン基金奨学金を得て渡英。ロンドン英国王立音楽大学修士課程を修了。その後フランスに移り、数々の国際コンクールで受賞歴を重ね、2011年秋、妹でヴァイオリニストの寺本みずほさんと帰国。姉妹の里帰りのファーストコンサートが好評を博したのは周知のとおり。

長々と経歴を書いても意味がないため省くが、寺本みなみさんの音楽ができる歓びを全身で表す演奏スタイルは、パリ仕込みのストリートミュージシャンのノリで、観た人、聴いた人をハッピーな気持ちにさせてくれることは請け合い。
 
プログラムもメンデルスゾーン、べート―ヴェン、プロコフィエフ、ショパンとビッグネームがラインナップされて贅沢。

まあ、門外漢の私の言うことだから、余り参考にはならないかもしれないが、百聞は一見にしかず。クラシックファンはクラシックの新たな発見を、難しそうと敬して遠ざけている人も寺本みなみさんなら、きっとクラシックを好きにさせてくれるはず。

こんなチャンスを逃したらもったいない。是非お出かけを。


寺本みなみピアノリサイタル




■とき/1月28日(火)
■開演/19時

■会場/電気文化会館ザ・コンサートホール
■問合せ/シェルシュ・ミディ
080-6956-1376(寺本)























  


Posted by かとうさとる at 15:02 | Comments(0) | とよたの文化

2014年01月22日

1月22日はカレ―の日







そこでカレ―作りに初挑戦

カレ―の日の由来は
なんでも1982年の今日
全国の小中学校で一斉にカレ―給食が出されたことにちなんで
決まったらしい





そこで
予てから思っていたカレー作りに初挑戦
みんなは笑うかもしれないが
初めてのことは何でも難しいもの

とりあえずパソコンで
カレーの作り方をプリントアウト
レシピを片手に「やまのぶ」で食材を購入


できたのが写真のカレー
見栄えはよくないが
隠し味に加えた日本酒が効いたのか
意外と美味い

案ずるよりも産むが易しというが
なんでもやってみるもの

次は〆サバに挑戦しようかな
  


Posted by かとうさとる at 22:39 | Comments(1) | らくがき帖

2014年01月22日

農村舞台アートプロジェクト2014 始動!














私が今年の目標の一つに
減築をあげた理由




   農村舞台で初のオペラ「蝶々夫人ファンタジー」を
   上演した深見町磯崎神社農村舞台の開演前(2011年)


先のブログでも記したように
今年の目標の一つに減築をあげた理由の一つが
農村舞台アートプロジェクトを全国発信することで
フットワークを軽くすること退路を断つことの二つが
全国発信の成否をわけると考えたからである


今は嵐の前の静けさ



   農村舞台で蝶々夫人のアリア「ある晴れた日に」を歌う二宮咲子さん
   二宮咲子さんはイタリアのプッチーニフェスティバルで
   世界デビューした実力派のオペラ歌手
   
   次は農村舞台でバレエ「白鳥の湖」を是非!
   と考えているが、八百屋で魚を注文するようなもの
    
   幸い地元には海外にもネットワークをもつ
   バレエ界のドンキホーテ、豊田シテイバレエ団の諏訪君がいる
   二人のドンキホーテが組めば周りは迷惑だが鬼に金棒
   今回はムリでも次回には農村舞台で初のバレエ公演が見られるはず  


始動といっても
プロ野球で言えばキャンプインのようなものだが
キャンプの取り組み方がペナントレースの成否をわけるように
農村舞台アートプロジェクトも
■舞台の選定と地元協議
■アーティストの選定と協議
■ライブの企画と出演者協議
■サミットの企画と具体化の協議
■ガイドマップの制作etc
実施プログラムを組むここ1カ月が勝負!

5年目を迎えた2014は
文化庁の
平成26年度地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ事業として
全国デビューが内定
また文化行政のオピニオン誌「地域創造」でも
地域発のプロジェクトとして掲載(取材済み)が決まるなど
今は嵐の前の静けさ


ただいま
農村舞台の目視調査実施中




    永太郎町神明神社農村舞台(小原地区) 



    小原北町神明神社農村舞台(小原地区)
    廻り舞台の遺構に沿って椅子が並べられていて
    コンテンポラリーアートも真っ青!


第一次目視調査から時間が経過したため
予め候補をリストアップ

リストアップした舞台が実際に使えるかどうか
アクセス、制作上の利便性、駐車場の確保などなど
デスクワークと並行して
公益財団法人豊田市文化振興財団の担当者と
目視調査を開始


ついでに
ガイドマップに記載する
観光資源もチェック





小原地区の舞台の目視調査の途中で
だるま寺の案内看板を発見
道案内に従って進むとだるま寺の境内に

住職からいただいたパンフレットによると
臨済宗妙心寺派祝峰寺といい
だるま寺は通称







  
本堂脇のお堂を覗くと(罰あたり)
願いが叶って目が入っただるまさんがいっぱい

お堂に集められただるまさんは
毎年2月に行われる人形供養のだるま祭りで
供養したあと燃やされるとのことだが
だるまさんの目が哀しそう





こちらは住職にいただいただまるグッズの消しゴム
菓子と間違えそう

■だるま寺の問合せは☎0565-65-2771


  


Posted by かとうさとる at 21:27 | Comments(0) | 農村舞台

2014年01月21日

「まだ必要と思う未練」がゴミ屋敷化のはじまり






家の中で時々
「邪魔だ」と思うモノRANKING



家は出口のない沼のようなもので
いつのまにかモノが増えて
気がつけば不用品の山
という経験をされている方も多いのではないか



    2014年1月18日朝日新聞beRANKINGより転載

先週の朝日新聞土曜版beが
そんな不用品のランキングを掲載した


そこで我が家の
「邪魔だ」と思うモノRANKINGを作成



私は今年の目標の一つに減築を挙げた
やりのこした仕事に集中するための環境作りの一つで
使うモノと使わないモノ
重要なモノと関係のないモノの
仕分けができる今が最後のチャンス

そこでbeに倣って
我が家の「邪魔だ」と思うモノRANKINGを作成




    1位と2位は作品の素材を保管しているため別に3年計画で廃棄を検討

RANKINGを作成してわかったことは
いいトシをして「まだ必要と思う未練」が
ゴミ屋敷化の最大の原因



次に減築の作業工程表を作成





先ずは簡単なところからスタート!
これで絵に描いた餅になったら
笑らうに笑えない
  


Posted by かとうさとる at 23:55 | Comments(0) | らくがき帖

2014年01月20日

恵那山残照





   恵那山(標高2,191m)は
   長野県阿智村と岐阜県中津川市にまたがる中央アルプスの最南端に位置し
   日本百名山、新・花の百名山に選定されている名山の一つ
   
   

もう60年近く前のことなので
記憶も途切れ途切れになってしまったが
白銀の恵那山が大きく見える頃になると
私の生れ育った土橋の家々は
みんな切り干し大根の天日干しで大忙し

他の家の子どもたちは
切り干し大根を干す大人たちの周りを
犬のようにくるくる回って遊んでいたが
私はお祖母さんの手伝いで
それどころではなかった

今では工場地帯に代わってしまったが
恵那山を見るたびに遠い記憶が
走馬灯のように浮かんでくる
  


Posted by かとうさとる at 01:51 | Comments(0) | フォト歳時記

2014年01月18日

果樹園で剪定した桃の枝を居間に活ける










さて、どうやって遊ぼうかな




    花:剪定した桃の枝、南天、松の小枝、椿
    器:山田和俊(猿投窯)
    場:自宅の居間



林金吾さんの果樹園で剪定した桃の枝を手土産に帰宅
猟に出て獲物を捕えたハンターのようなもので
意気揚々と凱旋

いけばなは自然と遊ぶ術と言った人がいるが
さて、どうやって遊ぼうかな  


Posted by かとうさとる at 20:25 | Comments(0) | 花日記

2014年01月18日

猿投の果樹園で果樹の剪定作業が盛り










婦唱夫隋が円満の秘訣





いま猿投の果樹園は
桃農家や梨農家が剪定業で大忙し

「お父さん!ちゃんと伐ってる?」と林金吾さんの奥さん
「はいはい」と金吾さん

「いいね、仲がよくて」と私
片目をつむって笑った金吾さんの顔が全て
どっちもどっちでいい勝負



白い煙は平和の証






こんな蠟梅を活けてみたいな




帰路、舞木の民家の庭先で蠟梅を見つけた
こんな蠟梅を活けてみたいな

  


Posted by かとうさとる at 19:55 | Comments(0) | フォト歳時記

2014年01月16日

今日の紙面から/飛騨古川の「三寺まいり」










「三寺まいり」の淡い灯りが
雪の中で舞う蛍のように見える理由





    2014年1月16日朝日新聞より転載

今日の各紙は
競って飛騨古川の「三寺まいり」を歳時記として報じた

「三寺まいり」の説明は記事のとおりで省くが
『大正期には、野麦峠を越えて信州に紡績の仕事に出ていた
若い女性たちが古里に戻って着飾り
男女の出会いの場になったという』と記しているように

コトは明治から大正にかけて
信州へ糸ひき稼ぎに飛騨の若い娘たちが吹雪の中を
命がけで難所の野麦峠を越えて行った話は
女工哀史「ああ野麦峠」として映画化され
目がしらを抑えた人もいるのではないか

2月も半ばを過ぎると
古川周辺の娘たちは古川の旅館で一泊し
次の日
高山であちこちの村々から集まってきた人たちと一緒になった

宿屋の前には
岡谷の製紙工場の社名を書いた看板や高張り提灯が立ち
娘を送ってきた親と子の別れが
いつまでも続いたというから切ない

故郷の親に会うこともできずに
死んでいった娘たちも数多くいたという

「三寺まいり」の淡い光りが
雪の中で舞う蛍のように見えるのは
若くして一家を支えて働いたそんな娘たちへの
鎮魂の灯が時を超えて揺れているからで
不思議でもなんでもない  


Posted by かとうさとる at 21:22 | Comments(0) | らくがき帖

2014年01月15日

今日は小正月










    花:梅、南天、松、ツルウメモドキ、千両、カサブランカ
    器:染付鉢
    場:自宅居間
    とき:2014年1月15日1:30頃



今日は小正月(こしょうがつ)
元旦を大正月というのに対して呼んだ名で
正月中も忙しく働いた女性をねぎらう意味から
女正月の別名も

餅花や繭玉をお座敷に飾るなど
豊年の予祝する郷土色豊かな行事やしきたりが多いのも
小正月の特徴

地方によってはどんど焼きといって
幕の内が終わり門松や注連飾りなどを
氏神様の境内へもちこんで燃やす風習もあるが
私は正月花をリメイクして
もう少し楽しむつもり  


Posted by かとうさとる at 11:46 | Comments(0) | 花日記

2014年01月13日

いけばなで寒の禊









1月15日は
飛騨古川の三寺まいり




    記事は2012年1月16日朝日新聞より転載


NHKニュースが15日に行われる
飛騨古川の「三寺まいり」に燈す
巨大な雪像ろうそく作りを報じていた

「三寺まいり」は飛騨古川に300年以上も伝わる伝統行事
既に「NHK金とく飛騨古川三寺まいり」のタイトルで
ブログに記しているため説明は省くが
その幻想的な情景に言葉を失った(同上ブログを参照)
以来、今年こそ今年こそと願ってきた


いけばなで寒の禊

残念ながら三寺まいりの願いは
今年も叶いそうもない




    花:タニワタリ・水
    器:ガラスボール
    台紙:豊田市美術館山本糾展ポスター(部分)


  


Posted by かとうさとる at 22:48 | Comments(0) | 花日記

2014年01月11日

定点観測/紅梅の蕾に春の足音を聞く









平芝公園の紅梅の開花は
平年並みの1月下旬から2月上旬を予想









白梅は紅梅の開花から
半月ほど先の予想









捨てる者あれば








拾う者あり





拾った梅を玄関にいける

  


Posted by かとうさとる at 22:44 | Comments(0) | フォト歳時記 | 花日記

2014年01月10日

今年こそ今年こそでまた今年








年頭のブログに
今年は減築元年と書いたが








減築よりメタボの解消が先



2014年1月7日朝日新聞より転載


プリマの森下洋子は
「稽古は一日休むと自分にわかり
二日休むと仲間に知れ
三日休むと観客に悟られてしまう」と
自己管理の大切さを書いているが
リハビリで通院した接骨院で
「かとうさん太ったね!ぶくぶくだよ」と院長(ショック)
痛風のあとの運動不足と
食べすぎ(特に間食!)が原因で
これでメタボにならなければおかしい

どうしょう
わかっているが
これが意外と難しい





  


Posted by かとうさとる at 13:27 | Comments(0) | らくがき帖

2014年01月08日

新春の豊田市美術館はリアリズム一色
















リアリズム一色
といっても重い意味はなく
コレクションを中心に多様なリアリズムを
概観しようというもので
アートでランチを食べるようなもの

百聞は一見にしかず
先ずは豊田市美術館に足を運んでみよう








    金子潤の「だんご」(高橋節郎記念館北)



描くことの意味を根本から問いかける
企画展「愛・知のリアリズム」






宮脇晴(1902-85)は
愛知が生んだ代表的な洋画家の一人
豊田市美術館は宮脇の作品をまとめて収蔵し
常設展示している



本展はこの宮脇晴の所蔵作品に加えて
宮脇の出発点で大きな影響を与えた岸田劉生らの「草土社」や
「草土社」に刺激を受けて地元で結成された「愛美社」の
代表作家の作品を一堂に展示し
宮脇晴の画業の全体像を明らかにしようというもの





構成は大きく二つにわけ
第一部は「知のリアリズム」
宮脇を含む愛美社の若い画家たちが
その青春の全てをかけて挑んだ写実絵画の成果を展観

ガラスケースに入っているため
残念ながら見開きのページしか読めなかったが
宮脇晴の日記も資料展示されている

これらの資料は
芸術が青春の証であっ証言記録で
是非図録に収めてほしい





余談に逸れたが
第ニ部は「愛のリアリズム」
細密描写を離れ、自己の表現追及へ変化する
1930年代以降の宮脇作品を紹介



タイトルの「愛・知」は
地元の愛知の「愛知」と前述した
第一部「知のリアリズム」
第ニ部「愛のリアリズム」
の二つをかけあわせて命名したもの

リアリズムなどと難しい話は抜きにして
深い眼差しが支配する作品群は
私たちが忘れていた「描くこと」の意味を
静かに問いかけている




リアリズムの基本を学んだあとは
テーマ展「手探りのリアリズム」で
表現としてのリアリズムを体験しよう







    村岡三郎(1928-2013)
    溶断-17,500mm×1,380°C/1995年/鉄、熱、煉瓦



村岡三郎(1928-2013)は
鉄を用いた彫刻の日本でのパイオニアで
私が畏敬するアーティストの一人


惜しまれなから昨年逝去の報に接したが
「手探りのリアリズム」はその村岡三郎の追悼とあわせて
所蔵作品をもとに表現としてのリアリズムを概観しようというもの




    手前の彫刻は若林奮、奥の平面はアンぜルム・キーファー
    そのほかヨーゼフ・ボイス、アルベルト・プッリ、トニ―・クラッグ
    イヴ・クライン、フランシス・ベーコン、アルベルト・プッリ
    コンスターティン・プランク―シ、高松次郎、エゴン・シ―レなど



豊田市美術館の総合力に拍手





長くなるため説明は省くが
リアリズムを切り口に全館をアートのワンダーランドにした
豊田市美術館の総合力に拍手


展覧会は4月6日(日)まで
問合せは豊田市美術館☎0565-34-6610










  


Posted by かとうさとる at 14:15 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー

2014年01月06日

思わず手をあわせて初椿











    花:藪椿一輪
    器:鈴木五郎さんの織部ぐい吞


待つこと2週間ほど
手土産にいただいた椿の蕾が開花
思わず手をあわせて感謝
  


Posted by かとうさとる at 19:28 | Comments(3) | 花日記