2014年05月30日

トヨタ博物館はモノづくりの文化のパワースポット














「道」に迷ったときは
トヨタ産業技術記念館へ

「モノづくり」に迷ったときは
トヨタ博物館を尋ねれば
何かが見つかるはず




国産自動車の
開発・事業化に生涯を捧げた
トヨタ自動車の創始者
豊田喜一郎をモデルにした
テレビドラマ「リーダーズ」が
話題を呼んだのは記憶に新しいところ






   トヨタのシンボリックカ― トヨダAA型乗用車(復元車)
   豊田自動織機製作所自動車部(のちのトヨタ自動車)が
   1935年の試作車「A1型」を改良して1936年に完成させた
   トヨタ初の量産型乗用車
   ドラマ「リーダーズ」に貸し出されて走行したため
   覚えている人もいるのではないか



平成元年(1989)4月
そのトヨタの創立50周年を記念して
開館したのがトヨタ博物館で
トヨタの「モノづくり」の伝統を伝えるため
トヨタグループ13社で設立された
産業技術記念館とともに
一度は尋ねてみたいもの




トヨタ博物館は
モノづくりの文化のパワースポット






   アクセスは東名日進ジャンクション経由
   名古屋瀬戸道路「長久手I.C」より0.4キロ 
   写真のランドマークが目印(詳細はガイドマップを参照)






   トヨタ博物館は今年で開館25周年を迎えた
   古来より日本では「モノに魂が宿る」と言われているが
   「トヨタ博物館だより」によると
   25周年を機に貴重な車を展示するだけではなく
   その背景にある創造への情熱や
   取り巻く文化を語り、伝えていける 
   〈モノ語る博物館〉を目指すというから楽しみ

   現在開催中の〈トヨタ博物館「裏」展〉
   こうしたコンセプトに基づいて
   舞台裏に保管されていた収蔵車と収蔵品約3万点を厳選
   その魅力を余すことなく紹介している
   
   近くには国内最大規模の愛知県陶磁美術館もあり
   この機会に足を運ばれてはいかがですか






   エントランスでトヨダAA型乗用車を観たあとは
   エスカレーターで展示室へ














トヨタ博物館は
ガソリン自動車が誕生した
19世紀末から現代に至る
自動車の発達史を2F欧米車
3F日本車にフロアをわけて
体系的に紹介

宝石のような世界の名車が
一目で俯瞰できる展示は壮観のひとこと

これらの名車は
一部のクラシックカーを除き
今でも走行できるように
メンテナンスされているというから
ただの博物館ではない




ガイドマップは↓






余談に逸れるが
愛知は今回紹介したトヨタ博物館のほか
徳川美術館や博物館明治村など
産業・歴史博物館の宝庫で
まさに選り取り見取り

近場でこんな観光文化資源を
見落としているとしたら
もったいない話ではないか
  


Posted by かとうさとる at 15:33 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー

2014年05月29日

トニ―・クラッグのポスターに白い花でコラボ










   花/山田和俊さんの工房の庭に咲いていた白い花
   器/吉川正道さんの白磁の酒器
   背景/豊田市美術館トニ―・クラッグ展のポスター



白い花の名前がわかる人は
いないかな
  


Posted by かとうさとる at 12:38 | Comments(0) | 花日記

2014年05月29日

市民文化会館で加藤矢舟さんの書作展はじまる








豊田文化芸術選奨について





豊田芸術選奨は
豊田市にゆかりのアーティストで
最も芸術的と称えられる人に贈る賞で
歴代の受賞者は
芸術院賞を受賞した黒野清宇先生
小原和紙の山内一生先生
加納俊治先生、小川喜数先生などなど
錚々たる人たちが受賞


受賞者は受賞後2年の準備期間を経て
個展を開催することが
義務付けられているように
選ばれた人も選ぶ側も真剣勝負で
並みの賞とは意味が違う



今回、受賞記念展に挑んだのは
書家の加藤矢舟さん






加藤矢舟さんは幼い頃より
書家として活躍した両親の薫陶を受け
20歳で松下芝堂に師事
教職を経て平成18年書家に専念


書の理想を
良寛の清貧な生き方に重ねて精進を重ね
平成24年度豊田文化芸術選奨を
受賞したのは周知のとおり








失礼を省みずに記念展の感想を言えば
私は加藤さんの両親とも面識があり
人柄を存じているが
大器晩成型は嬉しい想定外で
人間的なスケール感とあわせて
これからがますます楽しみ



加藤矢舟書作展は↓






6月1日(日)まで
豊田市民文化会館で開催中



  


Posted by かとうさとる at 02:25 | Comments(0) | アートの現在

2014年05月28日

中日新聞の河北記者の慧眼に拍手






下町の風景画家
宇野マサシさん


中日新聞の
「こころは三河」は
中央で活躍する三河出身の人が
古里との関わりを語る人物風土記で
次はどんな人が登場するのか
楽しみにしている人も多いのではないか


今回の「こころは三河」がとりあげたのは
豊田市出身の画家宇野マサシさん






   2014年5月26日中日新聞より転載


宇野マサシさんは
伝説の画商羽黒堂の木村東介に
才能を認められた異才で
唐十郎など著名人との親交も多く
その実力は折り紙つき

残念ながら地元においては
波乱万丈な生きざまが誤解を招くのか
一部のファンを除いて
「よくわからない」というのが
大方の見方で
もったいない話ではないか

今回の「こころは三河」は
「書道目的で家出」の小見出しで
生い立ちを

「釜ケ崎画風確立」の小見出しで
社会の底辺から庶民の生活
下町の風景を描くという
宇野マサシさんのサクセスストリーを

彼の名を初めて聞く人には新鮮に
既に知っている人には
より深くわかるように紹介

これまで宇野マサシについて
いくつか書かれた記事を読んだが
これほど簡潔に描ききった文を
目にしたことはない
読後感も爽やかで
写真も上手い

河北記者の
ジャーナリストとしての慧眼と
フットワークに拍手










  


Posted by かとうさとる at 22:25 | Comments(0) | らくがき帖

2014年05月26日

芍薬




立てば芍薬座れば牡丹





   花/芍薬
   器/高岡鉄器
   
   芍薬は漢方で「癪」の特効薬として用いられるように
   薬用からその名がついたといわれている
   「出雲風土記」にもエビスグサの名で記され
   今でもヌミグスリ、エビスグスリの異名がある



美人の容姿や立ち振る舞いを
「立てば芍薬座れば牡丹」と表すように
芍薬は牡丹の百花王に対して
花の宰相の異名がある

ラジオ深夜便誕生日の花によると
芍薬は5月24日
花言葉は「はじらい」



  


Posted by かとうさとる at 00:58 | Comments(0) | 花日記

2014年05月25日

農村舞台アートプロジェクトのアーティスト決まる 




5月24日(土)
農村舞台アートプロジェクトの
説明会を開催
アーティストと
舞台の組合せが決まった


開催概要↓

■総合ディレクター/かとうさとる
■前期/9月14日(日)~9月21日(日)
■後期/9月21日(日)~9月28日(日)
■時間/10:00~17:00

※舞台はオープンのため
夜明けから日没まで
好きな時間に鑑賞できます

■主催/公益財団法人豊田市文化振興財団
豊田市・豊田市教育委員会



アーティストと舞台↓

《前期》


■舞台/坂上町六所神社(松平地区)
■アーティスト/加納恒(造形)
+加納登茂美(小原和紙)





■舞台/阿蔵町須賀神社(下山地区)
■アーティスト/中村広子(画家)





■舞台/明川町熊野神社(足助地区)
■アーティスト/とよたアートナウ

※農村舞台の可能性にチャレンジする
参加型のアートフェス





■舞台/怒田沢町諏訪神社(足助地区)
■アーティスト/鈴木琢磨(彫刻)





■舞台/西樫尾町八幡社(足助地区)
■アーティスト/五十嵐義郎
(インスタレーション)




《後期》



■舞台/西広瀬町八剱神社(猿投地区)
■アーティスト/中根栄二(彫刻)
+中根理(造形)





■舞台/小原田代町八幡神社(小原地区)
■アーティスト/物部弘子(書)





■舞台/永太郎町神明神社(小原地区)
■アーティスト/白水ロコ(彫刻)





■舞台/旭八幡町八幡神社(旭地区)
■アーティスト/本多晋一郎(彫刻)





■舞台/加塩町加塩神社(旭地区)
■アーティスト/新實広記(ガラス)



  


Posted by かとうさとる at 04:52 | Comments(0) | 農村舞台

2014年05月24日

ぶんかの定点観測#40












農村舞台アートプロジェクトの
全国発信決まる





   2014年5月23日矢作新報のコラムより転載



李下に冠を正さず
されど…


全国発信のクオリティーを担保する
総合ディレクターの重要性は
誰よりも理解しているつもりだが
アーティスト側の一人として
こんなチャンスに
作品を発表できないのは複雑系



余談に逸れたが
ぶんかの定点観測は
地域のオピニオン紙矢作新報に
月イチで連載しているコラム

内容については
このブログにも記しているため省略


参考までに
矢作新報で検索いただくと
過去記事の全てを読むことができます



  


Posted by かとうさとる at 13:05 | Comments(0) | 農村舞台

2014年05月23日

本格的な学術調査が待たれる豊田市の農村舞台群









目視調査の限界と
本格的な学術調査の重要性




   野口町の野神社は平安時代中期に編纂された
   延喜式神名帳(927年)に記載されている
   市内でも由緒のある神社の一つ




   新たに確認した野神社農村舞台


野口町の野神社の農村舞台は
棟札がないため定かではないが
古老の話によると
宝暦4年(1754年)の社殿造営時に建造

茅葺きで廻り舞台のある
本格的な舞台として親しまれてきたが
残念ながら老朽化が進み昭和30年代に解体
現在の舞台は解体した部材を使って
縮小して再建したとのこと

私は農村舞台の目視調査を始めて以来
中金町から足助に至る飯田街道沿いの
各集落に舞台が現存しているのに
由緒のある野神社に舞台がないのを
不思議に思ってきた

見落とした不明は恥じるが
古老の話が事実であれば
昭和30年代まで
市内最古で最大級の舞台が
野神社に現存していたことになる
もったいない話ではないか

市内の北部から東部の中山間地の
各集落に展開する農村舞台群が
地域の文化的特性を表していることは
もう疑う余地はない

ここまでくれば
文化財課の出番で
農村舞台群の本格的な学術調査は必須!
  


Posted by かとうさとる at 23:18 | Comments(0) | 農村舞台

2014年05月23日

農村舞台絵地図のゲラが刷りあがる




完成は7月中旬を予定




   下山地区羽布町在住の画家で絵本作家の中村広子が
   半年かけて農村舞台を調査して描きあげた絵地図の表紙




   絵地図の部分


絵地図は
目印となるランドマークのほか
スタンプラリーなどに使えるように
地域の名勝や旧跡なども
描かれている

絵地図はこのあと
農村舞台群の概要と
84全舞台の基本情報を加え
完成は7月中旬の予定



農村舞台数が増えた理由

豊田市の農村舞台数は
当初の目視調査で79舞台を確認したが
今回の絵地図作成にあわせた再調査で
新たに6舞台が判明

実行委員会はこの報告を受けて
市内に現存する農村舞台数を
78舞台から84舞台に訂正した


  


Posted by かとうさとる at 13:18 | Comments(0) | 農村舞台

2014年05月23日

みんな難しいことを望んでいるのではない











大飯再稼働差し止め


山の格言に
〈道に迷ったときはもと来た道に戻れ〉
という言葉があるそうだが
国に当てはめれば〈三権分立〉が
これにあたるのではないか







   2014年5月22日朝日新聞より転載


厄介な政治案件は避けるという
司法の流れがあるなかで
〈生存にかかわる人格権〉を説き
「電気代と住民の安全を
同列で考えるべきではない」
という福井地裁の判決は
目から鱗で拍手(パチパチパチ)




みんな難しいことを
望んでいるのではない






   昭和の森で憩うご夫婦

仲良きことは美しきかな

  


Posted by かとうさとる at 00:55 | Comments(0) | らくがき帖

2014年05月21日

ギボウシ










   花/ギボウシ、アンスリウム
   器/創作ガラス



ギボウシの名は
茎の形が橋の欄干の
擬宝珠に似ていることから
その名がついたと言われている

いけばなの伝統的な花材の一つで
立花や生花の伝書に記されているが
葉の表情や色を生かして
色彩感のある花をとりあわせると
補色の効果でオシャレ

  


Posted by かとうさとる at 22:50 | Comments(0) | 花日記

2014年05月20日

あの〈妻はくノ一〉が茶の間に帰ってくる













〈妻は、くノ一〉は

間野真知雄の同名時代小説を
ドラマ化したもので
~最終章~とタイトルにあるように
BSプレミアムで放映された
前作の続編



前作について
簡単におさらいすると



幕末平戸藩の御船手方書物天文係
雙馬彦馬は三度の飯より星を見るのが
好きという変り者




   写真は全て前回放映のテレビ画像より接写


そんな彦馬の元に美しい嫁
織江がやってきた(写真右)

彦馬は生涯大切にすると誓うが
妻の織江はひと月で失踪

織江は平戸藩の密貿易を怪しんだ
幕府が送り込んだ〈くの一〉だった




そうとは知らずに
彦馬は失踪した妻を探しに
江戸に旅立った

果して二人を待ちうける運命は?
というのが粗筋で
◎役者良し
◎アクション良し
◎サスペンス良し
◎切なさ良し
で、一気に見てしまった

ところが
ハッピーエンドで終わると思っていた
ラストが意外な展開




愛する彦馬を救うため
忍びを抜けるという掟破りをした
織江は危害が彦馬に及ぶのを避けるため
まるで西部劇のシェ―ンのように
立ち去ってしまったから
切つな過ぎ

この織江を演じる瀧本美織がまたいい
本格的時代劇女優の誕生で
鶴田真由と双璧


余談に逸れたが
その〈妻はくノ一〉が
茶の間に帰ってくる



〈妻は、くノ一~最終章~〉は
5月23日(金)
BSプレミアム夜8時スタート
お見逃しなく!



悩ましいのは時間帯が「金トク」と
重なっていることだが
そんなことは言っていられない
誘われても断るつもり





  


Posted by かとうさとる at 20:05 | Comments(0) | らくがき帖

2014年05月19日

アンスリウム












   花/アンスリウム
   器/ガラスボール


アンスリウムの花言葉は「煩悩」
〈煩悩あれば菩提あり〉というが
煩悩が消えないのであれば
上手く付き合っていくしかない
  


Posted by かとうさとる at 21:23 | Comments(0) | 花日記

2014年05月18日

今夜で千秋楽!まだ間に合う橋の下世界音楽祭








私のお薦めは
矢作川の河岸林を安宅の関に見立てた
スーパーコミック歌舞伎「勧進帳」
開演は4時25分!




橋の下世界音楽とは↓




   2014年5月16日矢作新報より転載



   2014年5月16日朝日新聞より転載




16日(金)から豊田大橋下の空間で
橋の下世界音楽祭が始まった







どのようにして
彼らがここに集まってきたのか
不思議だが
今年も国内・アジア各国から
40バンド・200人余の河原者が
豊田大橋の下に集結








公開制作中のアーティスト
来年は私も佐々木道誉に倣って
巨大ないけばなを活けてみようかな











「どこから来たの」と私
「浜松から」とヤンママ

橋の下世界音楽祭は
小さな子どもを連れた
ファミリーが多く
「いまどきの若い者は」などとは
もう言わない



急げばまだ間に合う!


追信!
矢作新報が
橋の下世界音楽祭を総括








矢作新報で検索すると
本文を読むことができます
  


Posted by かとうさとる at 14:59 | Comments(0) | 野外フェス・ライブ

2014年05月15日

農村舞台をキッカケに飯野で何か起きそう









   藤岡歌舞伎の会長さんから手土産にいただいた
   黄色いアイリスを居間に活ける




今夜は稲武で
小田木人形座準備会


ところが
鈴木正三顕彰会の会議と重なり
どちらも重要で迷ったが
農村舞台アートプロジェクトに関係するため
正三顕彰会に事情を説明
小田木人形座準備会に
出席することに決めた



出かけるまで
少し時間があるため
飯野八兵衛の地元行脚を簡単に


昨日
飯野八兵衛の地元行脚で
藤岡歌舞伎の太田会長を尋ねて
「八兵衛をやるで頼むよ」と私
「わかった!いよいよやるかん」と会長

「次は藤岡歌舞伎でやってよ」と私
「やりたいけどなあ
台本がないもんなあ」と会長
「何言っとるだん」と私
「ほいでもなあ」と会長

地元の飯野小学校では
「学芸会でやりたい」という
話も出ているとのことで
農村舞台をキッカケに
何か起きそう



  


Posted by かとうさとる at 17:50 | Comments(0) | 農村舞台 | 花日記

2014年05月15日

所縁の農村舞台で飯野八兵衛の薪上演決まる











フォト歳時記/全山山笑う




   飯野八兵衛の地元協議で移動中
   鶯の鳴き声を追って寄り道
   
 


宝暦の世直し騒動として
今に語り継がれている
義人・飯野八兵衛事件を
八兵衛ゆかりの藤岡飯野の秋葉神社
農村舞台で上演決まる





   飯野八兵衛の本名は山本八兵衛
   代々飯野村の庄屋をつとめ
   飯野を代表するひとかどの人物ということで
   人々は誰言うとなく飯野八兵衛と呼びその名がついた   
   秋葉神社はこの八兵衛が崇拝した神社で
   境内には八兵衛の供養碑が建てられている


 
出演は
三味線弾き語りを〈六栁庵やそ〉
パーカッションを〈MABO雅弥〉
地元から小中学生のほか
藤岡歌舞伎連など群読集団約50名を予定

台本は昨年上演した構成台本を
農村舞台用に書き変えるつもりだが
あれもこれもと考えると
アタマがおかしくなりそう

こんなときは
♪ケ~セラセラ~♪
と鼻歌でも歌って
ポジティブに行くしかない

上演は9月28日(日)を予定


  


Posted by かとうさとる at 04:52 | Comments(0) | 農村舞台

2014年05月13日

農村舞台アートプロジェクト2014の準備着々








5月10日(土)
農村舞台アートプロジェクトの
第2回実行委員会があり
プロジェクトの概要が決まった


決まったと言っても
登山口に立っただけだが
今回の農村舞台アートプロジェクトは
文化庁の地域発
文化芸術創造発信イニシアチブ事業として
全国発信を予定

プロジェクトの概要は
大雑把に括ると
■夏版/農村舞台絵地図の作成
■秋版/農村舞台でアートフェス
■冬版/農村舞台の可能性を探るフォーラム
の三つのプロジェクトで構成

少し背伸びした感がしないでもないが
このぐらいしないと
大事な時間を割いて
足を運んでくれた人はもとより
集落の人たちが
大切にしてきた舞台に失礼



予定している
農村舞台は↓



《アート》
第一線で活躍する10組のアーティストが
伝統と創造をテーマに個展形式で
農村舞台に挑みます

アーティストの紹介は後日


■前期/9月14日(日)~21日(日)



#6 市指定坂上町六所神社農村舞台(松平地区)



#58 明川町熊野神社農村舞台(足助地区)



#62 怒田沢町諏訪神社農村舞台(足助地区)



#67 西樫尾町八幡社農村舞台(足助地区)



#80 阿蔵町須賀神社農村舞台(下山地区)


■後期/9月21日(日)~28日(日)



#5 西広瀬町八剱神社農村舞台(猿投地区)



#23 小原田代町八幡神社農村舞台(小原地区)



#29 永太郎町神明神社農村舞台(小原地区)



#39 旭八幡町八幡神社農村舞台(旭地区)



#41 加塩町加塩神社農村舞台(旭地区)


《ライブ》

農山村のパワースポット
鎮守の杜の異空間で芸能浴に浸るライブ

ライブの詳細は後日



#1 市指定中金町岩倉神社農村舞台(石野地区



#17 藤岡飯野町秋葉神社農村舞台(藤岡地区)



#18 深見町磯崎神社農村舞台(藤岡地区)



#49 小渡町神明神社農村舞台(旭地区)



#74 小田木町八幡神社人形舞台跡地(稲武地区)


《ストーリーテリング》

ライブと同じく詳細は後日



#19 西中山町神明神社農村舞台(藤岡地区)



#84 花沢町神明社農村舞台(下山地区)


問合せは↓
公益財団法人豊田市文化振興財団
文化部文化事業課☎0565-31-8804










  


Posted by かとうさとる at 17:23 | Comments(0) | 農村舞台

2014年05月12日

あなたは〈わらび座〉を観たことがありますか





春日井市民会館で
わらび座ミュージカル小野小町






〈わらび座〉は
秋田県仙北市を拠点に活動する劇団で
私の好きな劇団の一つ

昔、〈わらび座〉に
入りたいと思ったことも
「アテルイ」の初演を観るために
劇団の本部がある
秋田の〈たざわこ芸術村〉まで
JRを乗り継いだことも
初めて角館を歩いたことも
今となっては懐かしい想い出の一つ

その〈わらび座〉の新作
ミュージカル小野小町の
全国公演がスタート


愛知公演は↓
会場/春日井市民会館
時間/開場:14時|開演:14時30分
入場⇒一般3,000円|2,000円
(お値打ち)

問合せは↓
(公財)かすがい市民文化財団
☎0568-85-6868



  


Posted by かとうさとる at 15:17 | Comments(0) | インフォメーション

2014年05月11日

今日の誕生日の花はカキツバタ










NHK〈ラジオ深夜便〉で
毎朝放送されている
誕生日の花と花言葉によると
5月11日
今日の誕生日の花は〈カキツバタ〉
花言葉は〈幸福が来る〉






  カキツバタの名の由来は

  「杜若衣に摺りつけ丈夫のきそひ獵する月は来にけり」と

  万葉集にも歌われているように「書きつけ花」の意味で

  昔、この花を衣に摺ったことから(今でいう草木染め)

  その名がついたといわれている




十日町市の岩田重信さん夫妻から
野の花と遊ぶいけばな展の
案内をいただいた
富山の中川幸夫展もまだ行っていない

財団大会と重なっているが
このままでは酸欠になりそう
どうしよう
  


Posted by かとうさとる at 12:23 | Comments(0) | いけばなから

2014年05月10日

岡崎市美術博物館|藤井達吉の全貌に拍手












先ずは
岡崎市美術博物館の紹介から






岡崎市美術博物館は
マインドスケープ(心象風景)を
基本コンセプトに
バロック絵画からシュルレアリスム
現代美術まで「心」を伝え
「心」を語る美術品を収集

同時に徳川家康の生きた時代の
資料を収集するなど
地域に生きる美術館のモデルとして
高く評価されている















♪五万石でも岡崎様は
お城下まで船がつく♪
と民謡に歌われた岡崎城の東方
三河高原の山並みに連なる
緑豊かな森に囲まれた
ガラス張りの美術館の前にたつと
身体の中を爽やかな風が
わたるのがわかる

一度は訪れてみたい
美術館の一つ
  


いま、この岡崎市美術博物館で
地元碧南市出身の芸術家
藤井達吉の全貌展が開催され
話題になっている






本展は岡崎のあと
渋谷区の松濤美術館にも巡回するため
お見逃しなく




初めて名を耳にする方に
藤井達吉とは





   修学院離宮を拝観する達吉翁(昭和28年10月)
   豊田市の郷土史家 故若子旭さんが発行した
    藤井達吉翁写真集(山本實氏撮影)より転載



愛知を中心に
小原和紙や瀬戸~美濃の
陶芸の近代化に与えた影響力など
藤井達吉の仕事は広く知れ渡り
昭和の本阿弥光悦の名で
称えられている
地元を代表する芸術家の一人



藤井達吉の再評価と
日本の近代美術史の再検証を迫る
学芸の誇りをかけた仕事に
万雷の拍手を贈りたい(パチパチパチ)






近年、碧南市藤井達吉現代美術館長の
木本文平さんらの研究によって
日本美術の近代化に果たした
藤井達吉の役割が明らかになってきた

本展はこうした研究成果を問うもので
藤井達吉が最も充実した
大正期の作品を中心に展観
あわせて様々な資料を展示するなど
画期的な大回顧展である

藤井達吉の再評価と
日本の近代美術史の再検証を迫る
学芸の誇りをかけた仕事に
万雷の拍手を贈りたい



藤井達吉の全貌は↓

6月1日(日)まで

問合せは↓

〒444-0002
愛知県岡崎市高隆寺町峠1
岡崎市中央公園内
岡崎市美術博物館
☎0564-28-5000


アクセスは↓




東名高速道路「岡崎インター」から
岡崎市中央公園を目印に約10分




  


Posted by かとうさとる at 23:45 | Comments(0) | 美術・博物館+ギャラリー