2017年11月28日

まだ間に合う民芸館の紅葉





紅葉の名勝といえば
足助の香嵐渓を挙げる人も多いが
近場の平戸橋も負けていない


平戸橋一帯は江戸後期の漢学者
永田蘭泉が「衣の里」八景の一つに詠むなど
古くから景勝地として親しまれてきた


説明は省くが
場瀬古墳群から
矢作川の水運の繁栄を今に伝える
土場(川湊)の遺構
枝下用水や越戸発電所
前田公園から国内有数の民芸館まで
文化資源を露天掘りするようなもの




昭和初期の平戸橋





  郷土史家の故若子旭さん
  山岳写真研究家の故杉本誠さんが監修した
  「とよた今昔写真展」より昭和初期の平戸橋

  山が白く見えるのは薪などで伐採されたあと
  写真左に帆かけ舟がみえる
  確かなことは不明だが写真右に上流に向かう
  観光用の屋形舟が写っていることから
  当時行われていた観光用の鵜舟ではないか



まだ間に合う民芸館の紅葉












「柳宗悦が蒐集の軌跡」もお薦め





  11月22日発行の朝日新聞より転載  


Posted by かとうさとる at 13:59 | Comments(0) | フォト歳時記

2017年11月26日

まだ間に合う農村舞台アートプロジェクト





今日は何の日

とよたの原風景を巡るツーリズム型
アートプロジェクトとして話題の
農村舞台アートプロジェクトの第二弾
「アート展示」の最終日











  11月22日発行の中日新聞より転載


アート展示は
全国公募で選ばれたアーティストが
農村舞台の空間に
個展形式で挑むプロジェクトで
今回は3組のアーティストが挑戦




会場は藤岡地区の三舞台







迫町の磯崎神社農村舞台に
挑んだのは地元豊田市の
石堀礼子さん









藤岡飯野町の秋葉神社農村舞台に
挑んだのは東郷町の
中谷ゆうこさん








三箇町の八柱神社農村舞台に
挑んだのは島根県太田市の
中田晶子さん






紅葉も見頃
  


Posted by かとうさとる at 04:13 | Comments(0) | 農村舞台

2017年11月18日

小原の四季桜が見頃












四季桜は
エドヒガンとヤマザクラの交配種の一種で
春と秋の二度咲くことから四季桜の名が


この四季桜が
小原村に伝わったのは文政年間のはじめ
小原北町の医師が苗を植えたのが
親木となって広まったもの


私のお薦めのビュースポットは
兵どもが夢の跡
市場城址の四季桜






市場城址は
小原支所から車で5分ほど
標高380メートルの山頂にある山城で
城主の鱸氏は家康に付いて武功を立てたが
なぜか文亀2年(1502)に廃城







本丸を囲むように連続する畝状空堀群は
戦国時代によくみられる築城工法だが
県内で現存するのはこの市場城址と
旭地区の小渡城址のみというから
私たちはとよたの史蹟をもう少し
学ぶ必要があるのでは







本丸の館跡北東斜面の四季桜
淡くて霧氷と見間違えそう









こちらは南斜面の四季桜
紅葉とのグラデーションが
美しいビューポイントで
月末近くまで楽しめそう
  


Posted by かとうさとる at 04:34 | Comments(1) | フォト歳時記

2017年11月09日

絵本画家中村広子さんの卓上カレンダーが人気














ダム湖百選に選ばれた
三河湖の道の駅「香恋の館」ギャラリーで
絵本画家の中村広子さんの
作品展が開催されている







人気は中村広子さんの
オリジナル卓上カレンダー
「遠くの友達に贈るから」とまとめて
買い求める人も
  


Posted by かとうさとる at 01:59 | Comments(0) | らくがき帖

2017年11月03日

大割烹だるまの「花」を活けかえて帰宅














いつまで続くがわからないか
大割烹だるまの「花」を入れ替えた

例によって美味しいお酒と肴をいただいたが
いま浦島のようなもので
刻のたつのを忘れてしまった
  


Posted by かとうさとる at 00:58 | Comments(0) | 花日記

2017年11月02日

プラタナスは晩秋の標本木











標本木と言えば桜の開花を知らせる
気象庁の標本木が有名だが
誰でも森羅万象の先触れを予見する
ランドマークを持っているのではないか


そんな晩秋の標本木の一つが
平芝公園のプラタナスだ

どこにでもある樹だが
孤立して聳えているのが嬉しくて
ついつい見上げてしまう
  


Posted by かとうさとる at 13:47 | Comments(0) | フォト歳時記