2011年12月31日

それではよいお年を














迎春準備が整った地元の射穂神社






それではよいお年を  


Posted by かとうさとる at 04:22 | Comments(0) | らくがき帖

2011年12月30日

正月花を頼まれて活けたが












明日の夜顔を洗って出なおし


行き付けのカフェレスト「ニューズウィーク」で
正月花を頼まれて活けたがこれが下手(しょんぼり)
このままでは気が収まらないため
明日の夜(30日)活け直しだ






(花材)
松、苔梅、蠟梅、南天、柳、千両、アンス、グロリオ―サ

 
12月29日
今日の紙面から






やることなすこと
この政権はおかしい


外交が重要なことは誰も異論がない
しかしこの時期、このタイミングで立て続けに外交日程を組むのは
外交を隠れ蓑に国外逃避するようなもので姑息

姑息と言えば米軍の普天間飛行場の県内移設に向けた
アセスメントの評価書の提出方法について
事の重要性を考えれば
防衛長官が直接沖縄県知事に手渡すのが当然なのに
市民の反発を恐れて沖縄防衛局の職員が未明にこっそり搬入

一括交付金の上積みという毒まんじゅうが効いて受理した
仲井真知事も褒められたものではないが
理由がオバマ大統領に年内と約束したためというから絶句!

貧すれば鈍すというが、やることなすことこの政権はおかしい






ニッポン前へ委員会
ざっと一読したが
こんなものかなとがっかり


ニッポン前へ委員会は「日本再設計100年後の未来に」を基本姿勢に
朝日新聞が若手・中堅の論客を招いて結成した提言型委員会とのこと

その委員会が東日本大震災後に見えたリスクとどう向き合うか
朝日新聞は6時間にわたつて議論した要旨を紙面の見開きで紹介した

ざっと一読したがこんなものかなとがっかり
たとえば「首都直下型地震への備え」について一部を転載すると

広井良典(千葉大学教授)
都内には火災の一気に広がる木造密集地帯がある
その対応を一番優先すべきだ

大竹文雄(大阪大学教授)
古い木造の家の固定資産税を上げればいい
現状は古いほど資産価値が小さくなり税金も少なくなっている

藻谷稔人(津田塾大学准教授)
改修しない人から課徴金をとるのが妥当だろう
天災のリスクが顕在化して地価が下がるのは仕方がない
本来の市場価値に戻るということなのだから

こんな感じでみんな気楽
気がついたことは松下政経塾もこんな議論ばかりして
勉強(?)していたと思うと納得!











  


Posted by かとうさとる at 04:19 | Comments(0) | らくがき帖

2011年12月28日

朝日の「ミニシアター窮地」を読んで








私たちが子どもの頃は
映画が最大の娯楽だった


祭りの余興行事の最大の楽しみは映画の上映会で
神社の境内で見た鞍馬天狗は誰もが憧れたスーパーヒーローだった
当然のように遊びもチャンバラごっこと決まっていた
鞍馬天狗の真似をしてみんな手ぬぐいの覆面を被ったが
たらした鼻が手ぬぐいにべたっとついてサイテイ
当時土門拳の「筑豊のこどもたち」はどこにもある光景だった

そんな昔のことを想い出したのは
一昨日の朝日新聞に掲載された「ミニシアター窮地」の記事のせいで
そう言えばこの頃スローライフという言葉を聞かなくなったが
どうしたのかな



ミニシアター窮地の先に見えるもの


この記事に目が停まったのは
職にあった当時視聴覚ライブラリーの役職を兼務していたことがあり
8㍉機材、16㍉機材の生産中止、ソニーのペーター方式の撤退
ビクターのVHS方式に規格統一されるAV機器の変遷を体験
雀百まで歌忘れずの類で一種の職業病のようなものかも






映画を復活させた大きな要因の一つが
デジタルデータのまま上映する大手シネコンの進出で
映画ファンは1カ所で好きな映画を選べる至福に酔った

その舞台裏で良質な映画を支えたミニシアターが
窮地にたつていることに思い及ばなかった
配信デジタル化による大手シネコンの寡占化は
ミニシアター側の心配するように、映画館の存亡だけではなく
映画作品自体に影響(変質)することは自明の理で迂闊

数年先には35㍉フィルムで撮影される映画もなくなるとのこと
当然のように映写機も生産中止になることが予測され
映画のアーカイブに影響が出ることは必至

人間が生み出した経済至上主義が人間の文化を破壊する
原発と根は同じで何かヘン!

  


Posted by かとうさとる at 03:56 | Comments(0) | らくがき帖

2011年12月26日

奥三河の「花祭り」考(2)










今年一番の寒波






明日の朝(26日)は一面銀世界になりそう
新聞配達の人はどうするのだろうか(感謝)




新たに島根県の「佐陀神能」と
広島県の「壬生の花田植」が
ユネスコの世界無形文化遺産に



さて、一カ月ほど前になるが
インドネシアのバリで開催されたユネスコ政府間委員会で
2011年世界無形文化遺産が発表され
日本からは
■「佐陀神能」(島根県)
■「壬生の花田植」(広島県)
の2件が登録された

政府は登録された2件のほか
■「男鹿のナマハゲ」(秋田県)
■「秩父祭りの屋台行事と神楽」(埼玉県)
■「本美濃和紙」(岐阜県)
■「高山祭りの屋台行事」(岐阜県)
の4件を提案していたが、既に登録済みの無形文化遺産と
類似しているとの理由でさし戻されため
情報を追加し再度申請するとのこと


世界無形文化遺産とは





新たに世界無形文化遺産に登録された「佐陀神能」(産経新聞配信コピー)


世界文化遺産が
歴史的な建造物や自然環境を対象としているのに対して
世界無形文化遺産は
人から人に伝えられる文化の保護を目的にした条約で06年に発効

今回の2件を加え国内の無形文化遺産は次の20件
■能楽(社団法人日本能楽協会)
■人形浄瑠璃文楽(人形浄瑠璃文楽座)
■歌舞伎(伝統的な演技演出様式によって上演される歌舞伎)
■雅楽(宮内庁式部職楽部)
■小千谷縮・越後上布(新潟県)
■石州半紙(島根県)
■日立風流物(茨城県)
■京都祇園祭の山鉾行事(京都府)
■甑島のトシドン(鹿児島県)
■奥能登あえのこと(石川県)
■早池峰神楽(岩手県)
■秋保の田植踊(宮城県)
■チャッキラコ(神奈川県)
■大日堂舞楽(秋田県)
■題目立(奈良県)
■アイヌ古式舞踊(北海道)
■組踊(沖縄県)
■結城紬(茨城県・栃木県)
■「佐陀神能」(島根県)
■「壬生の花田植」(広島県)


世界無形文化遺産に向けて
動き出した花祭り



では登録の手順はどうなっているのか
政府がユネスコに申請した事例をネットで検索してみると
文化財保護法で指定された「重要無形文化財」「重要民俗文化財」
「選定保存技術」の内から指定年度の古い順に申請しているようだ






世界文化遺産に向けた動きを報じた朝日新聞(2010年9月26日)


ちなみに、花祭りは制定初年度の昭和51年(1976)に指定を受けている
既に同期(?)に指定された神楽4件の内
早池峰神楽(岩手県)と佐陀神能(島根県)の2件が登録され
残るは鷲宮催馬楽神楽(埼玉)と花祭りの2件のみ
この慣例に従えば数年先には朗報が期待できるのではないか






花祭りのシンポジウムを報じた朝日新聞(2011年1月22日)






花祭り存続の危機を訴えた中日新聞(ニュースを問う」(2011年3月6日)


問題は過疎化による後継者不足など
世界無形文化遺産で解決できないことが多いこと
しかもだれもその処方箋をもっていないこと(残念ながら私も)

無形文化遺産の登録方法は「代表リスト」と
存続が危ぶまれる「緊急リスト」の二つに分けられいているが
政府は代表リストのみで緊急リストはあげていない

見て見ぬふりを決めているが
花祭りは代表リストではなく緊急リストにあげて
処方箋を急ぐべきではないか
  


Posted by かとうさとる at 02:10 | Comments(0) | らくがき帖

2011年12月23日

奥三河の「花祭り」考(1)










奥三河を地図で標すと


静岡県と長野県に接する愛知県の東部三河山間部を
一搬に奥三河とよんでいる。





市制60周年記念豊田市郷土資料館特別展「歌舞伎衣装と文化」の関係マップ


地勢的には豊田市東北部を含む場合もあるが
私たち地元の人間はアミカケした
新城市の北部から北設楽郡設楽町、東栄町
日本一小さい村で知られる豊根村をさして奥三河とよんでいる



奥三河の花祭り





家庭画報2012新春号≠春を寿ぐ「花祭り」


国の無形重要民俗文化財の「花祭り」は
太平洋岸の三遠地域から豊川、天竜川の二つの水系にそって
南信州地域、東濃地域に向かう山深い道沿いに点在する
この奥三河の各集落に伝えられた神楽の一種で
起源は鎌倉時代の末期から室町時代に遡るといわれている

失ってから大切なことに気がつくのは世の常とはいえ切ないもの
私淑したいけばな研究家の工藤昌伸先生や北条明直先生から
芸能の起源としての花祭りについて
幾度も話を聞く機会があったが
私が花祭りに足を運んだのは両先生が亡くなってから



花祭りを知りたい方は
家庭画報新春号と
吉田喜重監督の
「愛知の民俗芸能」がお薦め



手元に豊根村上黒川の花祭りを記録した吉田喜重監督の
「愛知の民俗芸能-聖なる祭り・芸能する心」(1992年)がある

過疎化(限界集落)がすすみ花祭りの維持が難しくなっているいま
往時の花祭りの在り様を識る貴重な映像資料で
市販されているため入手可能
豊田市視聴覚ライブラリーでも貸出しているため
(市内の方で)関心のある方はお薦め

前置きが長くなったがこの映像をテキストに
奥三河の花祭りを簡単に紹介したい



花祭りは早朝
聖なる水を汲むことからはじまる



花の語源は人間の顔で最も先に出ている部分を鼻(はな)
岬の端(はな)あるいは先頭で走ることを鼻を切るというように
モノやコトの先触れを意味し
私たちの祖先は季節に先駆けて咲く花々に
吉兆を占い豊穣の恵みを祈った






収穫の秋がおわると
新たな生命の再生(春)を願う
聖なる祭りがはじまる






花祭りは祭りを司る花太夫が
滝から聖なる水を汲む滝祓いの儀式からはじまる






花祭りが行われる花太夫の家「花宿」






花宿では五色の造花が飾られ






神を迎えるための清めの儀式が行われる




夜のとばりがおりると
舞を楽しむ観客が集まり
聖なる祭りは儀式から芸能を楽しむ
祝祭の場に一変する






神が舞子にのり移り
舞子たちが神がかりとなって舞う地固めの舞い






花笠を被って子どもたちが舞う花の舞い
花笠は新たな生命を受け継いで咲く花の先触れを意味している






深夜を過ぎると
観客の「テ―ホヘ テホヘ」の掛け声にのって
榊鬼たちが現れ祭りは一気にヒートアップ






山の神である榊鬼たちは大地を踏み鎮め
悪気を祓い祝福をまねく「へんべ」を踏むと
舞庭は「テ―ホヘ テホヘ」の大合唱で共に舞い歌い
次第にトランス状態に






祭りのクライマックス「湯囃」は夜も明ける頃




花祭りのいま





花祭りが終わった朝の花太夫と花太夫の奥さん
この映像は1992年に愛知県が企画制作したもので
集落の過疎化から
花太夫の「あと何回花祭りが存続できるか…」と案じる
ナレーションで終わっている







映像から20年を経て奥三河は過疎化がさらに進み
花祭りの火が消えた集落も出るなど
いま花祭りは大きな岐路にさしかかっている






「花祭り」考は不定期で予定
今回はここまで




  


Posted by かとうさとる at 03:37 | Comments(1) | らくがき帖

2011年12月20日

朝日のBeは雑学の玉手箱











何度片づけても元の黙阿弥


以前にも私は「尻に火がつかないとスイッチが入らない」と嘆いたが
昨夜も依頼原稿の入稿で徹夜
サボタージュしているわけではないが
あれもこれもと手を広げるすぎることと(安請け合い)
少しでもリアリティのあるものと手元に引きつけることが原因
わかっているが治らないのが癖
さてどうしよう






普通「男ヤモメにウジがわく」というが私は整理整頓は嫌いではない
問題は捨てることが苦手で、亡くなった妻は
「お父さんはケチだから」と笑ったが苦笑するしかない
問題は机周りでスッキリさせたいが
何度片づけても元の黙阿弥



朝日のBeは雑学の玉手箱


いろいろなことを考えると
そろそろ減築の準備に入らなければ…
とりあえずは悩むことのない
雑誌類と新聞のスクラップのヤマからと考えているが
気分は複雑系でわからない






17日付けの朝日新聞のBeうたの旅人
美空ひばり「さくらの歌」に
小原の四季桜が歌の心象風景を描くように
レイアウトされていた

「さくらの歌」から小原の四季桜をイメージした
ディレクターの感性に拍手(パチパチパチ)





わからないときは黙々と作業をするのがイチバンで
スクラップしてあった新聞の切り抜きをA3の半紙に糊づけした
医療福祉など生活情報から手につけたこともあるが
目をとおしたら半分以上がBeの記事
「なやみのるつぼ」車谷長吉の怪答(?)まで
スクラップしていたから笑ってしまう


  


Posted by かとうさとる at 03:39 | Comments(0) | らくがき帖

2011年12月15日

大地の芸術祭「Fの会」の対応決まる!












TOPIX
豊田スタジアムで
サッカーのトヨタ・クラブW杯







12月14日(水)14:30 豊田大橋と豊田スタジアム
Jリーグの覇者柏レイソル×南米王者サントスのキックオフまで5時間
死んだ子の年を数えても仕方がないがグランパスが優勝していたら
と思うと、今季前半戦の出遅れが返す返すも残念!






同21:00 豊田スタジアム
残念ながら予定が入っていたため観戦することは叶わなかったが
送迎のバスの運転手に無理を言って豊田スタジアム近くに迂回
バスの車内からパチパチと拍手




越後妻有アートトリエンナーレ2012に向けて

Fの会の対応決まる

余談に逸れたが12日(月)「Fの会」の協議に出席
内容は、来年開催される大地の芸術祭「越後妻有アートトリエンナーレ2012」の参加方法をどうするか否かというもので、地元の予定をキャンセルして新幹線の始発に乗った






越後妻有アートトリエンナーレ2009「蓬平いけばなの家」図録


アートフロントの提案は
1 前回と同じ松代の蓬平集落の空家プロジェクトを予定
2 3年に一度ゲストとして参加するのではなく、集落と深い関係をもってほしい。できれば「いけばなの家」を恒常的ないけばな体験施設として検討してほしい(ニュアンスとして)という2点。






越後妻有アートトリエンナーレ2009「蓬平いけばなの家」図録


で「Fの会」だが、いつも小田原評定で呆れてしまう(笑い)。私は徒労感でフラストレーションが貯まってしまうが、終わってみればなんとなく落とし所がつくから民主党よりは増しかも。

そんな訳で協議の経緯は省略して結論のみ記すと

1 いけばなの第一線で活躍しているメンバーを巻き込んだ刺激的な展開を構想しているため、「いけばなの家」一軒では物理的に難しいと判断。
対応策として「いけばなの家」を核に集落の空間を巻き込んだ野外展を加えることで一致。(野外展の場所は5月頃雪解けを待ってロケハンを予定)

2 参加人数は15名から20名程度。人選は明年1月末日までに決定

3 いけばなの家の恒常的な設置については継続協議とすることで一致。




北斗七星の庭-重森三玲展

庭園というものは、地上に描かれた絵画であり
立体的構成を基本とする彫刻ともいえる
 重森三玲






会場のワタリウム美術館は刺激的な企画展で知られる私設美術館で、予てから一度は足を運びたいと思っていたところ、重森三玲展の情報を入手。日の暮れぬうちにと急いだ。






重森三玲(1896-1975年)は、東福寺方丈庭園、松尾大社庭園など数多くの名庭を作庭。また「日本庭園史図鑑」26巻、「日本庭園史体系」全33巻(別巻2巻)を完成させるなど、日本庭園史に大きな足跡をしるした。

北斗七星の庭-重森三玲展は、近代の作庭家として最も重要な存在であるこの重森三玲の世界を検証するもので、タイトルの北斗七星の庭は、重森三玲が初めて手掛けた東福寺方丈庭園「北斗七星の庭」に由来。







「いけばな芸術」創刊号の復刻版


と、重森三玲のプロフィールを紹介したが、いけばなに関わる人間にとっても特別な存在で、昭和5年勅使河原蒼風らと前衛いけばなの端緒を標した「新興いけばな宣言」を起草。

戦後は前衛いけばなの批評誌「前衛いけばな」を創刊。また前衛いけばなの研究グループ「白東社」を主宰。当時、四国の丸亀市で池坊に所属していた無名の中川幸夫を発掘したことは余りにも有名。






「瓶史」の復刻版


ちなみに私は、西川一草亭の「瓶史」(1931-39年)、重森三玲の「いけばな芸術」(1949-55年)、北条明直、重森弘淹、工藤昌伸、下田尚利が編集同人として参画した「いけばな批評」(1973-76年)を「近・現代いけばな三部の書」と勝手に命名。「瓶史」と「いけばな芸術」は復刻版が出ているため入手可能。






「いけばな批評」創刊号


またまた余談に逸れてしまったが
芸術としてのいけばなの扉を開いた重森三玲を知らない人には新鮮な発見と驚きが、知っている人にはより深く識ることができる本展は
■2012年3月25日まで
■会場はワタリウム美術館 東京都渋谷区神宮前3-7-6☎03-3402-3001



メタボリズムの未来都市展






本展は1960年代、丹下健三に強い影響を受けた黒川紀章、菊竹清訓、槇文彦、磯崎新を中心とする建築家たちが夢見た理想の都市像「メタポリズム」を振り返る初の展覧会。






東京湾を横断する海上都市構想(東京計画1960)や、1970年の大阪万博など、6つの夢の都市構想をCG映像で再現。一見して難しそうにみえるが、みんなを建築家たちの脳内旅行に案内してくれるから夢の世界は楽しい。

■会期⇒2012年1月15日まで
■会場⇒森美術館六本木ヒルズ森タワー53階




あとは深夜バスの出発まで
ぶらりぶらり







夜の国立新美術館






サファリパークになったウィンドー(どきっ)








宇宙船基地のような六本木ヒルズ森タワー








目的はこの夜景

















  


Posted by かとうさとる at 02:09 | Comments(0) | 越後妻有2012

2011年12月09日

市制60周年記念事業もいよいよフィナーレ












ロングランで展開した
市制60周年記念事業もいよいよフィナーレ

第15回第九交響曲演奏会
とよた第九


12月11日(日)15時開演(14時開場)
豊田市民文化会館大ホール
入場料2,000円(全席自由)

■指揮⇒山下一史(仙台フィルハーモニー交響楽団正指揮者)
■独唱⇒末吉朋子(ソプラノ)牧野真由美(アルト)
    大川信之(テノール)清水宏樹(バリトン)
■演奏⇒とよた第九管弦楽団
■合唱⇒とよた第九合唱団(合唱指導:伊藤貴之)





地元の週刊オピニオン紙「矢作新報」(12月4日付け紙面)


■主催⇒豊田市・豊田市教育委員会・(公益法人)豊田市文化振興財団
■主管⇒「第15回第九交響曲演奏会」実行委員会
■問合せ⇒(公益法人)豊田市文化振興財団文化事業課☎0565-31-8804




さすがプロ!
各紙の見出しに拍手
(パチパチパチ)






県内で圧倒的なシュアと影響力を誇る中日新聞(12月8日付け紙面)






文化面のフォローが際立ってきた読売新聞(12月8日付け紙面)






密度の濃い取材記事で読者を惹きつける朝日新聞(12月9日付け紙面)




同じ12月11日(日) 
小原では市内の農村歌舞伎が集結!






民俗芸能大会 農村歌舞伎公演
■日時⇒12月11日(日)10時30分開演(10時開場)
■会場⇒小原交流館ホール
■観覧料⇒無料




出演団体
旭歌舞伎保存会/石野歌舞伎保存会/石野子ども歌舞伎
小原歌舞伎保存会/藤岡歌舞伎






■主催⇒豊田市農村歌舞伎連絡協議会
■共催⇒豊田市・豊田市教育委員会
■問合せ⇒豊田市郷土資料館☎0565-32-6561




ピアノの遊興詩人
はちまん正人さんから
こんなご案内が






私も出かけるつもり
みなさんもいかがですか










  


Posted by かとうさとる at 22:30 | Comments(0) | とよたの文化

2011年12月09日

釣りビジョンが晩秋の三河湖を紹介






三河湖は西三河をうるおす
県下最大の灌漑用ダム湖








農村舞台の調査時撮った早春の羽布ダム

紅葉の名勝「香嵐渓」を流れる巴川の上流
下山地区の三河湖は西三河をうるおす県下最大の灌漑用ダム湖で
移り変わる美しい景色を求めて訪れる人も多い






風光明美な山上の三河湖(観光パンフレットから転載)

湖岸には竿を出したい誘惑にかられるワンドが続き
釣り人であれば垂涎の山上湖のはずなのに
釣り人の姿を余り見たことがないから不思議




その三河湖が
釣り番組「釣りビジョン」で紹介された







釣り人は日本を代表するバスプロアングラーの田辺哲男
「初めての場所で情報がまったくない」と田辺






気温2度、しかも強風という悪天候にもかかわらず
ボートの操船の上手さはさすが






その田辺をもってしても二日間で痩せたバスが一匹
ほかにハスやウグイやニゴイが数匹の貧果







番組の最後で「まいりました…」と涙目で頭を下げたが
何か申し訳ないことをさせてしまったような後ろめたさに
私も一緒に頭を下げてしまった



また一つ懸念材料が増えてしまった


シーズンオフという悪条件を差し引いても
釣れないダム湖として三河湖の名は全国に知れてしまったが
魚探を見ても魚影が少ない

生態系から見れば外来種のバスが少ないことはいいことだが
なんらかの理由で富栄養化が進んでいるシグナルではないか

また一つ懸念材料が増えてしまった




  


Posted by かとうさとる at 00:20 | Comments(0) | らくがき帖

2011年12月07日

アメージングボイス|ZAZとピアフとクリスト









ZAZに会いたければ
パリの街角で探せばいい



以前、BSのアメージング・ボイスについて書いたが
昨夜、このアメージング・ボイスが生んだスーパースター
最強のストリートミュージシャン 
ZAZ(ザーズ)の再放送をみた(ラッキー!)







パリの街角で歌うZAZ








パリに出てきて初めて歌った思い出の場所を案内しながら
自らの生い立ちを語るZAZ






ピアフの再来といわれるZAZ






ポン・ヌフの梱包 クリストのポストカードより転載


私がピアフの「バラ色の人生」を初めて聞いたのはクリスト(注釈)の「ポン・ヌフの梱包」を記録したドキュメントフィルム「クリスト・イン・パリ」だった。セーヌ河の河畔をクリストと奥さんのジャンヌ=クロードの二人が歩くファートシーン。ピアフの歌は無限のキャンパスに夢を描いた二人の背中を風のように寄り添いながら流れて行った。

歌が時代をつくるのか、時代が歌をつくるのか知らないが、ピアフはピアフの時代でZAZはZAZの時代。確かなことは、二つの才能と少しでも同じ時代に生きたという幸運で感謝!



紅白のサプライズで
ZAZを呼ぶかも



番組はメジャーデビューしたZAZの舞台裏も追った
「今までは自由に歌えたのに拘束されている感じ」と
何度もバンドメンバーにダメだしをするZAZ
表情も硬い。どうしたZAZ!






案じるより産むがやすし
ツアーは大成功。メジャーへの扉を開いたZAZ
番組はパリの街角に戻ってきたZAZのライブでフェードアウト






あのNHKのことだから晴天の霹靂もアリ
もしかしたら、紅白のサプライズでZAZを呼ぶかも(予感)

でも、やめてほしい。野におけ蓮華草で
ZAZに会いたければパリの街角で探せばいい
残念ながら私は行けないがそれでもいい

百聞は一見にしかず。アメージングボイスで検索を



(注釈)
クリストについて





クリストは下の「転」で書いているように
20世紀最大のアーティストの一人






豊田市美術館PRE-EXHIBITIONⅡ(1992年)に関わった私は
名古屋駅にクリスト夫妻を迎えた


もし、地球最後の日に何か一つ遺すとしたら
私はクリストの「ランニングフェンス」のドキュメントフィルムを
地中に埋める






ランニング・フェンス CHRISTO PRINTS AND OBJECTSより転載

高さ5.5メートルの白いナイロン布製のフェンスを、カリフォルニアの太平洋岸から内陸部まで39.5キロメートルにわたってはったアートプロジェクト。作品は185,800平方メートルの布、145キロメートルのケーブル、350,000個のフックが使われ、完成の2週間後に撤去された。






みんなは「林檎の木を植える」と言ったが、地球最後の日に何か一つ遺すとしたら、私はクリストの「ランニングフェンス」のドキュメントフィルム一本を地中に埋める。(説明は長くなるため省略)

  


Posted by かとうさとる at 21:42 | Comments(0) | アートの現在

2011年12月06日

初椿をひと花はな泥棒













行く河のながれは絶えずして
しかも
もとの水にあらず







見上げると一輪二輪と藪椿
獲物を見つけたオオカミのようなもので
辺りをウロウロしたが目測で4㍍ほどの高さ
さすがに手が届かない







蛇の道は蛇
初椿をひと花切らしてもらった








花⇒初椿 
器⇒吉川正道青磁湯呑



  


Posted by かとうさとる at 23:31 | Comments(0) | らくがき帖

2011年12月03日

パレードは優勝したチームとファンの特権





宿題が山積しているのに
スランプ症候群


こんなときは気分転換がイチバンだが
身体の芯が重く気が入らない

そんなわけで予定をキャンセルして
テレビ桟敷で中日の優勝パレードを観戦






パレードは中区の久屋公園をスタート
名古屋駅前の笹島まで約3キロをパレード








主催者発表で37万人
私のようなテレビ桟敷を加えると100万人近い
ファンが見たのではないか






オープンカーから沿道のファンに手をふる
落合監督と森野選手会長






パレードに咲いた大輪の花はこの二人
チームを救ったがパレードも救った
エースの吉見とMVPを受賞した浅尾






今年はバク転に失敗して
チアドラゴンズにボコボコにされるシーンが多かった人気者のドアラ
原因は痔と判明してまた話題を提供
そういえばドアラの尻をボコボコ叩いていたチアドラがいたが
知っていたのかな?

  


Posted by かとうさとる at 21:09 | Comments(0) | らくがき帖

2011年12月01日

鉢植えの薔薇をひと花居間に挿す






今日から師走






薔薇|吉川正道青磁湯呑




雑誌はひと足早く初春






家庭画報新春特別号
  


Posted by かとうさとる at 18:22 | Comments(0) | らくがき帖