2014年07月23日

八木祥光さんが写真集「輪廻転生」を出版





三遠南信文化圏と
天竜川・豊川水系の湯立神楽群


愛知県の豊橋を中心にした東三河
静岡県の浜松を中心にした遠州
長野県の飯田を中心にした南信州
の三地域をあわせて三遠南信エリアとよんでいる

地図を広げてみるとわかるように
天竜川と豊川の二つの水系に広がるエリアで
古くから人々の往来があり
独自の文化圏を形成
現在に至っている




   バスに記された「ほの国」は
   古墳時代に東三河一帯を支配した「穂国」に由来

 


三遠南信文化圏を象徴するのが「湯立神楽群」で
中でも奥三河の「花祭り」はよく知られている

その「花祭り」が
世界無形文化遺産の候補になって久しい

私も願っているが
既に早池峰神楽(岩手)や佐陀神能(島根)など
同じ神楽系が登録されているため
水を差すようで恐縮だが
かなり厳しいのではないか

ここは面子を捨てて
単独の登録を目指すのではなく
宮崎駿の「千と千尋の神隠し」の構想のもとになったといわれている
遠山郷の「霜月祭り」(飯田)
天竜村の「霜月祭り」(飯田)などを含めて
(仮称)「天竜川・豊川水系湯立神楽群」
と、ストーリーを組み替える
チャンスととらえるべきではないか


たんぽぽ仙人
八木祥光さんのこと


余談に逸れてしまったが
連綿とした風土が育んだ三遠南信エリアには
時流に媚びない身の丈にあった
お洒落な生き方を選択する人が多い

たんぽぽ仙人を自称する写真家の八木祥光さんもそんな一人で
彼の地の人の背中を見ると自分の来し方が
恥ずかしくなる

写真集「風のたより」は
そんな八木さんが発信しているプライベート通信で
このほど「風のたより」8号
「輪廻転生」(A4版48ページ)を出版した





   「輪廻転生」より「森に光の詠唱か降り注ぐ」部分


八木さんは書ける人だが
「輪廻転生」は手がかりとして
タイトルを記すのみ



問合せは
八木祥光さん
〒441-8114 豊橋市藤並町25-10
Tel 0532-45-2848
fax 0532-48-1190
Email yagiyosi@ruby.ocn.ne.jp 

  


Posted by かとうさとる at 12:15 | Comments(0) | アートの現在

2014年07月23日

いらんお世話





人生経験が豊富なジジイこそ恰好いい
そんなジジイ向けの雑誌が創刊されるらしい
狙われたのはジジイの懐で

「ワクワクするお金と時間の使い方を提案し
同世代の背中を押したい」と「顔」の氏






   2014年7月21日読売新聞より転載


で、女性を意識した
ファッションやレストランなどを
紹介してくれるそうだ


  


Posted by かとうさとる at 01:32 | Comments(0) | らくがき帖