2013年02月16日

銀座松屋で古流協会展開催中











あの人この人
懐かしい人の名が








日本女性新聞の紙面も早春一色
金沢の北国花展は何度も足を運んだことがあるが遠い昔

あの人この人懐かしい人の名を見つけた
またいつか、ぶらりと立ち寄ってみたいもの





銀座松屋で
古流協会展開催中








江戸時代の寛政頃(18世紀末)に描かれた「風流挿花図」の部分
(「いけばな美術展/MOA美術館」図録より転載)


生花は歌舞伎などとともに
江戸文化の爛熟期を彩る風俗のひとつで
その技を競う花会の流行を生んだ






こうした江戸の粋を今に伝えているのが
明和年間(1764~1771)の頃に誕生した古流で
全国各地で親しまれている







古流協会は、この古流の流祖今井一志軒宗普
中興の祖松盛斎関本理遊の伝統を継承する
有力流派13の会派による協会組織で
本展は東京に春を呼ぶ歳時記の一つとして親しまれ
現在に至っている







手直しを終えた関係者とお客さんが交錯して
あわただしく流れ始めた開場直後の生花ゾーン







こちらは現代華ゾーンのスナップ







不易流行という言葉があるが
伝統は変えてはいけない本質と
その本質を保証するための革新の二つが不可欠
写真は古流松藤会家元池田理英さんの生花







古流松應会家元千羽理芳さん(左)
古流理恩会家元宇田川理翁さん(右)







こちらは古流かたばみ会家元大塚理司さん

古流協会は池田昌弘さん、先代千羽理芳さんなど
日本のいけばな界を牽引した重鎮を失ったが
次代を担う人材にことかかないのは
さすがというべきか

古流協会展は

■2月18日(月)まで
■銀座松屋8階イベントスクエアで
  


Posted by かとうさとる at 20:39 | Comments(1) | いけばなから